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カテゴリー「達人への道 26~30部」の記事一覧
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あらすじ

隠居して初めてのお正月を、江戸・小石川の水戸藩上屋敷で迎えた黄門さま。今年こそは日光東照宮へ参拝し、神君家康公に隠居の報告をしたいと願う。正月にもかかわらず助さんに剣術修行をつけられる格さん、お銀はおるいに読み書きの指導をみっちり受けていた。 新年を祝う一行の元へ突然やってきたのは、尾張大納言徳川光友。白い髭をたくわえた黄門さまとにこやかに対面したのも束の間、日光例幣使(れいへいし)に関する悪い噂を伝える。例幣使とは、年に一度朝廷から日光東照宮へ送り出される勅使のこと。

やがて春になり、一行は東照宮へ向かう。例幣使を盾に悪事を働く公家侍酒井らを退治し、念願の東照宮へ参拝。黄門さまの祖父である家康公の前から、新たな旅立ち。


レギュラー

水戸光圀 (石坂浩二)
佐々木助三郎 (岸本祐二)

渥美格之進 (山田純大)

おるい (加賀まりこ)

疾風のお娟 (由美かおる)

素破の次郎坊 (コロッケ)

せん (清水あすか)
みつ (児玉百合香)
ひで (尾上彩)
源吾 (横田凌祐)


全話紹介

初春の旅立ち・水戸・日光 (第一話:H14.1.7放送) ★★★☆☆
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音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:橋幸夫/西郷輝彦/舟木一夫
タイトルバック:市川崑
題字:朝比奈宗源
ナレーター:鈴木史朗
脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:井上泰治

徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/堀川厚信(村野武範)/望月庄左衛門(沼田爆)/若杉権之丞(入川保則)/おしん(尾上紫)/酒井秀之亮(石山律雄)/吉川(坂田雅彦)/弥左衛門(浅沼晋平)/徳川光友(橋幸夫) 他

日光例幣使の堕落ぶりを聞いた黄門さま、日光へ向け旅立つ。

遂に始まりました第30部。本シリーズから黄門さまも髭をたくわえます。江戸城にて綱吉の、黄門さま髭話からスタート。やはり髭がないのは不評だったんだろうなぁ
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やんちゃ坊主が仲間入り・足利 (第二話:H14.1.14放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎・鹿水晶子/監督:井上泰治

松本昇山(ベンガル)/お菊(岡本舞)/源吾(横田凌祐)/良助(西田篤史)/久室(小池榮)/吉田信之輔(朝日完記)/川田十四郎(渡辺哲) 他

一行が出会った幼い兄弟の父親昇山は仇持ち。だがその昇山は偽者で、子どもらの本当の父親ではなかった。

父母を探すために、幼い源吾が一行の仲間入りした。

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肝っ玉おかみの決闘・喜連川 (第三話:H14.1.21放送) ★★★★☆

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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎・横山一真/監督:金鐘守

佐吉(沢向要士)/喜兵衛(三夏紳)/田畑仙右衛門(杜澤泰文)/三浦甚五(佐藤仁哉)/茂平(荘司肇)/お玉(中村玉緒) 他

問屋場と口入屋のケンカが始まりそうな喜連川の宿。喜連川の宿場を我が物にしようとする口入屋と道中奉行一味らを、喜連川の新しい藩主と共に退治する黄門さま。一方、母子の絆を取り戻させる。

泣き虫格さん本領発揮?/これほどお忍び?上手な藩主さまもスゴイです。黄門さまに引けをとりません。
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殿を殴った指南役・松島
(第四話:H14.1.28放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

久枝(森ほさち)/矢島精兵衛(亀石征一郎)/沼野重造(大河内浩)/伊達綱村(草川祐馬)/伊達村和(羽柴誠)/又部弥七郎(藤岡弘) 他

仙台藩の凄腕剣術指南役を訪ねた一行。だが、指南役の弥七郎は、藩主の弟を殴り、役を退いていた。その弥七郎を自らの野望のために利用しようとする勘定奉行らの動きを察知した光圀は動き出す。
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謎の河童の恩返し・遠野 (第五話:H14.2.4放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:矢田清巳

弥平(沼田曜一)/おかよ(八木小織)/松岡半蔵(鷲生功)/文吉(鈴木豊)/上野帯刀(真田健一郎)/善兵衛(岡崎公彦)/伝内(青井敏之)/大月源之介(峰蘭太郎)/猪之吉(大迫英喜)/磯貝平八(山本直匡)/おつる(清水美沙)他

河童が現れるという遠野に入った一行。阿曽沼の残党の不穏な動きを察知し、藩重職の暗殺を阻止する。
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酔いどれ親父の北国に春・盛岡 (第六話:H14.2.11放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎・横山一真/監督:金鐘守

仙蔵(宮下直紀)/およし(高松あい)/石橋外記(内田勝正)/大黒屋六右衛門(児玉謙次)/伝助(丸岡奨詞)/益蔵(岩尾正隆)/伊兵衛(千昌夫) 他

腕のいい鋳物職人伊兵衛と知り合った一行。伊兵衛は十五年前に盛岡を出た身だが、子ども達を訪ね戻ってきた。殿様に献上する茶釜を巡って、伊兵衛親子が巻き込まれる。

今回、石坂黄門にしては珍しく、水戸黄門王道パターンでした/最後は千昌夫さんの歌でしめます。
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津軽と南部両藩公に物申す!・津軽 (第七話:H14.2.18放送) ★★★★☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:高倉祐二

もん(一色彩子)/風見藤左衛門(和崎俊哉)/古木又四郎(伊藤高)/ふじ(八木昌子)/南部行信(大竹修造)/津軽信政(水澤心吾)他

津軽と南部の争いに乗じて、津軽塗りの裏取引が行われていた。裏取引の現場を目撃し惨殺された夫の仇を討とうとする内儀を助け、両藩公の目を覚まさせる。

津軽と南部の争い話は、水戸黄門の中でも何話かありますが、それをどう黄門さまがいさめるかが毎回楽しみです。
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記憶を探した津軽三味線・陸奥十三湊 (第八話:H14.2.25放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:高倉祐二

留吉(中村獅童)/山下屋正兵衛(井上博一)/佐川勘左衛門(小沢象)/湊屋由次郎(二瓶鮫一)/岡鉄之助(及川以造)/お吉(安田ひろみ)/津軽三味線・演奏(西川洋子)/迫間新左衛門(壬生新太郎)/沢井又五郎(石倉英彦)/篠塚伊十郎(入江毅)/きん(前川恵美子)/およう(三船美佳

無理心中をしようとした男女を助けた一行。記憶をなくした女おようは、何者かにひどく怯えている様子。記憶を取り戻す手がかりは血痕のついた着物と「いわ様」という言葉だけだった。

両親を探す源吾、ようやく家に辿り着くがそこは廃墟だった。源吾の両親は行き方しれずに。
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娘が知った父の秘密・久保田
(第九話:H14.3.4放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:吉本昌弘/監督:金鐘守

石川屋忠兵衛(石田太郎)/お紺(芦川よしみ)/おきぬ(加藤夏希)/倉持正左衛門(河原崎次郎)/又七(世古陽丸)/弥兵衛(石沢徹)/橘重三郎(木谷邦臣)/尾中勘右衛門(小坂和之)/与平(はりた照久)/お稲(勇家寛子)/たつ(桂登志子)/仙蔵(李一龍)/神崎幸庵(織本順吉

大八車にはさまれた源吾。怪力の持ち主、商人忠兵衛に助けられたが、お娟は忠兵衛に見覚えがある様子。実はもと盗賊の一味だったが、今は過去の過ちをつぐない生きていた。そこへ現れた生き別れた娘を探す女お紺。二人の関係は…?
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女サギ師は子猫好き・酒田
(第十話:H14.3.11放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

おその(森下涼子)/紋八(三波伸一)/月岡半之丞(睦五朗)/西海屋市蔵(高野真二)/北村四郎右衛門(潮哲也)/仙太(三田村賢二)/お梅(湖条千秋)/最上屋徳造(森川正太)/おさい(岡まゆみ)他

実の娘だの、借金を払えだの、詐欺をして金を巻き上げようとする男女と知り合った一行。
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やんちゃ坊主の大冒険・敦賀(第十一話:H14.3.18放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

浅倉兵衛(安井昌二)/和(西田篤史)/金田主膳(藤堂新二)/榊甚四郎(小野真也)/茂平(多賀勝一)他

一行が船の中で下働きのたくましい少年和に出会った。自分の兄にそっくりな和に親近感を覚える源吾。実は和は敦賀藩主の息子和千代で、奉行の不正を藩の重鎮である浅倉に伝える任務を背負っていた。

今回は合成多し。船と海の合成でしたが、かなり不自然/おるいさん、再び登場。かなり久しぶりです。その代わり、源吾がせん・みつ・ひでと共に水戸へ帰る。。なのでくの一3人はしばらくお休みですね。
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古都に消えた!双子の秘密・京(第十二話:H14.4.1放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:井上泰治

六条安知(小野寺昭)/徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/堀川厚信(村野武範)/茂子(伊藤榮子)/七兵衛(草薙良一)/近衛関白(下塚誠)/若杉権之丞(入川保則)/井原西鶴(湯原昌幸)/源左衛門(峰岸徹)/徳川光友(橋幸夫)/お雪(加賀まりこ) 他

京の都を荒らすゝき党。その頭領がおるいの幼馴染、六条安知ではないかとの噂を聞き、彼に会いに行った一行だが、そこで彼の妻茂子が行方不明だと知らされる。またおるいにそっくりな女お雪も現れる。謎が謎を呼ぶ京の都で、2時間にわたる一行の活躍が見られます!

2時間スペシャル。おるいの出生の秘密も分かり、遂に源吾の父親も登場/恩師の死に、悲しみにくれる次郎坊。正式に光圀の配下に。
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黄門様は名鑑定士!・天橋立(第十三話:H14.4.8放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:矢田清巳

おせき(横山通乃)/おしず(勝野雅奈恵)/お松(田京恵)/おいと(遠藤真理子)/内藤治右衛門(冷泉公裕)/堀直政(中村孝雄)/清兵衛(常泉忠通)/堀俊之丞(辻輝猛)/向井将監(荒木しげる)/太市(藤田啓而)/猟師(島木譲二)他

質屋で千利休ゆかりの茶碗を見つけた黄門さま。この茶碗をめぐる城代家老の策略が徐々に明かになっていく。

格さんのほろ苦い恋物語。
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激闘!忍びの対決・和歌山(第十四話:H14.4.15放送) ★★★★☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:矢田清巳

香川蔵人(江藤潤)/半次(佐伯太輔)/あかね(鶴水瑠衣)/久作(レツゴー長作)/源蔵(中村方隆)/土屋忠次(立川三貴)/榎本平八郎(ダン・コージ)/徳川光貞(舟木一夫) 他

紀州に向かう光圀一行が伊賀者の一団に襲われた。御三家の水戸と紀州の仲を引き裂こうとする柳沢吉保の陰謀によるものだった。光圀を守る根来衆らと、光圀暗殺の命を受けた伊賀者らの激しい忍び同士の闘いが始まる。一方、公儀隠密の草の息子と、忍びの頭の娘の仲も取り持つ黄門さま。

紀州にくると、お馴染みの忍びネタ多し!いつも楽しみにしています。次郎坊とお娟も、息ピッタリの闘いぶり。
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謎の美人は危険な匂い・堺(第十五話:H14.4.22放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

お蝶(佳那晃子)/清太郎(西川弘志)/安二郎(樋浦勉)/権六(津村鷹志)/半兵衛(中田浩二)/中村の与三(森章二)/橘兵四郎(草見潤平)/天神の松助(滝譲二)/曾根崎の太十(福本清三)/浪平(勝野賢三)/八重(尾道凛)他

堺に入った一行は、お蝶という美しい女に出会う。だがお蝶は鉄砲の密造に関わっている様子。しかしお蝶の真の正体は与力につかわされた密偵だった。

美女お蝶にポーっとなる黄門さま達。おるいとお娟も愛想を尽かします。それにしても岸本助さんはかたいです。
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浪花の恋の夢芝居・大坂(第十六話:H14.4.29放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

近松門左衛門(桂三枝)/竹本義太夫(高田次郎)/清川(三浦リカ)/丹後屋九右衛門(磯部勉)/芳沢あやめ(坂東竹志郎)/喜兵衛(原哲男)/亀吉(大木こだま)/源兵衛(海原かなた)他

大坂で戯作者・近松門左衛門と出会った一行。近松はわずか3日で芝居をかいて上演するという約束を、丹後屋九右衛門としてしまう。近松に助けを求められた黄門さまら、舞台にも出演することに…。

次郎坊七変化。コロッケさん本領発揮。
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二枚目助さん女難の相・倉敷(第十七話:H14.5.6放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:井上泰治

おきぬ(中島ひろ子)/大島屋吉左衛門(田口計)/正蔵(柄沢次郎)/浅岡十三郎(伊東達広)/お新(梓陽子)/水野(大林隆介)/安田(小坂和之)/北川(稲田龍雄)/仁兵衛(新克利) 他

倉敷へきた一行。しかし助さんだけは浮かない顔をしていた。その矢先、助三郎を娘の仇と叫ぶ男と出会う。
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格さんのじゃじゃ馬馴らし・下津井(第十八話:H14.5.13放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:横山一真/監督:矢田清巳

お吉(有沢妃呂子)/お朝(長井梨紗)/細川綱利(堀内正美)/万吉(頭師佳孝)/西脇忠左衛門(大林丈史)/甚六(菊地康二)/小沼権蔵(笹木俊志)/高崎盛助(石倉英彦)/お熊(一木美貴子)/三平(岩井太郎)/亀蔵(芦屋小雁) 他

下津井へ入った一行。殿様献上の菓子作りに精を出す菓子屋「菓子浪」一家と知り合う。だが、若い後妻と先妻の娘の折り合いは悪く、主人の亀蔵は悩んでいた。そこへ、菓子を利用しての藩主暗殺計画。未然に食い止め、母娘の仲も取り持つ黄門さま。
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決戦!村人たちよ立ち上がれ・津和野(第十九話:H14.5.20放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:石坂浩二/監督:高倉祐二

奈津(濱田万葉)/よね(片桐はいり)/とも佑(笹野高史)/多胡真蔭(勝部演之)/与しじ(青山達三)/磯辺新左衛門(伊吹剛)/恵美是人(成瀬正孝)他

津和野へ向かう一行。だが、助さんが二ツ木村の娘・奈津を助けたことから、一行は皆村へ赴くことに。村では、庄屋と代官が結託して私腹を肥やし、人々の生活を苦しめていた。奈津は直訴しようとしていたのだった。一行と村人たちは団結し、戦うことを決意する。

石坂浩二さん脚本/久々に、せん・みつ・ひでの、せんが登場。
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新妻お娟の大奮闘・唐津(第二十話:H14.5.27放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

服部左馬之助(山内としお)/澄江(長内美那子)/青山図書(原口剛)/筒屋徳兵衛(真夏竜)/土井周防守(谷川俊)/相沢総十郎(田畑猛雄)/蓑吉(岩田和樹)/磯野平太夫(寺下貞信)/熊吉(木下通博)/服部源右衛門(山田吾一) 他

唐津に入った一行は勘定方の服部左馬之助と知り合う。左馬之助に惚れられたお娟。三日間だけ嫁になってくれと頼み込まれる。左馬之助は、藩の不正を暴くべく命を賭けており、最後の親孝行ということで、お娟を嫁にしたのだという。左馬之助の心意気に打たれた黄門さまら、唐津の悪を一掃。
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遊女が狙った異人館・長崎(第二十一話:H14.6.3放送) ★★★
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:高倉祐二

ケンペル(ケント・ギルバート/おとき(小林綾子)/有明の大尽(鶴田忍)/さだ(野平ゆき)/五郎兵衛(岩尾正隆)/与三次(吉岡博也)/親方(赤城太郎)/婆芸者(武田てい子)/鍋島元武(長門裕之/湊屋(西園寺章雄)/潮屋(山本弘)/喜三(柴田善行)/山下順之助(川鶴晃裕)他

長崎に着いた一行は、久々にオランダ人医師ケンペルを訪ねる。長崎ではオランダ貿易を目の仇にし、ケンペル暗殺を企む輩がいた。

格さん登場せず。印籠は助さんが出しました。
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神々の里の奇妙な話・高千穂(第二十二話:H14.6.10放送) ★★★★☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

捨三(赤塚真人)/お藤(山本ゆか里)/川上真左衛門(石田信之)/市兵衛(一龍斎貞水)/加乃(田中由美子)/武田郡兵衛(菅生隆之)/仲畑右京(真名古敬二)/梅津九太夫(藤沢徹夫)/香田達之進(勝野洋) 他

山道で幽霊とおぼしき怪しげな声を耳にした一行。庄屋の家に泊まることになり、切腹して果てたかつての郡奉行川上真左衛門の話を聞いた。

格さん、今回はところどころ一人でちょい出。
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いい湯だよお母さん・由布院(第二十三話:H14.6.17放送) ★★★★☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる・秋田佐知子/監督:金鐘守

はな(佐藤友紀)/亀吉(山口粧太)/鶴三(赤羽秀之)/治兵衛(園田裕久)/たね(樋田慶子)/森脇勘右衛門(野崎海太郎)/加治田平三郎(福本清三)/池元新輔(峰蘭太郎)/仁助(下元年世)/しゅん太(平井優也)他

山中、若者二人の喧嘩を仲裁した一行。湯を掘り当て、村を豊かにしようと夢見る若者を助ける。

格さん久々登場。
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我ら御老公の名代なり!・松山(第二十四話:H14.6.24放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

園田重信(中山仁)/マキ(宮本真希)/赤沢頼母(石田登星)/野本陣九郎(木村栄)/池辺直治郎(沖田さとし)/津島庄兵衛(川上真人)/松尾芭蕉(佐川満男) 他

松山藩の大事!藩専売の塩を横流ししている不正の証拠を届けるため、格さん、マキ、芭蕉が走る。まだ見ぬ父を救うため、娘の真心に打たれた格さん。

黄門さまとおるいはオランダ書物を研究するため小城藩に残ったということですが…。石坂浩二さん体調不良でダウン中/由美さん、今回はお色気まんてんです。
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父は子を、子は父を・高松(第二十五話:H14.7.1放送) ★★★☆☆
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脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:井上秦治

田宮勘左衛門(阿藤快)/玉井三郎兵衛(誠直也)/大塚七郎兵衛(伊藤敏八)おせい(島田沙羅)/美加(宮崎彩子)/井坂富五郎(松熊信義)/源吾(横田凌祐)/良助(西田篤史)/大久保公忠(阿部六郎)/小泉(福中勢至郎)/山形仙十郎(木谷邦臣)/横井(太田雅之)/藤井紋太夫(大出俊)/松平頼常(西郷輝彦) 他

大日本史編纂のため、書物を調べている光圀とおるいと別れた助さんら。やってきたのは,光圀の息子松平頼常が治める高松。財政難を克服するため,頼常は改革を行っていたが,頼常の目を盗み,裏で不正を働く輩がいた。

石坂さん、ダウンのまま30部が終了。色んな意味で前代未聞の水戸黄門でした。
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あらすじ

水戸藩二代目藩主である光圀は、江戸・小石川の彰考館にて大日本史編纂に取組んでいた。貞享元年(1684年)8月のことだった。江戸城内において刃傷事件が発生、老中稲葉正休により大老堀田正俊が惨殺された…。綱吉に疎ましく思われていた堀田が殺され、同じく綱吉と対立している光圀にも刺客の魔手が迫る。また、次期将軍候補として光圀が推している甲府の綱豊にも刺客が…。結局、光圀は綱吉と御側用人柳沢吉保の画策により隠居させられ、家督を綱條に譲り水戸へ。だが、天下の副将軍から水戸黄門へと立場は変わっても、世のため人のため尽くそうと決意を固めたのであった。


レギュラー
戸光圀 (石坂浩二)
佐々木助三郎 (岸本祐二)

渥美格之進 (山田純大)
おるい (加賀まりこ)
疾風のお娟 (由美かおる)
せん (清水あすか)
みつ (児玉百合香)
ひで (尾上彩)
素破の次郎坊 (コロッケ)


全話紹介

将軍が最も恐れた男・江戸(第一話:H13.4.2放送 2時間スペシャル) ★★★☆☆

音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:G3K(御三家)
タイトルバック:市川崑
題字:朝比奈宗源
ナレーター:鈴木史朗
脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:矢田清巳

徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/藤井紋太夫(大出俊)/桂昌院(白木万理)/望月庄左衛門(沼田爆)/徳川綱豊(花柳錦之輔)/おくみ(渡辺梓)/徳川綱條(島英臣)/瓜生忠蔵(鷲生功)/隆光(原口剛)/小谷の方(あらいすみれ)/土屋左京(岩尾正隆)/おきん(町野あかり)/吉田次兵衛(青井敏之)/井上玄桐(山本學)/鍋島元武(長門裕之)/G3K特別出演:徳川光友(橋幸夫)・徳川光貞(舟木一夫)・松平頼常(西郷輝彦) 他

光圀が隠居になるまでの推移を描く。
江戸城内にて刃傷事件が発生。綱吉に疎ましく思われていた大老堀田正俊が斬られた。同じく、目の上のタンコブだと思われている光圀にも魔手が迫る。


レギュラー一新、史実にのっとりながら描かれた新生水戸黄門。おなじみのオープニングも変わり、これからどうなって行くのやら…。まだまだ不安がつきません。



藩を揺がす贈り物・水戸(第二話:H13.4.9放送) ★★★★☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:井上泰治

柳沢吉保(橋爪淳)/望月庄左衛門(沼田爆)/徳川綱條(島英臣)/弥作(頭師佳孝)/青山主殿(河原崎次郎)/仙次(赤塚真人)/やえ(大方斐紗子)/矢野大三(大村波彦)/名張の耳(勝亦正)/大野(峰蘭太郎) 他

将軍綱吉から光圀へ、つがいの鶴が送られたが、その鶴が犬に食い殺されてしまった。これらは柳沢吉保をバックに犬目付けらが仕組んだもので、光圀を陥れようとする陰謀だった。

由美さん演じる疾風のお娟、さすが元山賊だけあって、脅しのやり口がかげろうお銀に比べえげつなくなってきました。たくましい由美さんに注目!



光圀を狙え!・潮来
(第三話:H13.4.16放送) ★★★★☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

松波勘一郎(石橋保)/お美代(有沢妃呂子)/梶原清兵衛(中野誠也)/望月庄左衛門(沼田爆)/速水兵庫(木村栄)/鎌田八郎(石田登星)/桜庭伊八(入江毅)/柳角造(武井三二)/郷士(高橋弘志) 他

佐竹藩の残党を利用し、光圀暗殺を企む柳沢。一方光圀は、薬草探しの途中で知り合った佐竹党の勘一郎と、党首の娘お美代に測量技術を教えていた。

今回はゲスト的に★四つ。中野誠也さんが渋くて素敵…。



珍客駆け込む西山荘・太田(第四話:H13.4.23放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/ケンペル(ケント・ギルバード)/おはる(島崎路子)/下川文蔵(伊藤昌一)/オランダ商館員(アンソニー・カラバイン)/井上玄桐(山本學)/鍋島元武(長門裕之) 他

酒の席で、将軍綱吉より屈辱を被ったオランダ商館のケンペル。彼はオランダを始め、諸外国に日本の将軍の愚かぶりを知らせると激怒。鍋島元武はケンペルを光圀に会わせようとする。

今回の綱吉はホントわがままというか、意地悪というか…。前シリーズまでの綱吉とすごいギャップがありますね。



波瀾万丈の旅立ち・甲府(第五話:H13.4.30放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:金鐘守

徳川綱豊(花柳錦之輔)/お袖(八木小織)/謎の男(佐川満男)/羽佐間正次郎(荒木しげる)/おはる(島崎路子)/伊八(芦屋雁平)/八右衛門(芝本正)/井上玄桐(山本學) 他

光圀が次期将軍にと推す甲府の綱豊が、最近、酒に溺れ人斬りまで働いているという。真実を確かめに、甲府へ向かう光圀主従。

遂に「この紋所が目に入らぬか!」が出た!格さん、まだまだぎこちないです/水戸黄門でもお馴染の芦屋雁之助さんの弟さんが出演。雁之助さんも早く元気になって、また水戸黄門にゲスト出演していただきたいものです/今回はかなり暗くて重~い展開でしたね…。



危機一髪!影武者大作戦・高崎(第六話:H13.5.7放送) ★★★★☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/藤井紋太夫(大出俊)/望月庄左衛門(沼田爆)/井上玄桐(山本學)/安藤重博(江藤潤)/東皐心越禅師【とうこうしんえつぜんじ】(山田吾一)/斎藤兵衛(滝田裕介)/国井左近(篠塚勝)/徳川綱條(島英臣)/名張の耳(勝亦正)/音羽の六郎(森山陽介) 他

甲府から高崎へ向かった一行。それを知った綱吉は、五日以内に江戸へ上がって大学の講義をするよう命じる。柳沢らはあの手この手を使って、光圀の邪魔をしようとするのだが…。

久々に素破の次郎坊が登場。あいかわらず渋く決めてます。



笛の音哀しき上意討ち・伊勢(第七話:H13.5.14放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:井上泰治

弥兵衛(高橋長英)/志乃(佐藤友紀)/片岡源次郎(赤羽秀之)/荒牧彦九郎(井上高志)/中田新八(竜川剛)/細井大炊助(五王四郎)/瀬川主水(野口貴史)/仁介(平岡秀幸)/お岸(ひろみどり) 他

藩内の不正の証拠を握ったがために、上意討ちという名目で悪党一味に命を狙われる河合弥五郎。今は弥兵衛と名を変え、笛師として、御神楽に奉納する笛作りに没頭していた。

大日本史編纂の資料を求めて、再び西山荘を発った一行。



友よ、立ち上がれ!・奈良(第八話:H13.5.21放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

永井兵四郎(田中実)/あかね(鳥居かほり)/才蔵(柄沢次郎)/加納主膳(須藤正裕)/村上源八郎(四方堂亘)/牧田総十郎(中田浩二)/今村信之助(小坂和之)/柴原伝兵衛(北見唯一) 他

柳生藩に主家を取り潰された浪人たちが暴れ回る奈良の町。見かねた助さん、旧友である奈良奉行永井に進言するが、永井は出世の道を選ぶ。子の仇を討とうとする人形使い夫婦の助太刀話もあわせて。

今回は助さんが熱い!!熱血助さんの友情物語。



老公の運命を握った女・熊野(第九話:H13.5.28放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:金鐘守

岩城兵庫(藤堂新二)/仙三(由地慶伍)/水野重上(大竹修造)/源八(大城英司)/速水蔵人(坂田雅彦)/甚助(笹木俊志)/三郎(ボブ鈴木)/おみち(小松千春) 他

紀州の国熊野の山中で、助格とはぐれてしまった黄門さま。仙三、おみち夫婦の小屋に泊めてもらうことになったが、紀州藩から身代金をとるための人質にされてしまう。

黄門さまの若い頃(?)の回想シーンあり。



石屋は頑固で石頭・湊川(第十話:H13.6.4放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:井上泰治

伝兵衛(石田太郎)/太吉(若林久弥)/おふみ(深山凛)/吉右衛門(松熊信義)/神田幸三郎(伊藤敏八)/遊び人の有次(井之上チャル) 他

荒れ放題になっていた楠木正成公の墓を立てなおそうと、評判の石工に仕事を依頼する黄門さま。だが石工の伝兵衛は黄門さまに負けず劣らず頑固者。伝兵衛の一番弟子と、娘の恋話もからめて。

史実に基づいて。シリーズ第一部でもこの史実に基づいた話「どっこい生きてた湊川」が放映されました。



木綿畑に正義の矢・出雲・松江(第十一話:H13.6.11放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

おまき(岩崎良美)/小田源吾(佐伯太輔)/岸崎左久次(有川博)/黒沼勘兵衛(亀石征一郎)/久美(南明子)/服部軍十郎(西田聖志郎) 他

鉄の利権を独占しようとする鉄山師ら悪党一味を退治。

助さん印籠出すものの、なんだか手が震えていたような…/遂に光右衛門と名乗った黄門さま。しかし縮緬問屋ではなく、ふたもの屋(?)でした/次郎坊が鉄山にこもってまで丹精こめて作った、コマ手裏剣(?)。光圀を狙うも、あっさりやぶられ、なんだか可哀想というかマヌケというか…。そのマヌケさが後のキャラ構成につながるのか!?



父を呼ぶ子の鯖街道・小浜(第十二話:H13.6.18放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:矢田清巳

吉兵衛(樋浦勉)/疾風の弥兵衛(石沢徹)/木村幸右衛門(山形恵介)/佐兵衛(杜澤泰文)/旅篭の主人(芦屋小雁)/弥惣七(森章二)/三方屋清左衛門(米倉斉加年) 他

親の手がかりがあるという小浜に着いたお娟はそわそわ、落ち着きがない。それを見かねたおるいと黄門さまが事情を聞き出し、実の父親探しに一役買う。漁師と魚問屋の闇取引も穏便に解決。

今回はお娟が主役。出生の秘密が明かされる。



少年よ大志を抱け!・大聖寺(第十三話:H13.6.25放送) ★★★★☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:鹿水晶子/監督:矢田清巳

田村権左衛門(高津住男)/茂平次(佐野圭亮)/横山左内(黒部進)/多賀屋喜兵衛(江藤漢)/又平(清郷流号)/与一(田宮拓・子役)/秀丸(富平和馬・子役)/はる(三原じゅん子) 他

細工物奉行が焼物問屋と組んで、九谷焼の横流し。研鑽塾合格を目指す与一には、格さんが勉強を教える。

初代と二代目助さんジュニアの絡みが多い回でした/次郎坊、徐々に改心しつつあるようです。



鬼オヤジの目に涙・井波(第十四話:H13.7.2放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鎮守

お栄(濱田万葉)/文吉(ひかる一平)/信二郎(若山騎一郎)/沖十次郎(立川三貴)/扇屋幸助(二瓶鮫一)/前田綱紀(下塚誠)/繁三(剛州)/宏造(三宅弘城)/久兵衛(竜雷太) 他

作事奉行が、城で使う道具類を仕切る御用商人と組んで、井波彫り潰し。

黄門さまは絵の才能もあるようです。井波彫りの名人も感服!/由美さんは相変わらず入浴シーン要求されるようですね。



非道巡察使に喝ッ!・高山(第十五話:H13.7.9放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:金鐘守

おいと(古柴香織)/坂上静之進(永野典勝)/小島兵左衛門(梅野泰靖)/米倉平十郎(野崎海太郎)/高田郡兵衛(草川祐馬)/柳井清十郎(若松俊秀)/岩田正之(橋本和人)/ 他

国替えで少々騒がしい飛騨高山の城下に入った一行。幕府の直轄とするための巡察使もやって来て、一騒動持ちあがる。

今週は素破の次郎坊の過去が明らかに/黄門さまは『旗本衆の生き字引』



葵の御紋の名推理・松本(第十六話:H13.7.16放送) ★★★

脚本監修:宮川一郎/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

丑松(前田吟)/大野監物(西沢利明)/志乃(日下由美)/北村道伯(津村鷹志)/浅倉左馬之介(内田勝正)/松宮小五郎(木下浩之)/太郎(平井亮裕・子役)/村上伊織(峰蘭太郎)/半次(舞の海秀平) 他

御殿医と勘定奉行が組んで、城代家老の毒殺を企む。それを知った医師、松宮は事故に見せかけて殺され、その死に不審を感じた黄門さまは事件の背景を探り始める。

今回がダイイングメッセージもあり!のサスペンスもの。黄門さまの名推理が冴える/お娟の手下の女忍者はスゴイ体力!/舞の海さん、殺陣のシーンでは張り手が出る! 



酒と涙と隠居と女将・高遠(第十七話:H13.7.23放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:井上泰治

小田慶一郎(中山仁)/おふじ(土田早苗)/崎山徳三郎(冷泉公裕)/留吉(伊崎充則)/里江(牛尾田恭代)/小田恭太郎(武井三二)/まさ(志乃原良子)/杉村藤左衛門(秋野太作) 他

高遠藩に入った一行。城下で起きている連続盗賊事件に出くわし、事件を解決しようとする元目付けの初老の武士を助ける。

鳥追い姿の由美さんが、やはり粋で素敵です。



渡る世間に鬼はなし・善光寺
(第十八話:H13.7.30放送) ★★★

脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

おきち(森下涼子)/玉助(三夏紳)/太朗吉(栗原卓也:子役)/河野留四郎(野仲功)/お八重(田京恵)/清吉(角田英介)/仙八(萩原流行) 他

善光寺に詣でた一向。旅篭の部屋はなんと十人近くもの相部屋。そこで仙八が持っていた十両が消え、格さんの財布の中から出てきた。

最近、推理物が続きますねぇ。今回は泣かせていただきました。



謎の俳諧師を追え!・高田(第十九話:H13.8.6放送) 

脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:矢田清巳

おふじ(麻乃佳世)/松尾芭蕉(佐川満男)/安田和之進(田中隆三)/曽良(石田信之)/稲葉丹後守(中村孝雄)/細川春庵(小笠原良知)/酒井文造(草見潤平)/お作(松村康世)/辰蔵(多賀勝一)/西岡安蔵(大迫英喜)/柳沢吉保(橋爪淳)/徳川綱吉(堤大二郎) 他

幕府の隠密として疑いをかけられた松尾芭蕉。光圀は、甲府以来の再会となる芭蕉の隠密疑惑をはらす。

録画失敗!無念。再放送に期待…。



岸壁に祈る母・柏崎(第二十話:H13.8.13放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:横山一真/監督:金鐘守

お常(宇津宮雅代)/清次(草野康太)/米蔵(園田裕久)/五郎八(深江章喜)/白崎兵衛(伊藤高)/大黒屋玄兵衛(出光元)/六助(菅原加織)/おまさ(飯島順子)/おみね(新村あゆみ)/卯之吉(入江毅)/平助(野土晴之) 他

黄門さまが見かけた,岸壁で手を合わせて祈る女。女は,佐渡金山から逃げてくる人足をかくまっていた。見つかれば重罪。危険をおかしてまで人足をかくまう訳は?佐渡で働いているらしい行方知れずの息子を探すためだった。



許せ!妻よ、友よ・新潟(第二十一話:H13.8.20放送) 
★★★

脚本監修:宮川一郎/脚本:鹿水晶子/監督:金鐘守

岩造(沢竜二)/木田屋九右衛門(草薙幸二郎)/静(北原佐和子)/井上玄桐(山本學)/川上良順(山口崇) 他

新潟へ到着した一行は角兵衛獅子の子どもらが不老不死の薬だと偽り,偽の薬を売っているのを知る。だが,金が儲からないと親方の岩造から体罰を受けてしまう。せんとみつは,かつて岩造の元で角兵衛獅子をしていたので,とても人事とは思えず心を痛める。一方,その偽薬を売っていたのは,なんと玄桐の友人の川上良順であった。良順は,最愛の妻を亡くしてからは医師としての自信や誇りをなくし,抜け殻のようになっていた。医者の良心に目覚めるよう,友を説得する玄桐。



天狗面が悪を斬る!・新発田
(第二十二話:H13.8.27放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:田上雄/監督:井上泰治

中山安兵衛(伊東貴明)/長井弥五左衛門(磯部勉)/おきん(友里千賀子)/溝口内膳(原田清人)/外山嘉兵衛(小沢象)/黒門屋甚五郎(でんでん) 他

剣術より学問が重んじられるという新発田藩に入った一行は、若い侍に乱暴を働く天狗面の男の噂を耳にする。

次郎坊ももはや仲間同然?お一味に助けられたり助けたり…。



祝言に飛び込んだ男・会津(第二十三話:H13.9.3放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:櫻井康裕/監督:井上泰治

おまさ(鮎ゆうき)/葛西準一郎(太川陽介)/会津屋正兵衛(宗方勝巳)/兼坂左京(青山良彦)/萱野三郎兵衛(小林勝彦)/大口屋(中村方隆)/兼坂主計(石井英明) 他

格さんが盆踊りで知り合った美しい娘は、しきりに江戸の話を聞きたがる。彼女は、漆の横流しの証拠をつかむため、城代の命により江戸へ向かった葛西準一郎の許嫁であった。

次郎坊の役回りがいまいち理解できないでいる…とりあえず黄門さまの命はもう狙ってないのだが、敵側につこうとしたり、お金を盗んだり。最初はクールだったのですが、だんだん三枚目的な感じになってきましたね…。



天晴れ!若殿の改革・白河
(第二十四話:H13.9.10放送) ★★★☆☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:岡本さとる/監督:金鐘守

お花(小西美帆)/松平直矩(阪本浩之)/早瀬武太夫(中原丈雄)/尾上(磯村みどり)/大槻源太夫(真名古敬二)/北沢弥五郎(石倉英彦)/小松屋利兵衛(柳川清)/種田勘五郎(若林豪) 他

白河に着いた一行。白河を治めていたのは若殿,松平直矩。だが財政は苦しく,人々の生活は楽ではない。染物屋の娘,お花が考える染物で藩を立てなおそうとするが,私腹を肥やそうとする次席家老が邪魔する。家老を陥れようと,次席家老の早瀬は遂には将軍家より拝領の犬まで殺害する。



陰謀と裏切りの果てに・水戸(第二十五話:H13.9.17放送 2時間スペシャル) ★★★★☆

脚本監修:宮川一郎/脚本:宮川一郎/監督:矢田清巳

徳川綱吉(堤大二郎)/柳沢吉保(橋爪淳)/藤井紋太夫(大出俊)/望月庄左衛門(沼田爆)/徳川綱條(島英臣)/井上玄桐(山本學)/徳川光友(橋幸夫)/松平頼常(西郷輝彦) 他

柳沢の企み再び!!水戸家家老藤井紋太夫を引き込み、光圀乱心の噂を広める。自分の子どもを世継ぎにしようとし、讃岐高松藩の転覆をも図る。

脚本はやはり宮川さんが最後を飾りましたね。ハラハラしたり泣けたりして、おもしろかったのですが、人物像のギャップ、特に紋太夫と綱吉、についていけなくて少々混乱することも…。29部を終えて思うこと。由美さんの入浴シーン等お色気路線も多少あったり、最後の最後でヒゲを生やしたり、終盤は印籠を出すシーンもお馴染みのものが多かったり等…。やはり視聴者からそういう要望が多かったのでしょうか、「新生水戸黄門」と銘打って180度方向転換気味?に始まった29部も落ち着くところに落ち着いたという感じがします。さあ、来年一月から始まるという、水戸黄門第30部。一体どうなることでしょう…。

あらすじ

ある日黄門さまは、将軍綱吉を江戸城に訪ねた。家康公が制定した東海道五十三次のおかげで人々の暮らしは豊かになったものの、あちらこちらにほころびが出来てきた。東海道のどこに傷やほころびがあるか、確かめて直すためにも、旅に出たいと語る黄門さま。真剣なまなざしに、黄門さまの意気込みを感じ取った綱吉も賛同、一行は心置きなく水戸を旅立ったのであった・・・。 


レギュラー

水戸光圀 (佐野浅夫)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾郎)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
植の飛猿 (野村将希)


全話紹介

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音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:あおい輝彦・伊吹吾郎
題字:朝比奈宗源
ナレーター:柴田秀勝

第一話
五十三次世直し旅・品川
① ★★★☆☆
② 丹沢播磨(本郷功次郎)/由紀(中原果南)/鍬形外記(大門正明)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/坊主(鈴木史朗)他
③ 家康公が制定した東海道五十三次のほころびを直すため旅立つ一行。早速事件が・・・。
④ なにやら新鮮な試みがあちらこちらで・・・。いきなり物語が始まってびっくり。

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第二話
黄門様は恋の道先案内人・小田原
① ★★★★☆
② お京(濱田万葉)/篠田平八郎(土門廣)/菊江(原知佐子)/小雪(岡本伊代)/大垣金太夫(森章二)/源之進(森岡弘一郎)/歌助(桂歌助)他
③ お供とはぐれ、無一文の黄門さま。女先達お京と知り合い、名所を案内してまわる。
④ 下手な先達役で噺家の桂歌助さん出演。以降しばしば顔を出すそう。

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第三話
箱根の山で敵討ち・箱根

② 吾平(長門裕之)/吾市(朝日完記)/おとく(千野弘美)/大河原軍十郎(中田博久)他
③ 手打ちにあった息子の無念をはらそうとする、年老いた棒鼻(荷物持ち)の吾平。


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第四話
風雲渦巻く駿府城!・江尻・駿府
① ★★★☆☆
② 篠田専之助(橋爪淳)/好枝(小松千春)/宮本無道(栗塚旭)/真崎嘉門(誠直也)/乙川安之進(田中隆三)/真崎芳次郎(柄沢次郎)/与市(伊藤高)/小出帯刀(大出俊)/山根喬之助(加山雄三)/おしず(由美かおる)他
③ 駿府城の古井戸の底に眠るという、徳川埋蔵金を巡る謎に巻き込まれる一行。
④ 30周年特別企画水戸黄門スペシャル!!2時間にわたり一行の活躍が見られる!

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第五話
母子涙の大井川・島田
① ★★★★☆
② 松吉(小谷幸弘)/妙(服部妙子)/兵六(樋浦勉)/茂平(頭師孝雄)/黒川軍兵衛(亀石征一郎)他
③ 無理な川止めが続く大井川。病気の母に会うため、松吉と黄門さまは法を破って川を渡る。
④ ちょっと珍しいパターンでおもしろかった。脱マンネリ化を図りつつあるのでしょうか?

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第六話
父子で描く名人芸・掛川
① ★★★☆☆
② お静(根本りつ子)/狩野満伸(内藤武敏)/狩野満安(竹脇無我)/出羽屋唐兵衛(小沢象)/野上彦左衛門(庄司永建)/仙崎大膳(近藤洋介)他
③ 名人絵師と勘当された息子の仲を黄門さまがとりもつ。家光公の霊をまつる寺の襖絵を巡って。
④ 家光公没後350周年。今回はタイムリーな話題ですね。

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第七話
あっ!印籠がない・袋井

② 彦十(島崎俊郎)/忠助(西山浩司)/おまき(五十嵐いづみ)/岩田九十郎(河原崎次郎)他
③ 印籠共々、荷物が盗まれた。印籠はやがて代官所の手代、岩田の手に渡るが・・・。
④ う~ん・・・そのまんまのタイトルですね・・・。

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第八話
始末屋泣かせる参勤交代・浜松

② 木下平内(荻島真一)/武田数馬(大塚よしたか)/原田総十郎(黒部進)/久右衛門(出光元)/お袖(原田佳奈)/源七(谷幹一)他
③ 但馬出石藩の大名行列の泊まった旅籠で事件が・・・。家康公手彫りの仏像が壊された!?


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第九話
関所を破る男装の密使・新居
① ★★★☆☆
② 奈保(高嶺ふぶき)/森田新八(井上純一)/石川頼母(磯部勉)/新篠久右衛門(玉川伊佐男)/青山数正(花柳錦之輔)/仙頭嘉門(小林勝彦)他
③ 青山藩の世継ぎ騒動。関所で捕らえられた男、実は青山藩江戸家老の娘、奈保だった。
④ 今回ちょっと皆さん気合が入り過ぎという感じがしました・・・。

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第十話
見てはいけない狐の嫁入り・吉田
① ★★★☆☆
② おせん(佐藤友紀)/飯塚伝八郎(伊藤敏八)/五郎蔵(山本昌平)/(西沢利明)他
③ 狐の嫁入りの正体は盗賊集団・・・。黄門さまが赤子を拾ったことから、偽狐の退治へ乗り出す。
④ 大雨で雷がなる中、一人で見てたのでちょっと怖かったです・・・。

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第十一話
恋を叶えた岡崎燈籠・岡崎
① ★★★☆☆
② 弥平(東野英心)/おその(上村香子)/おくみ(古柴香織)/新吉(若林久弥)/野村監物(大林丈史)/勘助(二瓶鮫一)/水野忠盛(鷲生功)/歌助(桂歌助)他
③ 将軍家献上の雪見灯籠を巡って。名人石工の弥平と問屋場の若旦那の母おそのの恋も応援。 
④ 東野黄門さまの息子さん久々の登場。

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第十二話
女三人崖っぷち勝負!・鳴海
① ★★★☆☆
② おとき(岡まゆみ)/おてつ(石井トミコ)/おそで(吉野悦世)/中島屋(入川保則)/曽根典膳(石山律雄)/彦六(車だん吉)/お吉(入江麻友子)他
③ 祖母、母、娘の母娘三代で切り盛りするわびしい旅籠、扇屋に泊まった黄門さま。扇屋を盛り立てようと試行錯誤。
④ 唐人に変装して手品を披露したお銀と飛猿。お銀はさまになってたけど、飛猿はインチキ中国人みたいだったな・・・。

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第十三話
哀しきゴマスリ出世道・桑名
① ★★★☆☆
② 雨宮慎之介(ルー大柴)/軍兵衛(長門勇)/早苗(八木小織)/大沢帯刀(山下洵一郎)/松岡左内(石濱朗)他
③ 出世のため、ゴマをすりつづける慎之介。出世を取るか許嫁を取るかの岐路に立たされる。
④ 久しぶりに意見が分かれて、喧嘩気味の助格。

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第十四話
忍者が狙った御老公・名張
① ★★★☆☆
② お玉(三船美佳)/甚六(片桐竜次)/久助(後藤光利)/辰次(草薙良一)/宇陀屋(三夏紳)/五兵衛(森次晃嗣)他
③ 大金を持つ黄門さま、忍びの里名張で狙われることに・・・。それもこれもここ数年続いた不作のせいであった。
④ 一行、弥七の故郷へ足を踏み入れる。弥七の名前は出てくるものの、本体は・・・/久しぶりの悲劇仕立て。

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第十五話
狸になった若旦那・信楽
① ★★★☆☆
② 太吉(竹本孝之)/お民(伊藤つかさ)/田坂屋(梅野泰靖)/弥助(木場勝己)/鬼熊の権三(三角八朗)/相馬屋(中村方隆)/田端軍太夫(田口計)/田口市之進(佐迫大輔)他
③ 信楽ではお狸様と名乗る男のお告げがよく当たると評判になっていたが、その裏にはどうやら悪人共がからんだ事情があった。
④ 暗号解読なら黄門さまにおまかせ。

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第十六話
恐れ入ったか!お茶壺道中・草津
① ★★★☆☆
② おさき(麻乃佳世)/辰三(渋谷哲平)/芳春(青木良彦)/折平(安藤一夫)/三浦屋(宗方勝己)/本多隠岐守(大竹修造)/北原主膳(岩尾正隆)/他
③ 将軍に献上するお茶を江戸へ運ぶ大切な行列、お茶壷道中を巡って。
④ 

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第十七話
暴れん坊は紀州の若様・京
① ★★★★☆
② 新之助(茂山逸平)/彦造(坂本朗)/お花(尾羽智加子)/徳右衛門(和崎俊哉)/宗方主膳(中野誠也)/服部総十郎(堀田真三)/万吉(辻本茂雄)/加納半兵衛(朝倉一)/歌助(桂歌助)他 
③ 紀州徳川家の三男、新之助の性根を黄門さまが叩き直す。京野菜の販売独占も絡めて。後の徳川家八代将軍吉宗の若かりしときのお話。
④ 黄門さまも若いときは暴れん坊でした。 

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第十八話
大人もビックリ!天才少年・枚方
① 
② 太郎吉(久野雅弘)/おちよ(武部まりん)/おたか(立花理佐)/清吉(西川忠志)/大黒屋弥兵衛(曽根晴美)/田中新蔵(原口剛)/おさわ(中村玉緒)他
③ 牧方で賢くて度胸もある少年、太郎吉に出会った一行。黄門さまは太郎吉を水戸へ連れて帰り、侍にしたいと考える。 
④ 初代、二代目と続き三代目黄門さまとも共演を果たした中村玉緒さん。

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第十九話
千両箱で町おこし・守口
① ★★★☆☆
② お玉(うつみ宮土理)/おせい(山田スミ子)/黒川九郎兵衛(中丸新将)/だんじり伝兵衛(星セント)他
③ 千両箱を駕籠に乗せて運ぶ女、お玉に誘われて一緒の宿に泊まることになった一行。景気の悪い守口に活気を取り戻す秘策があると、町の人々に期待を抱かせるが・・・。
④ 

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第二十話
浪花娘のうな丼勝負・大坂
① ★★★☆☆
② お近(小林綾子)/善兵衛(芦屋小雁)/徳次(吉田次昭)/立山杉右衛門(左右田一平)/大黒屋(江藤漢)/金太(坂田利夫)/平助(島木譲二)他
③ うなぎ弁当の味比べ勝負を巡って。うなぎ屋の女主人に江戸で流行っている蒲焼きの新しい工夫を伝授する黄門さま。
④ ここ最近、黄門さま一行は関西にいるので吉本の人たちの出演が多い/うなぎおいしそうでした・・・。

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第二十一話
意地と涙の人形芝居・淡路
① ★★★☆☆
② 染丸(森下涼子)/宗助(篠塚勝)/船木屋治兵衛(高野真二)/上村源之丞(園田裕久)/日野屋粂造(津村鷹志)/唐崎藤兵衛(内田勝正)/おもと(佐野アツ子)他
③ 名物の淡路人形浄瑠璃を巡って。殿様御上覧に向け、はりきる宗助と染丸だが、宗助がならず者に襲われ怪我をする。
④ 徳島や淡路の人形芝居を題材にした話は結構好きです。人形の動きに惚れ惚れ。

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第二十二話
助っ人助さん仮祝言・兵庫
① 
② 勢津(紫とも)/茂平(佐竹明夫)/梶本権太夫(鹿内孝)/田島屋芳蔵(工藤賢太良)他 
③ 銘酒「灘の誉」を造る灘屋の女主人、勢津と祝言をあげることになった助さん。「灘の誉」を将軍家へ献上する話にはからくりが・・・。
④ お銀の衣装が赤から元の紺へ!?やはり不人気だったのかな・・・。

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第二十三話
最強の敵現る!危うし白鷺城・姫路
① ★★★★☆
② 六兵衛(江藤潤)/本多忠国(中島久之)/中山数馬(伊吹剛)/早苗(福家美峰)/梶山甚内(片岡弘貴)/本多平八郎(高柳博)/鍋之助(高良与一)/都築惣左衛門(川浪公次郎)/雪花のお了(田中巴里絵)/新堂小次郎(李一龍)/赤雲坊(笹木俊志)/渡辺新三(柴田善行)/山崎勘兵衛(高橋弘志)/宮司(波多野博)/登川弾正(吉田輝雄)他
③ 先君の御落胤であると、偽の跡取りを擁立、分家独立を公儀に申請するよう、家老の弾正が平八郎と早苗、更には黄門さままでを人質に寺に立てこもった。敵は忍びに武芸者にと、道中最大の危機が訪れる・・・。
④ 久しぶりのハード路線。こんなときに弥七がいれば・・・と思うことしきり・・・/忠国公は黄門さまの甥。黄門さまの弟の子ども。

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第二十四話
恋した人は謎の隠密・赤穂
① ★★★☆☆
② 与市(舟木一夫)/おしほ(日下由美)/庄兵衛(小鹿番)/大野九郎兵衛(高城淳一)/大野定九郎(由地慶伍)/川村(北村晃一)/原惣右衛門(五王四郎)/大石内蔵助(横内正) 他
③ 赤穂の領内では、塩作りの製法を盗もうとする隠密を厳しく取り締まっていた。そこへ又、吉良から隠密が・・・。名は与一といった。
④ 900回記念。ゲスト陣も豪華です/お銀の衣装が再び赤へ・・・。紺の方がいいな・・・。

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第二十五話
お銀涙の子守唄・岡山
① ★★★☆☆
② 神崎周平(五代高之)/津田永忠(寺泉憲)/有馬帯刀(中村孝雄)/潮屋正五郎(小島三児)/岩原仁兵衛(伊東達広)/おみつ(内堀美咲)/常吉(白井滋郎) 他
③ 幼い子供たちを過酷な銀山の労働力として売り飛ばす悪人共を成敗。お銀の女心も見せる。
④ 今回はお銀が主役。久しぶりのお銀殴られシーン有り/山賊姿で暴れまわる助・飛猿、用心棒姿の格さん。

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第二十六話
暴君を斬る!男の剣・矢掛
① ★★★★☆
② 風間平蔵(西郷輝彦)/吉川越中守(川崎麻世)/文吉(酒井敏也)/おゆき(丸山真歩)/大沢喜八郎(桐山浩一)/次郎左衛門(荒木将久) 他 
③ 上意討ちを命ぜられた豊後浜岡藩の目付け風間平蔵と知り合った一行。
④ W輝彦ならず!助さんは今回もお休み。お体に気をつけて下さいね。

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第二十七話
格さんの恋!・福山
① ★★★☆☆
② みな(三井ゆり)/善兵衛(山本紀彦)/黒川武太夫(藤堂新二)/井筒屋(中田浩二)/おさき(岡田千代) 他
③ 山での急な雨。足をくじいた保命酒屋の娘みなを助けた格さん。二人は次第に引かれ合うようになっていった・・・。
④ 今回は格さんが主役。格さんの恋はホントいつでも真剣勝負ですね/久しぶりにお銀を振る悪代官登場。お銀曰く「百年早い!」だそうです。

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第二十八話
兄ちゃんを救え!恐怖の人柱・三原
① ★★★☆☆ 
② 宗助(太川陽介)/お登勢(有沢妃呂子)/元太(岩淵幸弘)/おもん(遠藤真理子)/真崎伝九郎(潮哲也)/留次郎(南条弘二)/臼倉大膳(石橋雅史)/鳴海屋(高津住男) 他
③ 治水事業で不正を企む悪人共。邪魔者は口封じのため、人柱にされる・・・。
④ 

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第二十九話
妻を裏切る夫の本心・広島
① ★★★☆☆ 
② 秋月真之助(山城新伍)/竹乃(大塚道子)/萩尾(大塚良重)/潮田半次郎(山本陽一)/都築蔵人(立川三貴)/大海屋(北町嘉朗)/木口紋太夫(山本清)/加賀市之助(北見誠)/桑田欣之丞(藤巻裕己)/蓮室了斉(川浪公次郎)/潮田主馬(吉田輝雄) 他
③ 親友を殺害し、密貿易に手を染める国家老一味らの証拠をつかむため、秋月は本心を隠し敵の懐に入り込む。


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第三十話
あばずれ娘と瀬戸の花嫁・宮島
① ★★★☆☆ 
② お夏・お秋(岩崎ひろみ)/麻吉(高橋長英)/幸介(西川弘志)/捨造(きくち英一)/伝次(結城市朗)/盛山修理(三上真一郎)/九兵衛(江見俊太郎) 他
③ 廻船問屋「府中屋」の娘お夏と細工物作りの麻吉の娘お秋は双子の姉妹だった。捨てられたのは姉のお夏。姉の為、不良娘のお秋が一肌脱ぐ。
④ ゲスト出演者が二役。レギュラー出演者の二役はよくあるのですが、珍しいですね。そういえば、飛猿の二役は見たことない・・・。

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第三十一話
大嘘小嘘・問答無用・岩国
① 
② 彦兵衛(小笠原良知)/茂吉(山口粧太)/幸次郎(ひかる一平)/まつ(越智静香)/権藤剛太夫(横澤祐一)/筧金十郎(四方堂亘)/お文(山口瑠美) 他
③ 紙の名産地である岩国に到着した一行。だが専売制度により厳しく管理されており、商人職人の生活はままならない。
④ 

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第三十二話
リストラをぶっ飛ばせ!・防府
① 
② 井口竹四郎(大橋吾郎)/槙(鳥居かほり)/川野刑部(河原崎建三)/高山左内(石田登星)/吉乃(島崎路子)/及川十兵衛(須藤正裕)/淡野勘兵衛(小松政夫) 他
③ 三田尻では、解雇され浪人になった侍達であふれていた。
④ 

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第三十三話
母子の再会涙の白洲・赤間関
① ★★★★☆
② おきぬ(佳那晃子)/澄江(北林早苗)/望月和馬(岡田聡)/弥平(沼田爆)/影山兵庫(溝口舜亮)/赤間の鉄五郎(大木正司)/お甲(日向明子)/大野監物(田畑猛雄)/望月六郎左衛門(南条好輝) 他
③ ふぐで有名な赤間関に来た一行だがふぐがなくがっかり八兵衛。赤間の鉄五郎の買占めによるものだった。
④ 生みの親と白洲で対面、泣かせます!

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第三十四話
日の本一の謎の影武者・博多
① ★★★★☆
② 久蔵・黒田綱政(橋幸夫)/彩乃(山本みどり)/榎本兵馬(宍戸勝)/黒田長之(本宮泰風)/松岡弾正(藤田宗久)/吉田帯刀(高橋昌也) 他
③ 福岡藩主黒田綱政が、お家のっとりを企む甥の長之により、襲われ怪我を負った。おりしも福岡藩へは、幕府の巡見使が訪れるという大事な時期。家老の吉田は、綱政そっくりの人形師久蔵を影武者にしたてたのだが・・・。
④ 佐野黄門さま一行、お疲れ様でした!!水戸へ戻らず、博多までの片道紀行のこのシリーズ、楽しく見させていただきました。皆の闘いぶりがまんべんなく、テンポ良く映し出されているのが良かった・・・。そして、ラスト、レギュラー陣のお顔が一人一人映し出されたとき、ちょっとウルウルきてしまいました。本当にお疲れ様でした。
 

 


あらすじ

西への旅を終えて半年、黄門さまは西山荘で晴耕雨読の日々を過ごしていた。そこへ訪ねてきた華やかなお客は、黄門さまの弟・頼元の孫娘の沙耶姫。陸奥守山二万石松平家のご息女だ。その沙耶姫に将軍綱吉が勧める縁談話が持ち上がったという。相手は、盛岡藩十万石南部信濃守行信の若君・鶴千代。なかなかの若君だとの評判は、黄門さまの耳にも入っていた。だが相手とは全く面識もなく、自分が納得した人物と一緒になりたいと嘆く沙耶。かわいい孫娘のため、盛岡まで婿を見定めに旅立つ黄門さま。お城勤めに退屈していた助さんと格さんも、八と共に黄門さまを追いかける。

十六話目からは、信州・松代から黄門さまを探して旅する娘お千代と出会う。お千代が奉公する殿村家の若殿さま・三郎が、お城に上がったまま行方が分からないのだという。松代十万石真田家に何やら大事が勃発した模様。お千代を伴い、松代へ向かう一行。

二十五話目からは、威勢のイイ娘飛脚お妙が登場。お妙が上田藩五万八千石の殿様のご落胤であり、家督を継ぐために江戸の殿様に目通りをして欲しいという使いがきた。父である殿様に会うため一行と共に江戸へ向かう。


レギュラー

水戸光圀 (佐野浅夫)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾郎)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
柘植の飛猿 (野村将希)
風車の弥七 (中谷一郎)

沙耶 (笹峰愛)
お千代 (森永明日夏)
お妙 (そめやゆきこ)


全話紹介

旅のはじめの恋騒動・水戸・岩城 (第一話:H11.3.22放送) ★★★☆☆

 


音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:あおい輝彦・伊吹吾郎
題字:朝比奈宗源
ナレーター:柴田秀勝
脚本:大西信行/監督:矢田清巳

おしほ(島かおり)/専称堂(浜田光夫)/沙耶(笹峰愛)/おりん(堀江奈々)/多吉(西川弘志)/おせき(佐野アツ子)/権八(山本昌平)/佐之助(青井敏之)/平助(望月太郎)/恩田武平(時代吉二郎)/沖田五郎左衛門(栗塚旭) 他

西山荘に華やかなお客がやって来た。黄門さまの弟の孫娘・沙耶姫。上様お声がかりのご縁談に不満の様子。ならば婿を見定めにと、盛岡を目指して旅立つことになったお馴染みの一行。途中、岩城平の旅籠で耳にした縁談話が気になった黄門さま。仏具屋の娘おりんが意に染まぬ縁談を嫌い、手代の多吉とかけおち、心中騒ぎ。その縁談が土地のやくざ者権八と町奉行与力が組んで、役目をかさに金儲け―という事実を知った黄門さまは、悪を懲らしめ、好きあう二人の恋を実らせる。

一話目炎上の伝統は27部になった今も続いています。弥七親分、最終シリーズとなった27部ですが、しょっぱなから登場しません…寂しいです。そして、沙耶姫さまのお守役・沖田五郎左衛門は、見た目、山之辺兵庫ですねf(^_^;


格が慕った母の面影・相馬 (第二話:H11.3.29放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

お久(杉田かおる)/渡部朔之丞(南原宏治)/浜尾屋(石山律雄) 他

相馬へ向かう一行が出会った、ある女。その女を見てから格さんの様子がおかしい。偶然旅籠でも一緒になる。その女・お久は格さんの母の面影があった。お久は、相馬藩専売の塩を手に入れようとしており、格さんに店の番頭として立ち会って欲しいと頼む。抜け荷買いは打ち首。危険を冒してまで、塩問屋浜尾屋と郡代頭に接触しようとする訳は!? 十何年も前に、塩の抜け荷の罪をきせられて死んだ両親の恨みを晴らそうとしていたのだった。母に似た人をなんとか助けたいと奮闘する格さん。


夫婦で織った紙の布・白石 (第三話:H11.4.5放送) ★★★☆☆
脚本:藤井邦夫/監督:山内鉄也

菊江(麻乃佳世)/速水平蔵(緒形幹太)/島村精一郎(山本紀彦)/菱屋(外山高士)/蝮の重吉(中田博久)/望月源之丞(堀田真三)/奥州屋(真田五郎)/番頭(功刀明) 他

仙台伊達家の重臣として名高い片倉家の所領・白石一万七千石の領地に入った一行。そこで、素晴らしい「紙布」を作る菊江と、平蔵夫婦と知り合う。菊江のために家事一切をする平蔵。そんな平蔵を快く思わない沙耶姫。街では、商売敵の奥州屋を潰そうと企む菱屋が、ならず者の蝮の重吉らを使い、紙布をわずかな金で買い取ったり、盗んだりしていた。さらに重吉は、菊江の紙布を奪うため、菊江をさらい、平蔵に紙布を持って来いと言い残す。妻を救うため、平蔵が内に秘めた強さを解放する。


こけしの里の鬼退治・仙台 (第四話:H11.4.12放送) ★★★☆☆
脚本:鶴島光重/監督:井上泰治

与助(田中隆三)/おとよ(さこみちよ)/大黒判之丞(坂東弥十郎)/原田孫右衛門(伊藤敏八)/大友屋(久保晶)/芳兵衛(石山雄大)/大槻六郎太(白井滋郎)/百助(下川辰平)/松吉(山崎大聖)/梅(前田萌絵) 他

仙台に着いた一行は、こけしを売る幼い兄妹に出会う。兄妹の母は病の床にあり、父の与助は開墾地の労役に駆り出され、期限を過ぎても帰ってこないという。与助の父の百助がこけしを作り、兄妹がこけしに顔を描いて売っていた。開墾の裏に何かあるとにらんだ黄門さま、百助一家を助けながら、内情を探ることに。案の定、代官の大黒が穀物問屋の大友屋と結託、私腹を肥やしていた。こけし作りを手伝うことになった沙耶。沙耶が描いた似顔絵こけしが評判になる。労役から抜け出し、殿様へ直訴するため仙台のお城へ向かう与助。悪代官を退治し、百助一家にも平穏が訪れる。


美人に化けた大盗っ人・山形 (第五話:H11.4.19放送) ★★★★☆
脚本:佐藤五月/監督:高倉祐二

すばる様(松井誠)/舵星(河原崎次郎)/南斗(佐藤仁哉)/岩坂権十郎(黒部進)/お玉(原田佳奈)/神林(武正忠明)/木田(石倉英彦)/太郎吉(河田洋志)/水野(笹木俊志)/宿の主人(泉ひろし) 他

山形に到着した黄門さま。このあたりには出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)があり、信仰に厚い人々が集っていた。そこで、消えた許嫁・お玉を捜す太郎吉と出会った一行。お玉はすばる様という評判の美人占い師のところに行ったまま戻ってこないということを聞き、事情をさぐることに。村娘に扮して館に入ったお銀は、「極楽の里」へ行こうとすばる様に誘われる。だが極楽の里とは真っ赤な偽り、すばる様も実は男で本性は大盗賊の佐吉。悩める若い娘を集めては、売り飛ばしていた。そして裏で糸を引くのは奉行の岩坂。悪事の証拠を掴むため、自ら百姓に化けてすばる様の館へ乗り込む黄門さま。

佐野黄門さま、かなり無茶をします!! すばる様、さすがに女役が似合います。迫力もあって、こういう悪党もいいですよね。


瞼の母がついた嘘・天童 (第六話:H11.4.26放送) ★★★☆☆
脚本:大西信行/監督:井上泰治

おたつ(三林京子)/直次(山本陽一)/おしげ(大川栄子)/儀兵衛(沼田爆)/小国屋(遠藤剛)/正右衛門(石浜祐次郎)/お市(光宗美緒)/お駒(和楽敬子)/喜之助(柴田善行)/上島団五郎(渡辺哲) 他

天童に着いた一行はおたつという年配の女と知り合う。おたつに案内されて紹介された旅籠・成駒屋に逗留することになった一行。おたつには、京都の紅花問屋へ養子に出してしまった直次という息子がいて、今は手紙のやり取りをしているということを、成駒屋の女主人おしげから聞く。その直次が天童へやってくる。自分は成駒屋の女主人になり幸せに暮らしていると、直次に嘘をついていたおたつ。亭主と別れ、昼間から飲んだくれの今の自分の姿を知られたくないと、ついていた嘘だった。おたつを成駒屋の女主人に据え、一行も従業員に成りすまし、直次が安心して京都に帰れるよう協力する黄門さま。

今回悪人は出てこず、珍しいパターンでしたね。でもお馴染みの印籠シーンはちゃんとあり。成駒屋に押しかけてきた役人相手に、ひそひそ声で「控えおろう…」。なかなか面白かったです。


父を奪った銀の山・尾花沢 (第七話:H11.5.3放送) ★★★☆☆
脚本:田口耕三/監督:高倉祐二

間垣仁之介(辻輝猛)/猪塚内膳(亀石征一郎)/臼倉長十郎(潮哲也)/茜屋(二瓶鮫一)/田原屋(峰祐介)/疾風の滝蔵(桐山浩一)/おえん(長谷部香苗)/お絹(竹岡真理)/為三(藤森周一郎)/市助(山下慎司)/間垣庄左衛門(水上保広)/伊藤(中嶋俊一)/寅次(小坂和之)/仙吉(森山陽介) 他

天領・尾花沢の銀山を一目見たいと、銀山へ向かう一行。そこで一行は、数日前に落石で銀山見回り役の父を亡くした間垣仁之介という若侍と出会う。銀山にまつわる不審な点を色々目にした黄門さま。内情を調べるうちに、仁之介の父は、代官の銀横流しの証拠を掴んだ為殺されたということを知る。銀横流しの上、尾花沢の紅花の利権を一手に握ろうと企む茜屋と代官一味。銀山に巣喰う悪を懲らしめる黄門さま。


黄門様はニセ黄門!?・横手 (第八話:H11.5.10放送) ★★★☆☆
脚本:藤井邦夫/監督:金鐘守

お政(斉藤とも子)/蓑吉(安藤一夫)/黒崎頼母(中野誠也)/鉄五郎(松山照夫)/金次(岩尾正隆)/春吉(富平和馬)/戸村十太夫(溝田繁)/清吉(高橋弘志)/おくま(志乃原良子) 他

横手に入った一行は、突如、少年春吉に「水戸の黄門さま!!」と声を掛けられる。ギョッとする一行。やくざの鉄五郎を懲らしめて欲しくて、白い髭を頼りに黄門さまを待っていた春吉。春吉の父・蓑吉は鉄五郎のいかさま博打にはめられ、馬の問屋場を乗っ取られ今では飲んだくれていた。鉄五郎は町奉行の黒崎頼母と組み、馬方から法外な斡旋料を要求するなど悪行三昧。春吉のために、黄門さまは黄門さまを名乗り悪退治に乗り出すが、偽者扱いされる。


縁を結んだ南部駒・盛岡 (第九話:H11.5.17放送) ★★★☆☆
脚本:大西信行/監督:金鐘守

南部鶴千代(倉田てつを)/石毛主膳(入川保則)/境田権九郎(三夏紳)/市谷(伊藤高)/大崎(草薙良一)/太郎吉(平井亮裕)/おちか(田辺ひとみ)/おたね(松村康世) 他

旅の目的地・盛岡へ到着した一行。そこで一行は、南部の馬を買う為に派遣された侍・御馬買衆の無法振りに驚く。中でも将軍家の馬を買う御馬買衆の評判は悪く、眉をしかめる黄門さま。沙耶は領内でのこの出来事を見て、南部藩士に腹立たしさを感じる。沙耶とお銀が、将軍家御馬買衆の境田権九郎から、少年太郎吉と馬のテツを助けた。テツの買い主で、鶴田千代助と名乗る浪人。黄門さまは、南部藩の鶴千代君と見抜く。御馬買衆の無法を取り締まり、若い二人の縁も結ぶ黄門さま。

沙耶さんはここでお別れ。しばらくの間、一行に連れ添う旅の華は登場しません。


父子つないだ献上箔椀・浄法寺 (第十話:H11.5.24放送) ★★★☆☆
脚本:寺島誓/監督:矢田清巳

六兵衛(長門勇)/圭作(谷幹一)/麟六(岡野進一郎)/おきわ(有沢妃呂子)/綿貫源三郎(小野進也)/鬼石屋(北町嘉朗)/荒馬の甲子蔵(曽根晴美)/松尾屋(新井量大)/広瀬太郎亮(南條豊)/源次(保木本竜也) 他

浄法寺では献上箔椀を巡って松尾屋と鬼石屋の職人が腕比べ。椀の取引を独占し私腹を肥やそうと企む鬼石屋は、郡奉行の綿貫源三郎を後ろ盾に持ち、献上品に選ばれるためにあの手この手の嫌がらせ。黄門さまの取り成しで二組の親子の縁が蘇り、素晴らしい献上椀が出来上がる。


嘘を承知でお銀の花嫁・八戸 (第十一話:H11.5.31放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳・井上泰治

柳井伸之介(島英臣)/お由紀(古柴香織)/稲城憲四郎(藤堂新二)/お益(泉晶子)/峯吉(西田良)/松太郎(塩賀純平)/三沢屋荘兵衛(山田吾一)/尾関甚内(須永克彦)/佐久間治兵衛(芝本正) 他

八戸で少年に、母親になって欲しいと頼まれたお銀。少年の父の伸之介は浪人で名物の八幡馬という玩具を作っており、三沢屋の主から娘お由紀の婿になって欲しいと言われて困っていた。伸之介は陸奥和泉藩の勘定吟味役だったが、重役の不正を知って脱藩、刺客に狙われていた。事情を知った黄門さま、伸之介親子を助け、お由紀を伸之介の本当の花嫁にして、二人の恋を結ぶ。


津軽の飴は友の味・青森 (第十二話:H11.6.7放送) ★★★☆☆
脚本:沢橋凛/監督:井上泰治

津軽屋(新克)/黒川武太夫(宮路オサム)/川田(宮内洋)/三崎屋(重久剛一)/さえ(真野静)/伝八(高井清史)/万助(出雲崎良)/松吉(薗田正美)/新太郎(伊庭剛)/不動の為五郎(笹木俊志)/亥蔵(勝野賢三)/田代屋(伊藤孝雄) 他

弘前藩の湊町・青森に到着した一行。八は名物の津軽飴を楽しみにしている。津軽飴を売る津軽屋と田代屋、両主人は親友同士で、お互いに刺激しあって新しい飴の工夫をしていた。更に、両家の娘息子は末を誓い合った仲。そこへ、津軽飴の権利を独り占めしようと企む三崎屋と、津軽屋の娘さえを我が物にしようと企む町奉行・黒川が結託、津軽屋と田代屋を仲違いさせるため、あの手この手で嫌がらせ。二人の友情を蘇らせた黄門さまは、津軽飴を狙う悪を一掃。


颯爽!紫頭巾・黒石 (第十三話:H11.6.14放送) ★★★☆☆
脚本:鶴島光重/監督:山内鉄也

咲(高嶺ふぶき)/津軽晴義(水野純一)/大垣兵衛門(坂本長利)/岩木権太夫(山下洵一郎)/お万(津島令子)/秋元七郎太(坂田雅彦)/影山惣衛門(波田久夫)/黒山又兵衛(福本清三)/禅小尼(水野久美) 他

黒石に入った一行。そこで馬に乗った紫頭巾に出くわす。紫頭巾の正体は、村の娘・咲。黒石の領内では家老の岩木権太夫が、殿様が病に伏せていることをいいことに、自分の子を世継ぎにしようと画策していた。そして黒石入りした若君・津軽晴義の暗殺を企む。それを助けたのが紫頭巾。晴義は、咲が慕っている禅小尼の子どもで、かつては藩主の側室であった禅小尼だが正室に子が出来なかったため、晴義を差し出したのだった。そして咲も禅小尼の子どもだった。咲と晴義は双子の兄妹で、禅小尼が二人の実の母だと出生の秘密をあかされ、驚く咲。黒石の悪を一掃するため、黄門さまも一肌脱ぐ。


母と逢わせた観音様・大館 (第十四話:H11.6.21放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:井上泰治

おりく(三浦リカ)/鳴海源之亮(遠藤太津朗)/陸奥屋(柴田侊彦)/お弓(新保あさ)/おきみ(鈴木真優香)/圭太郎(岡田聡)/仙吉(北村晃一)/女掏摸(北村絵里)/ならず者(新崎愛一郎)/宿の主人(波多野博) 他

大館に入った一行。たたり観音と恐れられている観音様を慕い、祈り続ける少女・おきみと知り合う。観音様の元で行き倒れになっていたところを、宿の女中お弓に助けられ、宿で働きながら母親を探しているという。一方、お銀と飛猿がならず者から救った問屋の女将おりく。曰くありげな様子から、おりくがおきみの母親ではないかと察する黄門さま。だが、おりくは世話になった問屋を立て直し、堕落した先代の息子・圭太郎が立ち直るまではおきみに母親の名乗りをしないつもりでいた。問屋を乗っ取ろうと企む陸奥屋と奉行らを懲らしめ、母娘を引き合わせる黄門さま。

八兵衛も、両親の顔を知らずに育ったそうです…。


なまはげの凶賊退治・男鹿 (第十五話:H11.6.28放送) ★★★☆☆
脚本:佐藤五月/監督:山内鉄也

お勝(丸山真歩)/弥次郎(大橋吾郎)/瀬川九十郎(大林丈史)/熊嵐の定五郎(江藤漢)/伝八(木村栄)/谷口(谷村好一)/岩吉(長沢一樹)/お梅(久保浩子)/六造(石倉英彦) 他

サザエを楽しみに浜辺を歩く八兵衛、突如海女のお勝らに襲われる。事情を聞くと、このあたりでは熊嵐という盗賊の一味が出没し、大暴れしているのだという。お勝の父親も一年前に一味に襲われ殺されたという。代官所の対応は後手後手。それもそのはず、代官の瀬川九十郎と熊嵐の頭目、定五郎は繋がっていた。なまはげに扮して、悪党一味を懲らしめる黄門さま。


黄門様を探した娘・久保田 (第十六話:H11.7.5放送) ★★★☆☆
脚本:大西信行/監督:山内鉄也

保坂一平(沖田浩之)/久江(河原崎有稀)/お千代(森永明日夏)/湊屋(早川保)/保坂菊江(牛尾田恭代)/飯山角兵衛(内田勝正)/渋江宗右衛門(佐竹明夫)/戸沢(岡田正典)/小谷(藤沢徹夫) 他

秋田杉の名産地・久保田に着いた一行。久保田では、次席家老・飯山角兵衛が材木問屋・湊屋と結託、材木を横流ししていた。国家老・渋江宗右衛門の命を受け、横流しの証拠を掴むため、木こりに成りすまし山へ潜入した保坂一平。一平の妹・菊江と間違えられ、次席家老一味に襲われた娘・お千代。お千代はなんと信州・松代から黄門さまを探して旅をしているのだという。久保田二十万五千石の騒動を治めた一行は、お千代を伴い松代を目指す。

今回からは沙耶姫に代わり、旅の華としてお千代さんが一行に加わります。


殿に教えた米の味・象潟 (第十七話:H11.7.12放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

太郎兵衛(市川左團次)/鯵坂常之助(工藤堅大良)/志津(田中由美子)/六郷政晴(石井浩司)/堀川修理(田畑猛雄)/友吉(野土晴久)/お咲(飯島順子)/女将(塚本加茂子)/百姓(泉祐介) 他

象潟で一行が、入水自殺と間違えて止めたのが、名主の太郎兵衛。太郎兵衛は娘の嫁入りをやけに急がせていた。曰くありげな様子に事情を探ってみる黄門さま。実は太郎兵衛は、味はいいが収穫率の悪い米の栽培に悩んでいた。収穫率が悪いのに、例年通りの量の年貢。命を懸けて、殿様へ年貢減免の直訴までも考えている太郎兵衛。娘にまで累が及ばないよう、娘の嫁入りを急いでいたのだった。殿様に米の味を教え、百姓の苦労を分からせる黄門さま。

弥七親分、登場!! 本当に久々です!! 


勘当された兄の真実・鶴岡 (第十八話:H11.7.19放送) ★★★★☆
脚本:田口耕三/監督:高倉祐二

鷲神伸之介(てらそま昌紀)/鷲神外記(土屋嘉男)/鷲神元之丞(鼓太郎)/藤堂左京(南条弘二)/大門屋(常泉忠通)/寿福堂(守屋俊志)/お左喜(島崎路子)/鬼塚の富三(井上博一)/立花多聞(小野真也) 他

鶴岡へ入った一行。鶴岡の国家老・鷲神外記は、黄門さまのかつての囲碁相手。再会を楽しみにしていたが、病に臥せっているという。鶴岡ではどうやらひと騒動持ち上がっている様子。次席家老の藤堂左京が、鷲神外記に取って代わろうと画策していた。国家老職が代々受け継ぐ、殿様拝領の備前長船を盗み出し、外記を失脚させる企み。父の苦境を知り舞い戻ってきた勘当息子・伸之介は、実は蝋燭職人の息子。父の実の息子である弟・元之丞に家督を譲るために、酒に喧嘩三昧、勘当されるように振舞ったのだった。兄の心を知った弟は、共に備前長船を取り戻すべく次席家老の元へ向かう。加勢する一行。 


二人の御隠居・村上 (第十九話:H11.7.26放送) ★★★★★
脚本:佐藤五月/監督:高倉祐二

三面屋(佐野浅夫)/富松(高松しげお)/棚橋権十郎(原口剛)/笹川屋(梅澤龍峰)/平吉(坂西良太)/お兼(阪上和子)/三太(野仲功)/為造(森章二)/治助(青郷流号)/五郎助(佐藤コージ)/安造(林哲夫) 他

村上へ入った一行。三面屋の主・光兵衛が黄門さまに瓜二つであることに驚く。光兵衛はケチで強欲、光兵衛の店の職人らから恐れられていた。藩御用の看板を掲げる光兵衛は、殿様から金盃を拝領しており、藩御用の権利を狙う笹川屋らから金杯を奪われる。村上に巣食う悪を一掃する黄門さま、光兵衛に職人らへの思いやりの気持ちを取り戻させる。

弥七、事実上最後の出演作品。風車も飛んでこないし、闘うシーンもありませんでした。しかし、喧嘩して皆と別行動になった黄門さまを、お銀と飛猿が見張っていたはずなのに三面屋と勘違いして見失ってしまった黄門さまを、ただ一人見守る弥七!! さすが弥七!!と思わせてくれました。いいシーンでした。黄門さまと弥七の絆の深さを、改めて思い知らされた感じです。黄門さまと弥七の絆は一番深い…と私は勝手に思っているのですが…。黄門さまも弥七の言うことなら素直に言うこと聞くし、全面的に頼りにしていますしね。それなのに、これで最後とは。本当に寂しいです。中谷さん、長い間お疲れ様でした!!


孫を救った燃える水・新津 (第二十話:H11.8.2放送) ★★★☆☆
脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

平作(大出俊)/おくみ(八木小織)/土屋源庵(竹本孝之)/菱屋(田口計)/片岡主膳(中村孝雄)/不動の亀五郎(片岡五郎)/彦八(石倉英彦)/おゆき(岡本伊代) 他

新津に入った一行は、初老の男・平作と出会う。この辺りでは臭水(くそうず)という土から湧き出す油がとれる。だが臭水は、爆発の危険がある恐ろしいもの。だが、貧しい人たちは燃料や明かりとして利用していた。平作は妻と娘を残して家を出、諸国を十年旅してやっとこさその臭水を安全に利用できるような精製技術を手にした。久々に出会った娘のおくみは結婚し、子どもも出来ていたが、家を出て行った平作を許さない。新津では、油問屋の菱屋と藩重役の片岡主膳が結託し、菜種油を買占め私腹を肥やしていた。悪を一掃し、親子の絆も取り戻す黄門さま。


大金持ちの物拾い・与板 (第二十一話:H11.8.9放送) ★★★☆☆
脚本:大西信行/監督:井上泰治

大坂屋(小松政夫)/善之助(ひかる一平)/江田大蔵(川合伸旺)/伊沢屋(草薙幸二郎)/お琴(奈月ひろ子)/幸右衛門(坂本あきら)/佐原(小林尚臣)/お辰(田辺ひとみ) 他

与板に入った一行。道中、破れた草鞋やら折れ釘やらを拾う男と出会う。だがその男、豪商・大坂屋の主だった。大坂屋は藩に金を貸し、金額は莫大なものだった。なんとか借金を帳消しにしようと、家老の江田大蔵が悪巧み。大坂屋が一手に握る商売の権利を伊沢屋に譲るよう、強引に迫る。だがそうなると物の値段が上がり、人々の生活を苦しめることになる。人々の生活を守るため、理不尽な家老と刺し違える覚悟で対面する大坂屋。


恋を探した盆踊り・柏崎 (第二十二話:H11.8.16放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

兵六(湯原昌幸)/お佳代(竹本聡子)/東屋(真夏竜)/鐘ヶ崎万蔵(伊東達広)/井筒屋(宗近晴見)/おとよ(町野あかり)/倉造(笹木俊志)/問屋(蔵多哲雄)/問屋(水上保広) 他

柏崎へ向かう一行は、途中の渡し舟で兵六という調子のいい男と知り合う。盆踊りの相手の娘を探しに行った八と兵六が助けたのが、井筒屋の娘お佳代。意に染まぬ縁談から逃げ出した様子だが、色々曰くありげ。事情を探る一行。柏崎では、代官が仲買問屋の東屋と結託、縮み織りを買占め、私腹を肥やしていた。その東屋が借金の形に、お佳代を嫁に貰うと無理難題。悪を懲らしめ、楽しく盆踊りに興じる黄門さま。


嫁と認めぬ頑固医者・飯山 (第二十三話:H11.8.23放送) ★★★☆☆
脚本:田口耕三/監督:金鐘守

相良弘雲(和崎俊哉)/相良市之介(土門廣)/お小夜(佐藤友紀)/沖藤左内(伊吹剛)/野沢屋(頭師孝雄)/沖藤源次郎(沢井小次郎)/百合江(小野恵未)/石丸矢太夫(江並隆)/おせき(小野朝美) 他

飯山へ着いた一行。八が足に怪我をし、医師・相良弘雲の世話になることに。そこへ帰ってきたのが、息子の相良市之介。弘雲は野沢屋に借金をしており、野沢屋の娘、百合江を市之介の嫁にすると約束させられていた。だが市之介は嫁のお小夜を伴って帰ってきた。飯山では、野沢屋と勘定奉行の沖藤左内が結託、藩の金を流用して私腹を肥やしていた。だが国家老の石丸矢太夫に悪事が露見しそうになった沖藤らは、弘雲の所持する秘蔵の薬で国家老を毒殺しよう企む。市之介とお小夜と人質にとり、彼らと引き換えに、薬を持って来いと脅す沖藤ら。悪を一掃する黄門さま。


亡霊になって悪退治・松代 (第二十四話:H11.8.30放送) ★★★☆☆
脚本:佐藤五月/監督:矢田清巳

殿村三郎(前田耕陽)/殿村久江(河原崎有稀)/井沢早苗(桜井明美)/赤星玄蕃(杜澤泰文)/千田屋(遠藤征慈)/園池(下元史朗)/為吉(吉田祐健)/井沢清助(入江毅) 他

目的地、松代へ入った一行。お千代が仕える殿村家の久江から詳しい事情を聴き、事件解決に乗り出す。半年前、松代城内で井沢清助が家老の赤星一味に殺害され、それを目撃した久江の息子・三郎が行方不明だという。赤星は御用商人の千田屋の財力を後ろ盾に、藩重役を牛耳ろうと企んでいた。私腹を肥やす赤星らの企みを殿様に伝えようとした井沢が殺された。そして夜な夜な井沢の屋敷に亡霊が現れるという噂が…。赤星が亡霊を恐れていると知った黄門さまは、祈祷師に扮して赤星の屋敷に乗り込み、松代の悪を退治する。

お千代さんとはここでお別れ。お千代さんと仲の良かった八も寂しそうです。


娘飛脚はお姫様・松本 (第二十五話:H11.9.6放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:高倉祐二

お妙(そめやゆきこ)/島屋(原田清人)/神山庄左衛門(小沢象)/大戸屋(睦五朗)/垣崎与太夫(小鹿番)/喜助(冷泉公裕)/修吉(西尾塁)/たき(伊吹友木子) 他

松本へ入った一行は、元気の良い娘飛脚のお妙と知り合う。松本紬の藩御用達を務める島屋を訪ねようとした一行だが、献上する紬に織り傷があるという騒ぎが起こっていた。事は重大、だが真相を調べると藩御用達の看板を狙う大戸屋が、家老の神山庄左衛門、そして島屋の番頭と結託して企んだ騒ぎだと分かる。一方、お妙を訪ねてきた上田藩の侍は、お妙が上田の殿様のご落胤であり、家督を継ぐために江戸の殿様に目通りをして欲しいという。松本の悪を一掃し、お妙と共に江戸へ向かう黄門さま。

昔から子役でよく出てた西尾さん、なんだか大きくなりましたねぇ。。。


救って下さい!母子地蔵さま・追分 (第二十六話:H11.9.13放送) ★★★☆☆
脚本:大西信行/督:高倉祐二

おせん(佳那晃子)/平岡陣十郎(津村鷹志)/熊蔵(中田浩二)/おかく(野平ゆき)/中米屋(児玉謙次)/源六(石倉英彦)/おみよ(永住千夏)/おきみ(光井みほ)/おうめ(江口尚)/おこの(桂川夢女)/おもよ(浜崎涼子)/おたね(木本順子)/おせき(塚本加茂子) 他

追分に着いた一行。旅籠では、飯盛女と称して若い娘たちが売られて来ては、無理矢理客を取らされていた。湯の花屋の主人・熊蔵は陣屋の手代と結託、遊郭を作って更にボロ儲けをしようと企む。湯の花屋の売れっ子No,1のおせんは、若い娘達の支えでもあり、遊郭作りに猛反対。おせんが邪魔になった熊蔵らは、おせんを隠れキリシタンに仕立て磔にしようと企む。


恩を返した風来坊・松井田 (第二十七話:H11.9.20放送) ★★★★☆
脚本:藤井邦夫/監督:金鐘守

空っ風の半次(西山浩司)/岩戸官兵衛(岡崎二朗)/鶯屋勝蔵(浜田晃)/お紺(麻生真宮子)/結城左馬助(新海丈夫)/おさよ(重光絵美)/伝八(滝譲二)/おさよの母親(志乃原良子)/長五郎(長門裕之) 他

松井田に到着いた一行は、調子のイイ渡世人の半次と知り合う。二年前半次は、手込めに合っている娘を助けようとして、地元の親分鶯屋勝蔵の子分・伝八に怪我を負わせ、追われていた。牢屋ぶりに見せかけ半次を逃がしてくれたのが、十手持ちの長五郎。危険な松井田になぜ帰って来たのかと怒る長五郎に、恩ある娘を女郎屋から救い出したいと言う半次。江戸縮緬組の大親分に成りすまし、鶯屋へ乗り込む一行。


嫁を取るか家訓を取るか・伊勢崎 (第二十八話:H11.10.4放送) ★★★☆☆
脚本:佐藤五月/監督:金鐘守

お春(矢部美穂)/太郎吉(佐野圭亮)/小野寺金蔵(青山良彦)/赤城屋(中村方隆)/岩蔵(三角八朗)/お兼(野口ふみえ)/徳兵衛(北相馬宏)/鈴木小兵衛(鈴木慎平)/赤沢(谷龍介)/勘助(須永克彦)/水野(入江毅)/六造(森山陽介)/門番(岩須透) 他

縁切り寺に駆け込もうとしていた、藩御用を務める老舗・境屋の嫁お春を止めた一行。話を聞くと、お春は絵を描くことが好きで、その才能を銘仙に活かしたいと考えていたが、境屋の家訓では嫁が仕事に関わることを禁じていた。伊勢崎では、藩御用の看板を狙う赤城屋が奉行と組んで暗躍していた。伊勢崎の悪を一掃し、夫婦としての在り方を説く黄門さま。


不良娘が流した涙・行田 (第二十九話:H11.10.11放送) ★★★☆☆
脚本:田口耕三・葉村彰子/監督:山内鉄也

清五郎(日下武史)/お久美(森下涼子)/お篠(藤田佳子)/新之助(新田純一)/沖津武太夫(鹿内孝)/吹上の藤蔵(石橋雅史)/都築仙八郎(岩尾正隆)/加納屋(田畑猛雄)/紋次(野口貴史)/常吉(功刀明)/庄助(峰蘭太郎) 他

有名な足袋職人・清五郎を訪ねた一行。だが清五郎は、次女のお久美の素行の悪さに頭を悩ませていた。お久美は、父親が姉のお篠ばかり可愛がるのをひがんでいた。行田では家老の沖津が、清五郎に足袋を作って欲しいと要求していた。呉服問屋の加納屋が大奥お出入りの権利を手に入れるため、賄賂として足袋を使おうというのだ。要求をのまない清五郎に対し、家老らは、お久美を利用して脅迫する。心を入れ替えない妹に対し、お篠は自分は清五郎の実の娘ではないと打ち明ける。


旅の終わりの危機一髪・江戸 (第三十話:H11.10.18放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

木本作治郎(大門正明)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/垣崎与太夫(小鹿番)/奈良井主膳(江見俊太郎)/荒木田の万蔵(沢竜二)/仙石政明(小林勝彦)/鎌吉(城春樹)/藤次(町田正則)/中山甚内(楠年明) 他

江戸に到着した一行、最後の悪人退治。跡目相続につけ込み、上田藩五万八千石を牛耳ろうと企む江戸家老・奈良井主膳一味。ご落胤である妙姫を見つけ出し利用しようとしたが、結局邪魔になり、刺客を差し向ける。二十一年越しの親子対面を果たさせるべく、敵の手に落ちた妙姫を救い、悪を一掃する黄門さま。

姫様として生きるより、松本の娘飛脚に戻る道を選んだお妙。飛猿と共に松本へ向かいます。

 

あらすじ

西山荘で晴耕雨読の日々を過ごす黄門さまの元へ、瀕死の忍びがやってきた。どうやら飛猿の里である伊賀の柘植からやってきたらしい。伊賀では病弱な城代に取って代わろうとする奉行が、領民を苦しめているらしい。奉行の手先となっている重左ら忍び衆もおり、飛猿ら柘植者と激しい争いが巻き起こる。だが重左の妻は、飛猿のかつての恋人!?で、揺れ動く飛猿の心…。一方、伊賀へ旅立った一行だが、黄門さまを亡き者にしようと次々と卑劣な罠が待ちうける。


レギュラー

水戸光圀 (佐野浅夫)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾朗)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
柘植の飛猿 (野村将希)
風車の弥七 (中谷一郎)


全話紹介
 
伊賀への旅立ち・伊賀上野 (第一話:H10.2.9放送)
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音楽:木下忠司 
主題歌「あゝ人生に涙あり」   
作詞:山下路夫   
作曲:木下忠司   
唄:あおい輝彦/伊吹吾朗
題字:朝比奈宗源
ナレーター:杉山真太郎

原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也
 
西山荘に、飛猿が暮らす伊賀から領民を救って欲しいと急報が。旅立った御老公は、過酷な年貢を取り立てる奉行と手先の忍び・重左の悪事を知る。奉行は城代の座に就く野望を遂げる為、御老公を亡きものにしようと大爆破の罠。一方、重左の妻はなんと飛猿の昔の恋人。苦しい心で飛猿は、重左と宿命の対決を。忍びの里の領民を救う、旅の始めの鬼退治。(CALより。)

重左(藤堂新二)/沙耶(藤田佳子)/繁田九郎衛門(原口剛)他
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涙の母の祝唄・高野 (第二話:H10.2.16放送)
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原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

おしげ(長山藍子)/幸太郎(ひかる一平)/お夕(上野めぐみ)他

高野山に参詣をすました御老公一行は、参道近くの茶店の女主人・おしげの家に泊まることに。一方、高野紙問屋の若旦那は、絡んできたやくざ者を突き飛ばしたことから殺してしまう。心痛めるおしげは、若旦那の実の母。だが、死んだはずの男は生きていた。高野紙の横流しを企てる代官たちが仕組んだ罠に、水戸老公の鉄槌が下る。(CALより。)
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頑固者の意地比べ・堺 (第三話:H10.2.23放送)
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原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

岩吉(長門裕之)/おしも(牛尾田恭代)/新助(西川弘志)他

一行は堺で、包丁鍛冶の岩吉と知り合う。頑固な岩吉は、一人娘と弟子の仲を認めようとはしない。弟子が人を殺す道具、鉄砲を作り続けていることが気に入らないのだ。老公は、なんとか若い恋を実らせようと岩吉と頑固比べをするはめに。一方、堺奉行は岩吉の娘を我が物にしようと陰謀を巡らしていた。堺に轟く悪を糺し、若いニ人の幸せ実らす御老公の活躍。(CALより。)
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芝居で結んだ親子の絆・三次 (第四話:H10.3.2放送)
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原作:葉村彰子/脚本:益田昌一郎・田口耕三/監督:金鐘守

佐一(伊吹康太郎)/お照(梓真悠子)/万助(新克利)他

一行が出会った旅一座。三次には芝居小屋がニつ。父親同志、犬猿の仲で、両家の息子と娘の恋は引き裂かれていた。町奉行は、ニつの芝居小屋を潰し、遊郭を作る悪企み。芝居の演目は「水戸黄門漫遊記」。御老公自ら“黄門様”を演じ、悪退治に乗り出す。過去にもつれた縁を結び、若き恋を実らす、水戸老公の名裁き。(CALより。)
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 間違えられた黄門様・広島 (第五話:H10.3.9放送)
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原作:葉村彰子/脚本:田口耕三/監督:金鐘守
 
門馬秀臣(大橋吾郎)/額田辰之助(黒田隆哉)/百合(有沢妃呂子)他

老公は熊野筆を見学するために訪れた店で、幽斉という棒術の達人と間違われる。幽斉は、かつて藩の不正を糺そうとしたが受け入れられず、二十年前、藩を出奔していた。その後も続く次席家老らの不正に、若侍の血気は逸る。ただならぬものを感じた御老公は、幽斉になりすまし、剣に頼もうとする若侍を諫め、事の真相を暴く。(CALより。)
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瞼に見えたお母ちゃん・徳山
(第六話:H10.3.16放送)
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原作:葉村彰子/脚本:鶴島光重/監督:山内鉄也

自然和尚(芦屋雁之助)/山代軍太夫(大林丈史)/浪花屋倉衛門(常泉忠通)他

徳山に入った御老公一行。お銀と飛猿が男に乱暴されている子供たちを助ける。子供たちは自然という僧がいる寺で、親を亡くした仲間と暮らしていた。山奉行は材木問屋と手を組み、山を切り開いて私腹を肥やそうと計画。奉行は邪魔な自然を陥れ、自然は囚われの身に。寺を焼こうとする悪の欲望に、御老公の怒りが爆発する。(CALより。)
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命を賭けた忍びの対決・豊後高田 (第七話:H10.3.30放送)
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 原作:葉村彰子/脚本:藤井邦夫/監督:矢田清巳

朝吉(江藤潤)/おきく(藤吉久美子)/黒崎監物(長谷川明男)他

豊後高田で一行は、山門で盗賊に襲われている農民・朝吉を助ける。寺の住職は殺され、仏像は持ち去られていた。神社仏閣を襲い、仏像などを盗む強盗が横行。代官は下手人に朝吉を捕らえる。だが、賊の頭目は忍びの源心。実は、代官が賊を裏で操っていた。決死に源心一味を追いつめるお銀、飛猿の忍びの対決! 果たして朝吉の運命は?!(CALより。)
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愛する夫は蘭語好き・佐伯 (第八話:H10.4.6放送)
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原作:葉村彰子/脚本:佐藤五月/監督:山内鉄也

春(麻乃佳世)/玉木清太郎(島英臣)/大野九太夫(中丸新将)他
 
一行が出会った佐伯藩士の清太郎。蘭語の本にご執心で、妻の春は夫の蘭語癖にふくれっぱなし。一方、代官はイワシの不正取引きで私腹を肥やす証文をすられた。その財布を拾ったのが清太郎。代官の宴席への招きに、出世を願う春は清太郎に行くように勧めるが、清太郎は銃で撃たれてしまう。手負いの夫の姿に、春が見た真実とは……。邪な悪に御老公の鉄槌が下る。(CALより。)
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願い叶えた神楽面・高千穂 (第九話:H10.4.13放送)
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原作:葉村彰子/脚本:藤井邦夫/監督:井上泰治

お紺(杉田かおる)/清次(田中隆三)/相良陣内(荒木しげる)他

高千穂に十年ぶりに帰ってきたお紺。一方、一行が出会った酒浸りの日々を送る神楽面作りの職人・清次は、悪が面作りの木を独占しているため仕事ができない。清次がかつて駆け落ちした女は、清次の将来を思い身を引いた。その女がお紺。お紺は清次を立ち直らせる為、神楽面作りを清次に頼んで欲しいと、老公に頭を下げる。(CALより。)
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陰謀砕く男の勇気・延岡 (第十話:H10.4.20放送)
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原作:葉村彰子/脚本:山内鉄也/監督:井上泰治

荻野信吾(松井誠)/菊江(佳山まりほ)/桑原壱岐(中村方隆)他
 
延岡を荒しまわる、浪人集団・山陰党。取り締まりに躍起になる藩目付の侍は、深手負い、飛猿に救けられる。次席家老の息子は、侍の妻に横恋慕。実は、山陰党を操るのは次席家老。山陰党跳梁の責めを国家老におわせ、己がその座に就こうと狙っていた。闇に蠢く浪人集団を退治して、水戸老公は背後の悪をあぶり出す(CALより。)
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拾った赤子が恩返し・霧島(第十一話:H10.4.27放送)
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脚本:田口耕三/監督:矢田清巳

大隅屋重兵ヱ(大出俊)/伊助(佐野圭亮)/山鹿屋喜左衛門(中野誠也) 他

霧島で一行が出会った湯宿の息子・伊助。だがその父は、悪の陰謀で銃で撃たれ、息を引き取る前に伊助は実の息子ではないと思わぬ真相。一方、代官は藩の林を伐採し、私腹を肥やす悪計を巡らす。それに手を貸す伊助の湯宿を狙う商人。だが、二十年前やむにやまれず捨てた息子は、なんと伊助。水戸老公は悪を砕き、商人に親子の情を甦らせる。(CALより)
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チェスト!兄妹仇討ち・鹿児島(第十二話:H10.5.4放送)


脚本:櫻井康裕/監督:金鐘守

武居啓四郎(若山騎一郎)/奈津(八木小織)/上川国久(和崎俊哉) 他

老公一行は鹿児島へ。道中、街道の通行改めが厳しい。役人たちは武居啓四郎・奈津兄妹を捜していた。兄妹は無謀にも、巡見使と国家老を両親の敵と狙っていた。父は、藩のため抜け荷の罪を一身に負い死罪。だが、抜け荷は巡見使と国家老の共謀。兄は慎重、妹は男まさり。敵討ちを前に喧嘩ばかりの兄妹に、御老公は手を貸すが……。(CALより)

 

夢を叶えた娘の悲願・人吉(第十三話H10.5.11放送)

(三井ゆり)/高田平蔵(伊藤孝雄)/戸崎典膳(亀石征一郎) 他

人々の為に用水路造りに奔走する郷士の父と娘。だが、郡奉行は計画中止を言い渡す。用水路が通る予定地の古寺に、奉行は藩の物資を横流しして蓄えた財宝を隠していた。完成のメドの立たない用水路に業を煮やした人々は、父と娘に騙りと言って石を投げる。娘は父の用水路完成を願って人柱にと身を投げようとし、水戸老公の怒りが爆発する。 

 

僕のじい様は黄門様・宇土(第十四話:H10.5.18放送)

脚本:鶴島光重/監督:矢田清巳

轟泉屋宇平(岡野進一郎)/おとき(光井みほ)/江口藤左衛門(江見俊太郎) 他

商家の息子が誘拐された。身代金を要求する投げ文には、父親が金を持ってくるように記されていた。だが、父親は急病で倒れ、御老公が“祖父”を装い、身代金を持って行くことに――。助さんたちはその跡を追うが、見失ってしまう。悪代官が仕組んだこの一件に、御老公は誘拐一味の山賊たちを唆し、悪退治を思案する。

   

 

  
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