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第22部 (1話~10話)
あらすじ

光圀の元へ、紀州家国家老安藤の娘百合がやってきた。紀州和歌山五十五万五千石の藩主徳川綱教が六代将軍の候補に上がったが、光圀が異を唱えているとの噂が紀州で流れているという。百合はその噂の真意を確かめるため、刺客の魔手から逃れはるばる水戸まで光圀に会いに来たとのことだった。将軍家跡目騒動を引き起こした次席家老工藤の陰謀を粉砕するため、紀州和歌山へ向かう一行。

レギュラー

水戸光圀 (佐野浅夫)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾朗)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
柘植の飛猿 (野村将希)
風車の弥七 (中谷一郎)

百合 (中野みゆき)
音羽の小弥太 (石野太呂字)
寛坊 (西尾塁)
首領 (石橋雅史)
千丈坊 (大前均)
竜神坊 (内田勝正)


全話紹介

(タイトル無し・水戸) (第一話:H5.5.17放送)
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音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:あおい輝彦/伊吹吾朗
題字:朝比奈宗源
ナレーター:杉山真太郎
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

霞のお新(宮園純子)/山野辺兵庫(高松英郎)/安藤百合(中野みゆき)/音羽の小弥矢(石野太呂字)/寛坊(西尾塁)/安藤陳武(高城淳一)/堀田備前守正則(永井秀明)/結城修二郎(荒木しげる)/稲垣対馬守(石田信之)/工藤右京(玉川伊佐男)/紀ノ川屋(石橋雅史)/竜神坊(内田勝正)/千丈坊(大前均)/杉ノ坊叨斉(加賀邦男)/徳川長七(若菜孝史)/浦野宗広(川合伸旺)/旅籠の女中(紅萬子)/供侍(功刀明)/供侍(高橋弘志)/侍女(保坂亜紀)/侍女(想野まり)/侍女(桂木麻智)/侍女(斉藤忍)/侍女(吉成光世)

 

穏やかな西山荘での日々を過すご老公のもとに突然、山野辺兵庫から助さん、格さんのお見合い話が持ち上がった。それを聞いたお銀は大ショックを受けご老公の許しを得て田舎へ帰る事にした。それを見た助さんはお銀の見送りに着いていった。ご老公は兵庫を問い詰めてみるとご老公が将軍家跡目争いの候補に甲府藩主・徳川綱豊ではなく紀州和歌山藩主・徳川綱教を次期将軍にするという異を唱えているという奇怪な噂話であった。一方助さん達は途中の旅籠でなにやら怪しい3人連れと知り合う。その事を考えていたその時、何者かによって旅籠に火が放たれた!謎の忍び集団が3人を狙った物で助さん、お銀、飛猿の助けで何とか難を乗り越えた。真意を聞く助さん達を見て3人連れは全て白状した。実は若侍は娘で姉妹は男の忍びだったのだ。娘の名は紀州和歌山藩筆頭家老・安藤陳武の娘・百合、忍びの方は杉ノ坊叨斉の孫、音羽の小弥矢と寛坊だった。彼らは世継ぎ騒動の事で国元を出奔してご老公に真偽を確かめるべく会いに来たのだ。一方、弥七の方も謎の忍び集団が2人の侍を殺害する現場を目撃する。2人の遺体を調べる弥七は紀州とご老公に関する事だと知り急ぎ西山荘に向かった。無事、百合さんら3人を西山荘に連れてきた助さん達、百合の話によると次席家老・浦野宗広と御用人・工藤右京が藩主・徳川綱教を次期将軍にしてその弟・長七を次期藩主にするというもので、しかもご老公がそれに賛同しているという不吉な話だった。陳武はとても信じられんと浦野を怒ったが長七までも人が変わったように浦野の意見に賛成であった。愕然とした陳武は百合と小弥矢と寛坊を西山荘に送ろうと命を賭けた計画を実行する。百合はご老公に浦野の言った事は本当なのか問いただし、ご老公は”そんな気はありません”と答えた。それを聞いて百合は一安心した。一方、助さん、格さんは誰が異な噂を流したのか気になっていたが、ご老公は浦野と工藤を操っているのは老中・堀田備前守だと確信し周到に張り巡らされた陰謀を粉砕する為、暗雲渦巻く紀州への旅が始まる。
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旅のはじめの鬼退治・佐倉(第二話:H5.5.24放送)
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原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

霞のお新(宮園純子)/庄屋利兵衛(佐藤英夫)/栄次(伊吹剛)/お園(日下由美)/佐治藤左衛門(名和宏)/工藤右京(玉川伊佐男)/八兆の島造(上田忠好)/大貫庄太夫(久富惟晴)/甚作(園田裕久)/岩月(井上高志)/芳松(武見龍磨)/熊次(勝野賢三)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/堀田備前守正則(永井秀明)/芳松の母(坂本和子)/配下(太田雅之)/配下(井上昭) 

将軍に旅立ちを告げようと一路江戸に向かった一行は、早速佐倉の宿で紀ノ川屋の襲撃を受け、百合が足を傷め庄屋利兵衛の家で介抱する事に、折りしも印旛沼の干拓工事に駆り出された夫役の百姓達が一揆寸前の状態にあることを知る。

世直し旅の第一歩であり佐野黄門最初のお裁き。堀田の圧力で上様に会えない黄門様は職人姿になって入城。話し合い後由里さんは旅娘姿となる。

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天下の嶮の幽霊騒動・箱根 (第三話:H5.5.31放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:井上泰治

お由紀(三浦リカ)/山倉屋お葉(伊藤美由紀)/黒川軍兵衛(菅貫太郎)/赤松屋寅五郎(深江章喜)/長作(うえだ峻)/万作(三田村賢二)/栄二郎(篠塚勝)/松乃屋(高桐真)/庄吉(赤城太郎)/徳造(蓑和田良太)/儀助(浜田雄史)

天下の嶮・箱根にさしかかったご老公は赤松屋の籠引き長作と万作に乗せられ関所まで来たが関所奉行・黒川軍兵衛は赤松屋寅五郎と結託して旅人を苦しめていた。不審を晴らそうと芦の湯の温泉場に入った一行は神君家康公のお墨付きを有する松乃屋に泊まった。かつては芦の湯一番の湯元であったが首吊り自殺が発生し先代が責めを取られ牢で死亡。更に幽霊騒動までもおかり奉公人たちはいなくなってさびれた宿に、現女将・お由紀の妹のお葉が切り盛りしている籠屋の長作と万作も赤松屋の博打で借金を作って赤松屋の籠引きになってしまった。気を落としてしまった一行はみんなで宿を助けようとひと働きをする。その頃、現主人の栄二郎は赤松屋の博打で借金を作り寅五郎からお墨付きを奪って来いと言われる。これを知ったご老公は一計案じ赤松屋と奉行に企みを暴く幽霊芝居を行なう。
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心の剣で悪を斬る・藤枝 (第四話:H5.6.7放送) 
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原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:井上泰治

相良隼人(中条きよし)/久保藤十郎(根上淳)/宇津木新二郎(新田純一)/久保梢(浜田朱里)/伊豆屋(庄司永建)/ふじ(片山由香)/駿州屋(森幹太)/河井玄斉(宮口二郎)/蒲原掃部(早川雄三)/牛原重蔵(中村孝雄)/蒲原仙之介(四禮正明)/沼田典膳(五十嵐義弘)/太田資直(水上保広)/飲み屋の女将(島村晶子) 

藤枝へ入ったご老公一行、途中、河井道場の試合を見学、中に入り格さんは家老の息子・蒲原仙之介と1勝負した。道場を出てしばらく歩いていなや名物の染飯の食べすぎで腹痛を起こした八兵衛。折り良く通りかかった大店の娘・ふじの家に身を寄せたこととなった。主人たちの話を聞くと河井道場は家老の蒲原掃部と伊豆屋が作り上げたごろつき道場で藩重役の道場は久保藤十郎の久保道場であった。今駿布田中藩では剣術指南役を巡る争いが起こっていた。そんな折大目付から仙之介と梢の縁談話が持ち上がったが藤十郎はきっぱり断った。だがその夜、資直に呼ばれた藤十郎が河井道場が企んだ卑劣な闇討ちにあう。闇討ちに失敗した河井道場を待っているかのように現れた紀ノ川屋一味はこれを利用しご老公を暗殺しようと計画。その一手として師範代の相良隼人ををおびき出す計画としてふじを誘拐する。隼人は失明寸前の身で道場とふじを守ろうとする。
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陰謀渦巻く大井川・島田 (第五話:H5.6.14放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

辰平(ハナ肇)/萩野(千野弘美)/小出菊(小高恵美)/甲野武太夫(和崎俊哉)/阿修羅の丑蔵(今井健二)/お千代(鈴鹿景子)/留吉(岡部征純)/郷右衛門(松田明)/久兵衛(北見唯一)/遠州屋(須永克彦)/お倉(三浦徳子)/お勝(米山しおり)他 

大井川を前に理不尽な川止めに合い身動き出来なくなったご老公一行は川止めで仕事にあぶれ土地のやくざと大喧嘩している川人足・辰平と寛坊にそっくりなその息子・三太と出会う。旅籠の遠州屋に止まろうとするも料金が高く路頭に迷うはめに、一方弥七たちは怪しげな藩士たちに狙われている2人連れの1人・お菊を助ける。その頃ご老公は辰平親子と再会し家に上がろうとするも萩野という怪我人の女性の看病のため再び急に料金が上がった遠州屋に戻るはめに、そこでお菊を連れて来た弥七と合流する。実は頻繁な川止めと遠州屋の料金の値上がりは阿修羅の丑蔵と郷右衛門、久兵衛、遠州屋、そして代官・甲野武太夫がしたたかに金儲けをする為に仕組んだもので、彼らはその野望に邪魔な辰平を暗殺しようと計画していた。その暗殺計画を利用して紀ノ川屋一味はご老公暗殺計画を実行。紀ノ川屋の仕組んだ宿あらためをお菊を追っている藩士たちを利用して辰平の知り合いのお千代の店に身を寄せた。このお菊は実は園部藩の姫君で、曰くつきの縁談が嫌で側近の萩野とともに江戸屋敷から脱出し横須賀に身を隠すところだったのだ。一方辰平の家に身を寄せている萩野は三太が昔、園部藩の江戸家老の陰謀で難を逃れるためにこの地に捨てた息子だと知る。姫君や辰平親子、大井川の人たちのためにご老公は禁を破って川を渡る計画を実行する。

西尾塁くんの1人2役。このため小弥矢と寛坊の出番が少なめに。その父親役には東野黄門、西村黄門のデビュー作でおなじみのハナ肇さん。本作が遺作となった。
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嘘で悟った女房の真心・浜松 (第六話:H5.6.21放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

惣助(芦屋雁之助)/お澄(土田早苗)/猪塚左馬之助(青木義朗)/引馬の大次郎(沢竜二)/友造(守田比呂也)/夜又丸(福山象三)/長次(佐藤晟也)/団七(重久剛一)/お咲(松本友里)/清次(中嶋俊一)/定平(牧冬吉)他

浜松に着いたご老公一行は途中鰻屋に立ち寄って竹細工職人・惣助と鰻屋の女中・お澄夫婦と出会う。主人の話では惣助は大工の友造のところの腕利きの職人だったが子を失った哀しみで酒と博打に溺れるようになってしまった。それを健気に支えるお澄をみて見捨てておけないと百合たちを先に旅籠に残し、夜又丸の賭場に乗り込んだご老公。この隙を利用し百合の暗殺を実行する紀ノ川屋一味だったが助さん、格さん、お銀、飛猿の働きで何とか危機を乗り越えた。一方ご老公はやっている内に夜又丸の賭場がイカサマである事が判った。すってんてんになったご老公は惣助の家に身を引く事に、しかしおもてなしするお金が惣助の家にはなく惣助はお澄の大反対を押し切って子供の仏壇を質に入れるも全然足りなく再び夜又丸の賭場へ、惣助はやっている内に夜又丸と引馬の大次郎の藩公御用達の茶室工事に絡む悪巧みに利用された事に気づくも手遅れ、しかも2人には勘定奉行・猪塚左馬之助がついていた。お銀、飛猿の救助とご老公の一計で惣助の目を覚ませたが、大次郎は次の一手として惣助の偽借金で友造そ脅し茶室工事から身を引かせた。ご老公が目には目をと打った大博打を打つ。
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悲願叶えた夢花火・岡崎 (第七話:H5.6.28放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

丈吉(松山政路)/お久美(大塚良重)/大崎庄八郎(外山高士)/黒谷屋吾平(梅沢龍峰)/音屋勘助(南祐輔)/横田将監(入江疋徳)/水野忠盈(西園寺章雄)/荒駒の源五郎(有川正治)/菊乃屋仁平(溝田繁)/彦六(武井三二)/伝次(滝譲二)他

岡崎城下へやって来たご老公一行は御前花火を目前に控え、青い花火作りに情熱を傾ける花火師の夫婦丈吉・お久美と出逢う。その競争相手音屋勘助は荒駒の源五郎と黒谷屋吾平と組んでとんでもない悪巧みを企んでおり、しかも彼らには鉄砲奉行・大崎庄八郎が付いていた。これを利用した竜神坊と千丈坊はご老公暗殺計画を実行。まず自分たちはご老公たちを襲って源五郎のやくざに花火小屋の爆破を実行させる。さらに鉄砲奉行の横槍で丈吉を捕らえてしまった。ご老公一行はそれにも屈せずひたすら夢に賭ける夫婦を総がかりで応援し青い花火を完成させるが、竜神坊と千丈坊は巨砲という切り札を隠していた。

首領はお休み。青い花火の為に寛坊大活躍!
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仇討ち悲願の旅芝居・桑名 (第八話:H5.7.5放送) 
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原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳 

市川寿々女、おしず(渡辺典子)/勘八(谷幹一)/大熊重太夫(森山周一郎)/南座四郎兵衛(武藤章生)/伊勢屋源兵衛(久保晶)/時雨の権造(山本昌平)/寅吉(井上茂)/松平定重(白井滋郎)他

名城下に着いたご老公一行は旅廻りの女歌舞伎・市川寿々女一座知り合う。毎度お馴染み黄門一座の仇討ち狂言がきって落とされた。
 
ご存知、弥七が演じる悪代官と八兵衛が演じるやくざ親分の黄門様の仇討ち狂言旅芝居!小弥矢の女型全開! 
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天狗に狙われた娘・新宮 (第九話:H5.7.12放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お小夜(西村知美)/紀州屋和左衛門(内藤武敏)/おちか(長谷川稀世)/波切の亀五郎(井上昭文)/沢村玄蕃(小林勝彦)/灘屋伝兵衛(草薙幸二郎)/宇平(園田裕久)/お光(上野めぐみ)/鮫六(森章二)/飯塚頼母(波田久夫)/勘八(木下通博)/多吉(平田桃介)/配下(井上昭)他

熊野本宮に詣したご老公は、疲れてヘトヘトの八兵衛をおいて助さん、隠さん、お銀と共に新宮に着きやくざ共に絡まれているお小夜、おちかを助けて材木問屋・紀州屋に厄介になった。一方、一行とはぐれた八兵衛は謎の天狗集団に襲われ獣穴に落ちてしまった。だが運良くそこ通っていた小弥矢と寛坊に助けられ通りかかった村人・宇平の家で厄介する事になった。ご老公一行が泊まった紀州屋の娘・お小夜は相当なわがまま者でどうやら後添えにきた元女中のおちかが相当気に入らなかったらしい。そんな時、お小夜は村人の多吉に狂言誘拐を計画したが、その前に主人の和左衛門に”頭を冷やせ”と倉の中へ閉じ込められてしまった。今、新宮では娘を次々と攫う天狗騒動が多発していたのだ。次に届いた天狗のお告げは宇平の娘・お光であった。八兵衛と村人はお光を籠に乗せ神社の前においたら天狗が現れ、やがて霧が出てしばらくたったら天狗ばかりかお光もいなくなってしまった。実はこの天狗騒動はやくざの親分・波切の亀五郎と材木問屋・灘屋伝兵衛、奉行の沢村玄蕃が仕組んだもので、灘屋伝兵衛は元海賊で攫われたお光や娘達を南蛮に売り渡そうとし、紀州屋取り潰しを計画していたのだ。みんなの話を聞いたご老公はすぐに対策をとううとしたその時、今度はお小夜に天狗のお告げが、和左衛門はお小夜に逃げろと言ったがおちかは自分をお小夜の身代わりに天狗の生贄してと聞き、お小夜は自分が間違っていたと改心し和左衛門とおちかに誤り、そして自分が計画した狂言誘拐を話したが、そこに多吉が現れこのような計画は恐ろしくて出来ないと白状した。この天狗のお告げは仕組んだ灘屋伝兵衛が取引の数が合わないが為に仕組んだものだったのだ。そしてこの計画を利用し目指す和歌山を目前にご老公暗殺計画を実行する紀ノ川屋一味。ご老公はお銀をお小夜の身代わりとなり天狗の巣窟を突き止め、天狗となって偽天狗・海賊共と悪奉行を退治。

今まで哀れな娘役を演じていた西村知美さん、本作ではわがまま娘を熱演。やくざの親分役には佐野黄門のテスト版の時のやくざの親分役・井上昭文さん。
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暗雲晴れた和歌山城・和歌山 (第十話:H5.7.19放送) 
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原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳 

安藤陳武(高城淳一)/結城修二郎(荒木しげる)/徳川綱教(堀内正美)/お蘭(山本ゆか里)/工藤右京(玉川伊佐男)/ふさ(阿部寿美子)/坊叨斉(加賀邦男)/徳川長七(若菜孝史)/浦野宗広(川合伸旺)/目付(関根大学)/用人(波多野博)/若侍(高橋弘志)/紀ノ川屋の配下(太田雅之)/紀ノ川屋の配下(井上昭)他

道なき道を辿り秘かに紀州領に入ったご老公一行は次席家老一派が引いた検問を坊叨斉らの活躍でなんとか乗り越え百合の乳母・ふさの家に腰を下ろす事になった。その頃、和歌山城では百合の父・陳武が浦野の仕掛けた罠で謀叛の罪を着せられ幽閉の身となり、しかもこれを公表したのは藩主の弟・長七だったのだ。実は長七は浦野の策略で紀ノ川屋の娘・お蘭に妙な薬を飲まされ精神的麻痺を起こしていたのだ。更に浦野はこれらの罪を堀田備前守に着せ自分が幕府の頂点立とうと練っていたのだ。飛猿の報告を受け百合はご老公の静止を無視しはやる心で城下に出てしまった。なんとか助さん、格さんは陳武の配下・結城修二郎は助けたものの百合は次席家老一派の手に落ちてしまった。浦野の安藤親子を寺に移しご老公もろとも爆殺する計画を実行。一方、ご老公一行も敵の罠にはまる覚悟の上で寺に向かう。安藤親子を救助出来たものの弥七はみんなをかばい重傷を負ってしまった。一方、お銀は城内に忍び込み長七を正気に戻す事に成功。安藤親子の為、弥七の為、今ここに次席家老一派との最後の決戦がきっておとされる。

坊叨斉の偽黄門は映画・月形龍之介版の水戸黄門で格さんを演じ、同番組で何度も出演した加賀邦男さんの最後の演技とってはふさわしいものだった。浦野宗広役の川合伸旺さんエロ家老全開の極めつけの演技。弥七はひとまず休養。百合と小弥矢、寛坊はここで御別れ。
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