忍者ブログ

「達人への道」「掲示板」「旅日記」は、こちらのブログにデータをまとめましたのでご利用下さい。

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第22部 (11話~最終話)
弟思いのあほんだら兄貴・大坂 (第十一話:H5.7.26放送) 
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

長次(櫻木健一)/清次(佐藤佑介)/江州屋総右衛門(早川保)/お袖(寺田千穂)/安藤軍造(江見俊太郎)/北前屋清右衛門(歌澤寅右衛門)/久助(高峰圭二)/仙太郎(竜川真)/伝法の熊五郎(長谷川弘)/丑蔵(岩尾正隆)/石割豊後守(高桐真)/寅吉(木谷邦臣)/久宝寺の五郎蔵(阿波地大輔)他

奈良へ行こうとしたご老公一行は、熊五郎のやくざ者に追われる賭場荒らしの男・長次を助け、急遽大阪へ行くことになった。熊五郎のイカサマ博打で素寒貧になった長次が頼みとするのは大坂の米問屋・江州屋の番頭に出世した弟・清次と主人・総右衛門の娘・お袖の縁結びだった。それを奉行の安藤軍造と商売敵の北前屋が私腹を肥やそうと妨害しお袖を清右衛門の息子・仙太郎との縁結びを企てていた。その一手として御所への献上米に細工し総右衛門と長次を牢に叩き込んでしまう。悪と結託したやくざ者の手は伸びていた。商いの町大坂で、人の心の欲を叩き潰すご老公。

弥七は休養中。
--------------------


密命帯びた娘巡礼・徳島 (第十二話:H5.8.2放送) 
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

淡野十郎兵衛(本郷功次郎)/淡野弓(東千晃)/淡野鶴(山田飛美)/文之助(小鹿番)/住吉屋孫兵衛(佐竹明夫)/鬼頭剛右衛門(亀石征一郎)/猪ノ口屋万蔵(穂積隆信)/蜂須賀綱矩(清川新吾)/木崎喜太夫(佐々木勝彦)他
--------------------


帰らぬ息子は船幽霊・高知 (第十三話:H5.8.9放送) ★★★★☆ 
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

加助(伊吹吾朗)/おさき(日高澄子)/おみよ(岩本千春)/毛利権太夫(外山高士)/安芸屋剛右衛門(田口計)/荒磯の勢造(荒勢)/仙吉(大木正司)/漁師(中嶋俊一)/半助(森山陽介)/中国人(壬生新太郎)/浜作(遠山金次郎)/漁師(池田謙治)他

二年前、船が沖で難波して死んだという息子に瓜二つの格さん、親孝行をする。

伊吹吾朗さん二役/ホントにこの黄門さまは泣き虫・・・/御禁制の抜け荷取引の相手の怪しい中国人、葵の御紋の威力はスゴイ。
--------------------


悪を懲らした姫だるま・松山 (第十四話:H5.8.16放送)  
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

おけい(北原佐和子)/松平定直(冨家規政)/仙波屋仁左衛門(新井量大)/加納帯刀(小沢象)/浦部金十郎(黒部進)/喜多屋(久保晶)/轡屋権造(福山象三)/藤八(森章二)/二郎(藤田哲也)/三吉(谷口公洋)/四助(佐野聖也)/お春(久世茜)/紋次(広瀬義宣)/庄屋幸兵衛(大木晤郎)/竹三(岡田和範)/金杉将監(中西哲夫)他

殿の若さをいいことに暗躍する悪。黄門さまが藩侯に、真の政を教える。
--------------------


牢屋に入った黄門様・広島 (第十五話:H5.8.23放送) ★★★★☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:井上泰治

夜烏の千太郎(西城秀樹)/太田屋おさい(鳳八千代)/尾島屋五郎兵衛(戸浦六宏)/沼田九郎右衛門(北原義郎)/浅野綱長(大竹修造)/おいね(山下志麻)/久作(早崎文司)/岡部重蔵(田畑猛雄)/多聞天の権蔵(牧冬吉)/丑松(浜伸詞)他

広島銘酒「唐紅(からくれない)」の醸造元であった太田屋の息子、千太郎が義賊となり広島へ戻ってきた。

「水戸黄門」に出てくる悪人はかわいげがあるからいいですね。
--------------------


白いおひげのお風呂番・別府 (第十六話:H5.8.30放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:井上泰治

おしの(山本みどり)/蔦屋おひで(大塚道子)/清吉(柴田光彦)/佐伯将監(原口剛)/毘沙門五郎蔵(井上昭文)/茜屋治兵衛(高野真二)/正太(及川潤)/三吉(加藤聡志)/勘助(結城市朗)/平次(山田良隆)/留吉(奔田陵)/飯屋の亭主(日高久)/人足(滝譲二)他

湯元の権利を一人占めして私腹を肥やそうとする悪人共を退治。博打好きの亭主と意地悪な姑に挟まれ、苦悩の嫁も助ける。

やはり弥七はイイ!粋な嘘で子どもを助ける。子ども心にいつまでもあの赤い風車は回る・・・。
--------------------


正義で織った大島紬・鹿児島 (第十七話:H5.9.6放送) ★★★★☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

有馬綾乃(鳳八千代)/有馬琴江(岩崎ひろみ)/有馬道之進(夏夕介)/大月軍兵衛(石山律雄)/竹森隼人介(近藤洋介)/奄美屋常助(歌澤寅右衛門)/老僧(幸田宗丸)/竹森以弥(志乃原良子)/目付役人(朝日宗記)/川村(波多野博)/茶店の店主(松田明)他

日本南端の大々名、島津家七十七万石の城下へ入ったご老公一行は、逼迫した藩の財布を立て直した名家老・竹森隼人介の噂を聞く。折りしも泥田の中で大島紬の泥染めに精を出す有馬綾乃と孫娘・琴江に出会い、薩摩藩を思う真情に心打たれる。だが息子・道之進が公金を横領して逐電したとの報せが。実はこれは目付・大月軍兵衛と奄美屋が仕組んだもので彼らは病状の妻・以弥を思う竹森の弱みをつかみ大島紬の横流しをしていたのだ。名家老とその名も高い竹森の不正の真実は?真の藩政改革の道を示した老公の温情溢れる裁きが下る。
--------------------


娘が綺麗になる方法・島原 (第十八話:H5.9.13放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:葉村彰子・佐藤五月/監督:山内鉄也

お玉(大西結花)/内藤玄蕃(睦五朗)/肥前屋(加藤和夫)/海坊主の又蔵(山本昌平)/丑松(江幡高志)/お咲(田中雅子)/伝八(中田博久)/お絹(太宰由美子)/野菜売人(伝法三千雄)/伍平(楠年明)/主婦(井上謹代)/村娘(小野恵未)/村娘(ソノ乃茉代)/村娘(西島邦江)他

島原に来たご老公一行は、卵泥棒をして農民達に折檻されている娘・お玉と会う。娘は捨て子として地蔵堂に孤児として住んでおり、自分が美人ではないから村人に嫌われていると思い込んで悪さばかりしていた。そこでご老公は「笑顔をわすれず人に尽くしていけば必ず綺麗になる」とお玉は言った。その頃、弥七はやくざ者に絡んでいた娘・お絹を助ける。だがその途中、鉄砲に撃たれ重傷を負う。実はこれは代官・内藤玄蕃と悪徳商人・肥前屋、海坊主の又蔵が仕組んだもので、彼らは女たちを南蛮へ送りその見返りに銃と交換する密輸をしていたのだ。早速、お玉はご老公に教えられ実行し、伍平の娘・お咲の手伝いをする。途中、崖から落ちるも飛猿に助けられる。だが帰ってきたら又蔵の子分の丑松と伝八が伍平の借金のカタにお咲を連れ出そうとしていた。お玉は自分を身代わりに連れて行けといったが、奴らはお咲共々お玉も一緒に連れ去ってしまった。内藤玄蕃と肥前屋が死んだと思っているお絹の身代わりとして2人を南蛮へ送ろうとしていたのだ。飛猿と弥七の話を聞いたご老公はお銀を奴らのアジトに送り込み密輸を企む悪人共を退治。
 
--------------------


悪が群がるカステイラ・長崎 (第十九話:H5.9.20放送) ★★★★☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

お糸(河合奈保子)/清次(渋谷哲平)/紀之助(沖田浩之)/寿福屋吉衛門(佐竹明夫)/西海屋重兵衛(小松方正)/臼倉主水(青山良彦)/治平(伊東知則)/轟の松蔵(前川哲男)/カピタン・シーベルト(ギアンナ・カラバイン)/ベルメル(ハル・ゴールド)/お篠(岡田千代)/久兵衛(日高久)/亥兵衛(中嶋俊一)/小萩(塚本加威子)/カステラ職人(壬生新太郎)他
 
日本で唯一の貿易港を有する長崎に着いたご老公一行は、爆竹とお囃子で賑わう竜踊りの雑踏で廻船問屋の西海屋重兵衛が何者かに狙撃されるのを目撃する。その中で怪我をした老舗・寿福屋の娘・お糸を助けたことから年に一度のカステイラ祭りを見物することになった。だが寿福屋に行ったら主人の吉衛門と味の工夫に苦しむ若い職人・清次が大喧嘩をしていた。吉衛門はあまりの頑固さから清次を追い出してしまった。その後、吉衛門とお糸がさっきの重兵衛狙撃未遂事件について撃ったのは抜け荷の罪で劣り潰しとなった大口屋の若旦那・紀之助ではないのかとう話であった。実は紀之助はお糸の婚約者で大口屋の抜け荷は西海屋が仕組んだものだtったのだ。そればかりか寿福屋の名カステラ職人の清次の父・亥兵衛の死も西海屋が仕組んだもの。彼には長崎奉行・臼倉主水と治外法権を主張する悪徳オランダ商人・ベルメルが付いていたのだ。今、彼らは今、寿福屋の取り潰しとお糸をわが者にする計画を立てていたのだ。一方、お銀は落ち込んでいた清次を慰めようと努力し、その結果、殺された父が使った工夫を手に入れた。準備が整った一行はオランダ将官長カピタン・シーベルトの元へ飛猿を使いに送り、異人服に身を包み日本とオランダの貿易を崩壊する悪企みを粉砕する。

お銀と清次のロマンスあり。助さんやきもき?/治外法権を主張する悪人ベルメル。でもそこはさすがに黄門さま、オランダ将官長シーベルトの元へ飛猿を使いにやる。長崎話は、必ず外国人出演者が多く、いつもとは雰囲気が変わって、また面白いですね。
--------------------


酔いどれ十手が悪を断つ・小倉 (第二十話:H5.9.27放送) ★★★★☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

次郎蔵(坂上二郎)/お久(神野美伽)/押尾玄蕃(名和宏)/猪之助(南条弘二)/お芳(工藤明子)/風神の軍兵衛(長谷川弘)/時造(三木敏彦)/お秋(吉井丈絵)/権造(西田良)/大槻武太夫(小笠原弘)/団六(赤城太郎)/寅吉(笹木俊志)/主婦(川本美由紀)他

妻を亡くして酒びたり、弱気の虫の目明しが、黄門さまの後押しでやくざ親子と悪代官に十手かざして立ち向かう。

助さん、ネズミ嫌い?八はヘビ嫌い?
--------------------


妻をも騙した武士の真実・萩 (第二十一話:H5.10.4放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

磯貝琴路(舟倉由佑子)/大野主膳(中野誠也)/長門屋(高野真二)/松江(松村康世)/毛利吉就(水上保広)/梶原(谷口高史)/村越秋乃(武田京子)/旅籠の女中(野村千景)/武永義太夫(根上淳)/磯貝清十郎(竹脇無我)

悪家老の悪事の証拠をつかむため、磯貝清十郎は仲間や上司、妻をも欺く。毛利三十六万九千石お家の大事。
--------------------


出雲の蕎麦は恋の味・出雲萩 (第二十二話:H5.10.11放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:矢田清巳

佐吉(角川博)/お千代(北岡夢子)/幸助(大木聡)/赤熊の五郎蔵(上田忠好)/藤代源太夫(田畑猛雄)/権太(岩尾正隆)/黒崎典吾(石倉英彦)/後作(山村弘三)/料亭の女将(星野美恵子)/芸者(泉千奈津)/芸者(丹波美奈子)/出雲碗与兵衛(生井健夫)/お駒(加茂さくら)

出雲の国で黄門さまが縁結び。出雲一の蕎麦屋「出雲庵」の放蕩息子佐吉も改心させる。

必見!弥七のどじょうすくいシーン。弥七と飛猿のつるみが多い回でした。
--------------------


悪計暴いた備前焼・岡山 (第二十三話:H5.10.18放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

おゆう(根本りつ子)/英二郎(中島久之)/大室屋作兵衛(須賀不二男)/佐伯四郎兵衛(船戸順)/備前遊山(森繁久彌)

岡山に着いたご老公一行は名物・備前焼を見に当代随一の名匠・備前遊山の釜場に入ったが、遊山は愛弟子・英二郎の造った備前焼を「自分の偽物を造ってどうする。」と言われすべて叩き割ってしまった。おまけにご老公が注文した花入れもけんもほろろの扱い。頑固じゃ負けないご老公は泊り込みで陶器の手伝いをする事になった。ご老公は気の落ち込んだ英二郎を慰めながら遊山が花入れを造るのを待っていた。その時、家老の佐伯四郎兵衛と大室屋作兵衛がやって来て遊山に将軍・綱吉に献上する花入れを急いで造るように言ったが、けんもほろろの扱いの遊山は「遅くなるから辛抱してくれ。」と言って2人を追い返した。だが2人は英二郎に偽物を造るように依頼するも断られる始末。怒った2人はやくざを使って英二郎を拉致し遊山を脅迫する。実は花入れを献上する相手は綱吉ではなく老中・田備前守で佐伯はおのれの立身出世のために遊山を利用したのだ。遊山は英二郎のために花入れを焼き上げるが、焼き上げた物はすべて失敗作で遊山はすべて叩き割ろうとしたが、英二郎のためにもその一つを佐伯に献上してしまった。英二郎は釈放されたが遊山は自尽喪失となってしまった。3人の為にも卑劣な企んだ佐伯と大室屋を懲らしめようとご老公がひと働き。


3代目・佐野黄門と初代黄門予定だった森繁さんの夢の競演。森繁さん、歴代三人の黄門さまとの共演を果たす。あおい助さん、お銀、飛猿も森繁さんとの共演を果たす。須賀不二男さんは本作が遺作となりました。
--------------------


助けた娘はお姫様・姫路 (第二十四話:H5.10.25放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:高倉祐二

本多雪(片岡京子)/明珍宗介(河原崎次郎)/高坂勘解由(南原宏治)/安間真左衛門(庄司永建)/お稲の方(水原ゆう紀)/しのぶ(丸山ひでみ)/周庵(中村竜三朗)/万田屋(歌澤寅右衛門)/お利恵(野平ゆき)/本多忠国(峰祐介)/侍女(山崎杏奈)/侍女(泉知奈津)/侍女(手嶋彌主枝)他

姫路藩十五万石の世継ぎ争い。次席家老・高坂勘解由が、お稲の方に生ませた不義の子・亀松を後継ぎにしようと万田屋の案と周庵の作った毒薬で雪姫と忠国の暗殺を企む。

助さんが助けた娘がお姫様。雪姫との一夜限りのロマンス。国家老の
侍女・しのぶを佐野黄門のテスト版で偽黄門の娘を演じた丸山ひでみさんが担当。
--------------------


夢の中で若旦那・鳥取 (第二十五話:H5.11.1放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

浪花屋正太郎(太川陽介)/美濃屋おりん(北原佐和子)/大出左門(亀石征一郎)/播磨屋与衛門(立原博)/嘉助(奥村公延)/権次(長谷川弘)/池田伯耆守綱清(平井昌一)/千造(伊藤達広)/与之助(竜川誠)/宗兵衛(浜田東一郎)/黒部弥太夫(岩尾正隆)/太十(疋田泰盛)/役人(笹木俊志)/伍平(溝田繁)他

鳥取に着くやになや日頃バカにされっぱなしの八兵衛が老公の計らいで若旦那に。助・格は番頭さんでお銀は女中、ご老公は爺やとなって大阪の紙問屋・浪花屋一行だ。その途中町奉行の計らいでたいそうなもてなしを受けるが、実はそれは酒と女で買い付け各地から集った紙問屋を腑抜けにし、こちらの言値で紙を買おうとし因州和紙の入札で利権独占を狙う地元の問屋・播磨屋と勘定頭・大出左門、町奉行・黒部弥太夫の藩をあげての接待を受けた悪巧みであった。一方、弥七は町を調べている浪花屋の若旦那・正太郎と出会い、飛猿は紙問屋・美濃屋の女主人おりんと番頭の嘉助の保護と手伝いをしていた。大満足の八兵衛だったが浪花屋の番頭・宗兵衛が現れ、ご老公一行は牢の中へ、大出たちは宗兵衛を利用して利権独占を成功に意欲を燃やした。ご老公は藩主を身代わりに牢を出て弥七、飛猿らと合流し因州和紙の不正を暴く!
 
第10部第18話と第14部第28話のニューメイク版!前2作では助さん、格さんが大活躍だったが、今回は飛猿が大活躍!更にばれて牢に入られる新たな工夫が施されている。
--------------------


誘拐された黄門様・豊岡 (第二十六話:H5.11.8放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:佐藤五月/監督:矢田清巳

加納屋光兵衛(佐野浅夫)/五郎八(車だん吉)/お八重(吉野真弓)/ぶん太(加藤純平)/常吉(頭師佳孝)/神林典膳(小林勝彦)/大口屋(穂積隆信)/伝吉(頭師孝雄)/為吉(高峰圭二) 他

杞柳で作る柳行李が名産の豊岡で、一番の杞柳問屋・加納屋の主人・光兵衛の顔型は見分けもつかぬ程にご老公に瓜ふたつ。しかし評判の強欲因業ぶりから下請けの職人達や店の人からは怨まれていた。職人の五郎八、ぶん太、常吉はひょっとこ面をかぶり喧嘩で助さん達とはぐれたご老公を間違えて誘拐する。一方、助さん達は何者かに狙われた光兵衛を助けご老公だと思い宿へ連れて行くも、お銀の調べで背中にホクロがある事から別人と判り、五郎八達も背中のホクロがない事から別人だと言う事が判った。一方、加納屋では身代金の事で店中てんわこんやだったが、お八重は旦那様の無事を1人祈っていて自分から金の受け渡しに行こうとしていた。その裏で番頭の伝吉がこそこそと誰かと会っていたその相手とは商売敵の大口屋と次席家老・神林典膳であった。さっきの光兵衛殺害未遂も2人がやくざの為吉に頼んで仕組んだもので彼らは利権を狙い光兵衛の命と店の鑑札、更にはお八重までも狙っていた。ご老公は次席家老達の陰謀を暴くと共に、そっくりの因業問屋に人の真心を悟らせる。

佐野浅夫さん二役。
--------------------


女たちの復讐・大聖寺 (第二十七話:H5.11.15放送) ★★★☆☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

望月志津(南條玲子)/おとよ(松本路子)/お美代(若林志穂)/茂平(浜田寅彦)/おきみ(吉井丈絵)/辰巳屋宗兵衛(長谷川明男)/依田内膳(菅貫太郎)/佐久間右京(西沢利明)/桝屋卯之吉(伊東知則)/越前屋仁左衛門(楠年明)/望月多聞(水上保広)/番頭(白川浩二郎)他

出湯の里、大聖寺温泉にて。抜け荷買いの罪をかぶせられ死んでいった者達の妻や、娘らの仇討ちを手助けする。

飛猿、ラブシーン!?
--------------------


響け正義の御陣乗太鼓・輪島 (第二十八話:H5.11.22放送) ★★★☆☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

矢島嘉兵衛(御木本伸介)/野田薗(水野美紀)/庄屋仁兵衛(真弓田一夫)/清吉(篠塚勝)/般若の大五郎(遠藤征慈)/仙波屋伝兵衛(森幹太)/畑中陣十郎(小沢象)/留吉(大島宇三郎)/とき(船場牡丹)/新助(南川晃)/金杉屋(阿木五郎)/大沢(出水憲)/須田(波多野博)/太吉(岡田和範)/惣助(大矢敬典)/塗師(宮城幸生)/奥方(爾乃美代)/女中(一条かおり)他

輪島塗りの問屋を一手にしきろうと画策する悪人共を、輪島の町に現れる白頭巾と協力して懲らしめる。

あおい助さんキザ過ぎる!!
--------------------


世継ぎを狙う毒の罠・高田 (第二十九話:H5.11.29放送) ★★★★☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

萩原喜兵衛(佐藤英夫)/栗山主膳(名和宏)/稲葉丹後守正通(武内亨)/田辺(円谷浩)/坂本玄朴(中村孝雄)/お万の方(小牧彩里)/入山(藤山司)/越後屋総兵衛(西山辰夫)/安田作左衛門(川浪公次郎)/川合(高橋弘志)/稲葉大三郎(武井三二)/旅の飴屋(日高久)他

稲葉十万三千石の世継ぎ騒動。越後騒動の悲劇を繰り返さないためにも、黄門さまが一肌脱ぐ。

今回は越後のちりめん問屋ではなく、丹後のちりめん問屋/悪人裁きがなかなか珍しいパターンでおもしろかった。
--------------------


黄金の島の鬼退治・佐渡 (第三十話:H5.12.6放送) ★★★☆☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳
 
白石礼次郎(誠直也)/白石勢津(浜田朱里)/石川刑部(石山律雄)/蓬莱屋金兵衛(草薙幸二郎)/荒神の虎五郎(今井健二)/虎一(佐藤仁哉)/与兵衛(松野健一)/お芳(山下志麻)/権十(時代吉二郎)/為吉(結城市朗)/安吉(笹木俊志)/迫田源十郎(阿波地大輔)/富三(有川正治)/大河原吉次郎(波田久夫)/蓬菜の女将(川崎あかね) 他

出雲崎に着いたご老公一行は海岸で雲助に襲いかかられた目の不自由な武家の妻女・勢津を助ける。彼女は公儀勘定方の役名を帯びて佐渡に渡り消息を断った夫・白石礼次郎を捜しに江戸から旅して来たという。その頃弥七は金山から逃げ出した男の殺害現場を目撃する。出雲崎では奉行の石川刑部と蓬莱屋金兵衛、荒神の虎五郎がイカサマ博打で領民を苦しめ、国の宝の金山を私利私欲の為に横盗りする大悪行をしていたのだ。一行は勢津を網元の与兵衛、お芳親子に預け、助さんを金山へ、格さんを浪人者・辰美格之介となって虎五郎の駑馬に潜り、ご老公、八兵衛、お銀は蓬莱屋の知り合いの料亭・蓬菜へ潜り込んだ。助さんは金山で人足達のひどい仕打ちを目撃し、お銀と飛猿は石川刑部の帳簿から不審な点に気づき、ご老公は次の一手として飛猿に山男・越後の熊丸となって金山に潜りこませた。助さんと飛猿は地獄の泥間歩の奥底で行方不明の白石礼次郎を発見!そしてここが隠し金山の本場だと判った。さらに弥七の調べでお寺で金の裏取引が行なわれると知り、一行は金山にいる白石と人足達を救出。そして今ここにご老公が奉行の企みを暴こうと怒りの鬼太鼓が鳴り響く。

本作は同部、並びに佐野黄門シリーズの最高視聴率24.6%を記録。手を変え品を変えを敵地に潜入する一行。格さんは「辰美格之介」と名乗る浪人者に。飛猿は「越後の熊丸」と名乗る山男?に。
--------------------


弥七は夫の敵!・新発田 (第三十一話:H5.12.13放送) ★★★★☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

時雨の音吉(中谷一郎)/お静(芦川よしみ)/稲森重太夫(青木義朗)/潮の仙蔵(深江章喜)/庄屋与左衛門(森塚敏)/野川屋吾兵衛(梅澤龍峰)/お夕(中原果南)/岩松(大木正司)/仙太(中西勇太) 他
 
借金を返すため野川屋へ向かった男が殺された。果たして借金を返した後に殺されたか否か?真実を握るのは弥七に瓜二つの風来坊。
 
中谷一郎さん二役。
--------------------


会津名物夫婦下駄・会津 (第三十二話:H5.12.20放送) ★★★☆☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

稲垣左門(大橋吾郎)/稲垣香織(生田智子)/稲垣万亀(大塚道子)/松平正容(石田信行)/沖藤玄蕃(松本朝生)/味岡典膳(早川雄三)/三国屋総兵衛(奥野匡)/梵天の滝蔵(福山象三)/味岡又八郎(鷲生功)/五平(鈴木淳)/おうみ(稲村友紀)/寅松(滝譲二)/仙太(井上茂)/桑田(白井滋郎)/お登世(島岡晶子)/女中A(春藤真澄)/女中B(沢田真理子)/女中C(森田知美) 他

家老の子息による嫌がらせを受け、有能な藩士稲垣の出世はままならない。

弥七出演せず。桐の下駄を作り、影で支える妻に八も感動。名物は食い物だけではないことに気づく!

--------------------


格さんの親友は脱藩者・白河 (第三十三話:H5.12.27放送) ★★★☆☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:高倉祐二

田岡京之介(寺泉憲)/兵藤梢(福家美峰)/磐城屋(高城淳一)/峯岸大膳(睦五朗)/広瀬玄蕃(原口剛)/鳴海屋(出光元)/田岡りく(日高澄子)/兵藤右近(大出俊)/大槻十内(唐沢民賢)/番頭(浜田雄史)/職人頭(芝本正) 他

名物白河だるまの問屋磐城屋にお世話になることになった一行。藩が物産の一手買い上げを鳴海屋に任せるという話を耳にする。

弥七出演せず。
--------------------


大黒様を笑わせた男・日光 (第三十四話:H5.1.10放送) ★★★★☆
--------------------
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

左甚五郎(左とん平)/政五郎(小林昭二)/子之助(柴田侊彦)/寅(山口弘和)/熊(竹田高利)/角右衛門(森章二)/殿村剛輔(久富惟晴)/前田綱紀(小笠原弘)/おかつ(松本友里)/講釈師(笑福亭鶴光)/稲葉河内守(西山辰夫) 他

日光東照宮の修復工事の棟梁を巡って。棟梁政五郎を助けるため、加賀百万石の殿様に、左甚五郎の彫った大黒様を三百両で売る黄門さま。

弥七、久しぶりの登場。お銀と飛猿の絡みがいいです。
--------------------


飛脚競べで悪を討つ・宇都宮 (第三十五話:H5.1.17放送)
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也


浅井屋おなみ(三浦リカ)/結城新三郎(夏夕介)/おこう(若林志穂)/房吉(山内としお)/栗太武太夫(川辺久造)/杉屋勘兵衛(穂積隆信)/熊笹の留蔵(長谷川弘)/兆次(中田博久)/天野屋(江並隆)/奥平昌章(水上保広)/おさわ(野中彩央里)/おぬい(東風平千春)/おその(相良瑠実子)/久之助(武井三二)/お駒(川崎あかね) 他


様々な街道が集り人や物の集散も盛んな宇都宮の町にやって来た御老公一行は、それにふさわしく元気な若い娘飛脚がやくざ者に狙われているのを目撃する。おこうを助けた一行は彼女が勤めている浅井屋に腰を下ろす。浅井屋は先代の後を健気に切り盛りする女主人・おなみと番頭の新三郎、飛躍頭の房吉、そして娘飛脚のおこう、おさわ、おぬい、おそのらによって支えられていた。だがそれを藩御用の鑑札を狙う商売仇の杉屋とやくざの留蔵、2人には町奉行・栗太武太夫がついており嫌がらせし放題だった。御老公は藩主・奥平昌章に手紙を書き二つの飛脚屋に駆け競べをさせようと計画し、目のくらんだ悪人どもを退治する。

弥七出演せず。今回は、宇都宮ではお馴染みの釣り天井ネタではなかったですね。釣り天井話、緊迫感があって好きなのですが…
--------------------



花のお江戸の大掃除・江戸 (第三十六話:H5.1.24放送) ★★★★☆
--------------------
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

山野辺兵庫(高松英郎)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/堀田備前守(永井秀明)/藤野屋(佐竹明夫)/お久美(八木小織)/妙鏡院(東恵美子)/菅谷監物(石浜朗)/春日井(高田美和)他

下野烏山藩の江戸家老菅谷が廻船問屋と結託、あの堀田備前の紹介で大奥のお局に働きかけ、ご禁制の品を売りさばいているという。だが、その抜け荷買いの疑いが水戸家付け家老の兵庫にかかった。兵庫の疑いを晴らすためにも黄門さまが一肌脱ぎ、堀田備前と対決!

光圀v.s.堀田!大奥の不祥事を無事解決できるか?
--------------------
達人への道第22部作成にあたり、マースクリアさんより多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました。
PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
悪計暴いた備前焼・岡山
佐伯四郎兵衛ではなく斉木。
  • 安部徹 さん |
  • 2013/12/24 (01:02) |
  • Edit |
  • 返信
ブログ内検索
カウンター
Copyright ©  -- あぁ水戸黄門  --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]