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カテゴリー「旅日記~舞台編~」の記事一覧
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H13.9.28 
やってきました、水戸黄門御一行様。「ご当地初お目見え!」ということで行ってきましたが、その様子が皆さんにうまく伝わるかどうかが心配です。というのも、写真が全くないのです。
 
 ▼感想
9月28日(金)、宇都宮市文化会館にて行われた舞台水戸黄門を見てきました。午後2時からと6時30分からの2回公演で、私は夜の部に行きました。チケット発売日に速攻でチケットを買いに行き、前から3列目の先をゲット!やっぱり前はいいなぁ~。それにしても、周りを見まわすと、軽く私の3、4倍は生きておられるような方が大勢。

握手もできるように通路側に座っていたのですが、惜しくも反対側を通って行かれた御一行。読みが浅かった…。音楽はお馴染みのものばかりで、29部では昔からの音楽がなくなりつつあったので、懐かしさもひとしお。初めて見る野村さんの浪人や侍姿も素敵でした。悪奉行も「もはやこれまでっ!!」してたし。

それにしてもTV水戸黄門でゲスト出演がかなり多い森次さんが、格さんを演じてるのはちょっと変な感じでしたが、格さんの雰囲気をすごく醸し出していました。やはり東野黄門さま時代からずっとゲスト出演してるだけあって、よく研究なさってる!?殺陣のシーンは、TVのように刀が斬り合う音はないのですね。音がない分、迫力はあまりないのですが、全て自分の力のみで殺陣を演じるゾ!という意気込み、熱気は感じられ、そこがまた舞台の魅力なのカナ~と一人感慨深げにしておりました。

舞台を見るのは初めてなので、そういう発見がいっぱい。ちょこっと気になったのが、「痴呆老人への接し方」を前面に押し出しすぎてたことでしょうか…。ある程度は、私達も勉強になっていいし、そういうテーマにならざるを得ない昨今なのですが、それにしてもちょっとな~という感じはしましたが。なにはともあれ、とにかく楽しかったです。久しぶりの佐野黄門さまも拝見できたしなぁ。しかも生で。生の佐野黄門さまを拝見するのは、太田時代まつりに続いて二度目の体験でした。
 
 
▼会場の様子 
  
会場で売っていたパンフレット。一冊1200円(だったかな?)。


チラシ。実際のあらすじはチラシの裏に書いてあったものとは少々違ってた。


舞台が終わると同時に、皆いっせいにゾロゾロと帰り出す。何かあるカナ~(握手会とかあるかも!?)と期待していた私。聞くところによると、郡山公演昼の部では、グッズとしておせんべいやら耳かきやらカレンダーやら売っていたそうです。あと『野村将希握手会』もあったそう。やはり地域の差、昼の部と夜の部の差ってあるものなのかな?宇都宮は何もなかったです。
 

文化会館の周りは水戸黄門渋滞!周辺混雑!その様子を車窓からパチリ。これぐらいしか、写真が撮れなかったのです。すみません。 


▼出演者 
演出:市川 正/脚本:村松 欣

出演者:
水戸光圀(佐野浅夫)
佐々木助三郎(目黒祐樹)
渥美格之進(森次晃嗣)
 
お糸(生稲晃子)  清吉の妹。金次と恋仲に。
お徳(長内美那子)  行方不明になったおりんの夫清吉の母。
おとぼけの勘兵衛(谷幹一)   枕探しの一味。ニセ黄門。
こねずみの金次(西山浩二)   枕探しの一味。お糸と恋仲に。
黒岩主膳(久富惟晴)  松江藩郡奉行。おりんに邪な想いを抱く。
高田又兵衛(堀部隆一)  松江藩街道目付。
熊五郎(常泉忠通)   中津屋の主人。
秋山新八郎(野村将希)  松江藩隠密目付。
おりん(高田美和)  湯本屋の若女将。

松岡富美/川田しのぶ/石久保愛/桂由花/山咲カンナ/益満哲也/山勢武則/鈴木義幸/阿部徳久次/山本隆博/中村大浩/山下康武/岡部光祐/山本誠二/田中謙次/大成功/稲葉大助/田中孝治
 
 
▼あらすじ (舞台水戸黄門パンフレットより)
 
『水戸黄門漫遊記 出雲路人情旅』
 
元禄六年初秋。
諸国漫遊のお忍び旅を続ける水戸黄門一行は、出雲大社の参詣をすませ安来宿に差し掛かっていました。安来は松江城から米子に至る出雲街道の宿場町で、中海に面した港は鉄を積み出す北前船で賑わっていました。全国的にも商品経済が発達し、武家をも凌ぐ経済力をもった町人が現れだすものの、農村は重税や凶作により疲弊し、様々な悪習が横行しておりました。
 
街道筋の安来には、いつもと変わらない風景がありました。港は北前船が往来し、温泉宿も賑わっております。その一角の旅籠屋「中津屋」には、街道筋に枕探しが出た、という話題があがっております。証人によるとその風体は“旅の隠居風の男と、手代の男”とか。しかし、あの黄門様一行であれば、“旅の隠居風の男と、手代の男”のはず。……では?
 
と、そこへ一人の若い男が一味と間違われて、街道目付の千波弥十郎の前に引っ立てられて来ました。なんと格さんです。しかし、よくよく話を聞いてみると格さんもまた被害者であり、あの印籠を盗まれ、御老公と助さんには内緒で枕探しを追って来ていたのでした。格さんが立ち去り、続いて御老公と助さんも枕探しに間違われてしまいますが、この偶然から格さんの失敗が発覚してしまい、さらにはこの様子をじっと見ていた「湯本屋」の姑、お徳が御老公を亡くなった夫と思い込んでしまい、何やらひと悶着ありそうな気配です。
 
湯本屋には、すっかり大旦那業が板についてきた御老公と助さんの協力もあり、以前の明るさと活気が戻りつつありました。さらには、今まで惚けてしまっていたはずのお徳までもが元気を取り戻し、以前、夫と二人で詣でた出雲大社の話をする程であります。これもまた、庶民の心を大切にする御老公の真心の賜物と言えましょう。しかし女将のおりんには、まだまだ気苦労がありました。一つは、この湯本屋の源泉のお墨付きが中津屋の熊五郎に狙われていること。もう一つは、半年程前、星上山へ山菜採りに出掛けたまま行方知れずになっている夫、清吉の事でした。

やがて噂の枕探し、勘兵衛と金次が黄門様になりすまして湯本屋へやってまいりました。まさか本物の黄門様がいるとはつゆ知らず、すっかり黄門様になりすまし、逗留することになりました。数日後、松江藩郡奉行の黒岩主膳が熊五郎たちと何やら画策しております。どうやら熊五郎が入手した抜荷の情報をもとに、いつも通りに不正なお金儲けをしようと言うのです。さらにはこの黒岩主膳なる男、湯本屋女将のおりんを我がものにすることと、我が身かわいさに、黄門様の暗殺をも指示したのです。
 
同じ日の夕方、湯本屋では豪華な食事をかこみ、ニセ黄門様は満足気です。と、そこへ再び惚けてしまったお徳がなぜか印籠を勘兵衛から取り上げて逃げ去ってしまいますが、御老公のとっさの判断でその場は和やかさを取り戻します。その晩、飯梨川のほとりでは束の間の幸せをかみしめる金次とお糸、助三郎とおりん、そして御老公とお徳たちがいました。それぞれの思い思いの事をしみじみ話し、明日への希望を実感していました。
と、突然銃声が!金次が黒岩主膳の指示を受けた秋山新八郎に狙われたのです。翌日、星上山の山中では黒岩主膳と熊五郎が黄門様暗殺の再確認をし、さらにはお糸を人質にする計画も加えます。
 
一方、御老公の指示で助さんと格さんが事件の捜査に乗り出した所、今回の事件の全貌が明らかになり、黒岩主膳たちの企てがついに黄門様に見抜かれてしまいます。と、その時黄門様をかばってお徳が銃弾に倒れ、黄門様とおりんに感謝の言葉を残し、死んでしまいます。同じ頃、勘兵衛と金次を、本物の水戸黄門様と思い込んでいた秋山新八郎は、黒岩主膳たちがお糸を人質として捕らえ、地獄谷の洞穴から、抜荷の品を運び出している事を見つけ、ニセ黄門様にお力添えを願い出ております。その人質となってしまっていたお糸は、洞穴で黒岩一味から全ての真実を聞かされ、とめどない怒りと悲しみに包まれてしまいます。
 
 ……こうして幾人もの人々の涙を犠牲にして、私利私欲に固執する黒岩一味を黄門様がどのように成敗してくださるのでしょうか?そして、この一連の事件で傷ついた人々の心に、いかにして光を差し癒すのでありましょうか?
 
いつの時も黄門様の真骨頂は、人情を重んじ、人々に生きる喜びを与えるところにあるのですから。
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