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「達人への道」「掲示板」「旅日記」は、こちらのブログにデータをまとめましたのでご利用下さい。

   
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第23部
あらすじ

晴耕雨読の黄門さま、水戸藩史編纂を命じられた助さん格さんはお城づとめ、魚つりに明け暮れるお銀に、野良仕事にこきつかわれる八兵衛。西山荘は今日も平和だったが……。

墓参りの途中、格さんが娘を助けた。娘は川に落ち、頭を強く打って記憶を失った。結った髪の中に隠されてあった紙縒り(こより)から、加賀藩老中翠香院(すいこういん)よりつかわされた‘香織’とだけ分かった。どうやら、光圀の甥にあたる前田綱紀が治める加賀百万石に危機が迫っているようだ。「上の乱れは下の乱れ」と、加賀藩の領民を救うため、密使香織を伴い加賀へ向かう光圀。だが、尼僧を頭とする力づくの凶暴な刺客一味が光圀一行を付け狙う…。


レギュラー

水戸光圀 (佐野浅夫)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾朗)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
柘植の飛猿 (野村将希)
風車の弥七 (中谷一郎)

香織 (小柴香織)
くれないお蓮(芦川よしみ)


全話紹介

(タイトル無し・水戸) (第一話:H6.8.1放送) ★★★★★
音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:あおい輝彦/伊吹吾朗
題字:朝比奈宗源
ナレーター:杉山真太郎
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

くれないお蓮(芦川よしみ)/香織(小柴香織)/奥村清右衛門(佐竹明夫)/堀田備前(永井秀明)/深尾の方(舟倉由佑子)/前田綱紀(大竹修造)/鬼頭坊(山本昌平)/笠井数馬(冨家規政)/室戸蔵人(穂高稔)/諸井朋斉(松本朝生)/郷田頼母(川合伸旺)/あやめ(吉井丈絵)/かつら(彩木優花)/しのぶ(稲村友紀)/霞(塚本加成子)/犬千代(勝見和也)/腰元(大畑博子)/腰元(堀江愛)/老婆(鮎川十糸子)/山野辺兵庫(高松英郎)/翠香院(藤間紫) 他

袋田の湯に湯治に出かけた黄門さま。一緒に湯に入った美女に命を狙われる。記憶を断たれた娘香織と共に加賀藩に向かう一行。

お約束の一話目炎上有り。八、パニック!! 格さんに殴られる!! 女忍び同士の水中戦。お銀の衣装は凄いの一言につきます。


育ての父は鷹匠・大宮 (第二話:H6.8.8放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

千加(根本りつ子)/弥市(生井健夫)/清兵衛(庄司永健)/佐吉(円谷浩)/大倉屋(穂積隆信)/東金の島蔵(長谷川弘)/赤十陣内(浜田晃)/権次(中田博久)/芳造(牧冬吉)/他

薬草をとっていた女医・千加と出会った一行。その父は、元は鷹匠であったが、生類哀れみの令が出て以来酒浸り。厳しい年貢の取り立て、千加への横恋慕など、代官と物産問屋が組んでの悪巧みを砕く。

お銀と飛猿の啖呵は必見です。


泣き笑い幽霊旅籠・熊谷 (第三話:H6.8.15放送) ★★★☆☆
脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

お園(北岡夢子)/お弥栄(うつみ宮土理)/久助(宗方勝巳)/赤浜屋伝兵衛(遠藤太津朗)/樺山庄太夫(北町嘉朗)/お豊(工藤明子)/喜造(高峰圭二)/女中(三浦舞子)/河野辺茂持(高桐真)他

刺客の目をくらますため、二手に分かれ旅籠に泊まった一行。黄門さまと格さんらが泊まった「ふじ屋」で幽霊騒ぎが起こった。以前、ふじ屋に泊まった江戸の材木問屋の旦那が食あたりで死に、その幽霊が出るという…。だがその裏にはからくりが。赤浜屋と郡奉行が手を組んで、温泉街を牛耳ろうとする企みを、幽霊に化けた黄門さまがこらしめる。

今回は刺客でず。それにしても弥七親分はいつ登場するのでしょう…。


助さん格さん用心棒・安中 (第四話:H6.8.22放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

お久美(佐野量子)/赤松屋(深江章喜)/青竜屋(今井健二)/鯵沢主馬(小沢象)/猪家三左衛門(中村孝雄)/作平(河合絃司)/おとせ(小川はる子)/新吉(南川昊)/源造(岡部征純)/おもん(藤江利加)/寅五郎(伊藤高)他

絹市で賑わっているはずの安中の宿は、人っ子一人いず、さびれていた。というのも、赤鬼、青鬼の二組のやくざ者が絹市の権利を手に入れようと、争っていた。

お銀のピンチに飛猿の土遁の術!?というより、壁をぶち破って登場!!


涙でついた母の嘘・追分 (第五話:H6.8.29放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

勘太(渋谷哲平)/清七(佐藤佑介)/お島(三浦リカ)/お紀乃(万里洋子)/おかよ(今野若葉)/黒石屋(草薙幸二郎)/小山田陣内(宮口二郎)/権蔵(福山象三)/千之助(四禮正明) 他

一行が助けた父娘、実はごまの灰。親子というのは嘘で、娘の実の母親を探す旅をしているという。


姥捨は鬼の仕業・小諸 (第六話:H6.9.5放送) ★★★★☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

おりん(萬代峰子)/伍平(河原崎建三)/おもよ(丸山ひでみ)/佐山帯刀(青木義朗)/四河屋(梅津龍峰)/作十(高原駿雄)/作次(三田村賢二)/おきみ(竹村愛美)/般若(時代吉二郎)/万田の藤五郎(有川正治) 他

小諸城下に入った一行。だが町中に老人の姿が見当たらないのを不審に思う。訳を聞くと、家老が千曲川温泉に「長寿の館」を造り、老人達をそこに住まわせているという。


偽りの武士道・上田 (第七話:H6.9.12放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

藤尾(鈴鹿景子)/相良荘太郎(沖田浩之)/菊野(五十嵐いづみ)/大須賀外記(西沢利明)/別所屋(幸田宗丸)/仙石政明(峰裕介)/田島(吾羽七朗)/柴田民部(小笠原弘)/宗方掃部(加山雄三) 他

一行が寺で座禅の最中、若侍が上田藩次席家老を襲う計画を偶然盗み聴き。上田藩仙石家の世継ぎ問題。


狙われた娘馬子・善光寺 (第八話:H6.9.19放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

おさよ(生稲晃子)/千曲屋(佐藤英夫)/柏木武兵衛(亀石征一郎)/黒姫の千蔵(上田忠好)/追分屋(出光元)/市太郎(沢井小次郎)/虎松(重久剛一)/県屋(芝本正)/安次(小林尚臣) 他

一行が出会った娘馬子おさよ。父親は善光寺を取り仕切る問屋場の主だったが、あらぬ罪をきせられ獄中にて死んだという。

くれないお蓮、攻めが消極的になってきたようです。


悪を裁いた偽黄門様・糸魚川 (第九話:H6.9.26放送) ★★★☆☆ 
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お光(田中雅子)/放浪亭玉蔵(ポール牧)/助若(竹田高利)/角之丞(島田洋八)/梶山軍太夫(原口剛)/徳右衛門(佐原健二)/藤野屋(高野真二)/鍾馗の大五郎(井上昭文)/紋次(堀田真三)/お芳(三浦徳子)/お竹(紅萬子)他

日本唯一のヒスイの原産地・糸魚川を訪れた一行は、三河漫才の玉蔵らと知り合う。黄門さまは、博打に手を出し身包み剥がされてしまう。一方、玉蔵らは質屋に売られた黄門さまらの衣類を盗み、一行に化けて、宿でどんちゃん騒ぎ。そこで、水戸黄門一行に間違えられてしまう玉蔵らだが、そのまま黄門さまに成りすます。黄門さまは、偽黄門を使ってヒスイの採掘現場に乗り込ませ、代官らの悪事を暴く。

ポール牧さんが偽黄門を演じるということで、指パッチンの偽黄門登場f(^_^;


親子喧嘩の腕比べ・田鶴浜 (第十話:H6.10.10放送) ★★★☆☆ 
原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

暈平(芦屋雁之助)/幸平(夏夕介)/お美代(佳山まりほ)/小野山甚兵衛(南原宏治)/犀河屋(歌澤寅右衛門)/地蔵鼻の藤五郎(石山律雄)/宗助(小笠原良知)/居酒屋の親爺(大木晤郎)他

献上欄間を巡って。博打の借金で家を飛び出した親父と、父を憎む息子とが腕比べ。漆器や塩など藩専売の品まで一気に仕切ろうとする郡奉行と物産問屋の企みを砕き、親子の仲もとりもつ。

刺客の手に香織さんがおちた。それにしても鬼顕坊のやり口はあまりに回りくどい…。そして金沢入りを前に炎上シーン。


陰謀渦巻く加賀百万石・金沢 (第十一話:H6.10.17放送) ★★★★☆ 
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

奥村清右衛門(佐竹明夫)/多々羅屋(御木本伸介)/深尾の方(舟倉由佑子)/前田綱紀(大竹修造)/郷田頼母(川合伸旺)/鬼顕坊(山本昌平)/島内太兵衛(唐沢民賢)/伏見从賽(守田比呂也)/お久(ふじまゆか)/霞(塚本加成子)/翠香院(藤間紫) 他

いよいよ金沢入りした一行。香織の記憶も戻り、加賀百万石の正嫡争いもいよいよ決着の時が。

23部は炎上シーンが多いです。


兄の敵はお殿様・山中 (第十二話:H6.10.24放送) ★★★★☆ 
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

園江(藤吉久美子)/前田利直(金田賢一)/おいと(吉井丈絵)/枡井帯刀(北原義郎)/牛尾陣内(川辺久造)/三島屋(森幹太)/兜屋の伝五郎(長谷川弘)/森田屋(早川純一)/玉枝(船場牡丹)/仙八(西田良)/お時(浪花こゆき)/伊与次(石倉英彦)/忠吉(浜田雄史)/久作(荻原侑三)他

加賀百万石の争いを解決し、旅の疲れを癒すべく、大聖寺の領内、山中温泉にきた一行。山中塗りの生地作り奉公と偽り、湯女にさせるという二足のわらじの兜屋伝五郎、山中塗りの一手買上げを企む三島屋、そのバックにつく郡代牛尾と次席家老をこらしめる。また大聖寺藩の殿様を兄の仇と狙う娘園江にも出会う。

今回は盛りだくさんな内容です、大聖寺藩の熱く激しい殿様にお忍びの極意を伝授する黄門さま。さすが舞台が温泉地だけあって、入浴シーンも盛りだくさんです。


姫様狙う悪の罠・福井 (第十三話:H6.10.31放送) ★★★☆☆ 
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

稲葉源三郎(あおい輝彦)/福姫(畠田理恵)/日吉弥左衛門(高城淳一)/倉田与太夫(久富惟晴)/お梅の方(一柳みる)/琴路(永光基乃)/綾姫(河西あきら)/犬山刑部(志賀圭二郎)/兜丸(関根大学)/織部帯刀(高桐真)他

福井25万石松平家の跡目争い。助さんが祭の夜に助けた娘は松平家の福姫。縁談が嫌で城を飛び出したという。そしてお銀が知り合った、足をくじいた侍は助さんそっくりの源さん。縁談をぶちこわそうと根来忍者が城下を走りまわる中、甘海老やウニに舌鼓を打つ八。

あおいさん二役。殺陣のシーン、助さん不在で、黄門さまは「格さん、お銀、こらしめてやりなさい!!」


母を慕った逃亡者・敦賀 (第十四話:H6.11.7放送) ★★★☆☆ 
原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

国太郎(薬丸裕英)/なみ(石井トミコ)/友松(勝見和也)/黒畑四郎兵衛(名和宏)/大海屋(草薙幸二郎)/唐崎(佐藤仁哉)/国太郎の母(今井和子)/目明し(時代吉二郎)/お秋(仙石順子)/直吉(山口幸生)他

廻船問屋と町奉行が組んで抜け荷買い。西国巡礼の娘を手篭めにしようとする途中、ご禁制の天竺木綿の財布を泥棒に盗まれた町奉行は、悪事の証拠を全て隠そうと、娘や泥棒を亡き者にしようとあの手この手の策をねるが…。泥棒の国太郎と、叔父や叔母に厄介者扱いされている友松との友情物語もあり。


格さんは偽りの夫・小浜 (第十五話:H6.11.14放送) ★★★☆☆ 
原作:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

双右衛門(織本順吉)/お里(大塚良重)/善吉(篠塚勝)/井桁屋(加藤和夫)/久保川源太夫(北町嘉朗)/赤鼻の駒八(石橋雅史)/伝十(伊藤敏八)/双太(山崎大聖)/峰三(岩尾正隆)/老婆(新海なつ)他

めのう細工の名人双右衛門の仕事場を訪ねた一行だが、双右衛門は黄門さまに負けず劣らずの頑固っぷりで、しまいに二人は意地比べ。一方格さんは、薬をあげたのが縁で、いわくありげな母子と出会った。めのう細工を食いものにしようとする輩を一掃、父娘の縁も結ぶ。


八兵衛夢見た若旦那・宮津 (第十六話:H6.11.21放送) ★★★☆☆ 
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お小夜(塚田きよみ)/宗太郎(草川祐馬)/蓮室軍兵衛(江見俊太郎)/阿部正邦(武内亨)/寿楽屋(早川雄三)/石倉弥太夫(宮口二郎)/喜助(園田裕久)/徳兵衛(高峰圭二)/宇之吉(楠見章太郎)他

黄門さまや助格を守り、お銀に惚れられる?夢を見た八兵衛。たまには皆からちやほやされたいという意見に黄門さまも納得、京から丹後縮緬の買い付けにきた老舗の若旦那に化ける。しかし丹後縮緬の入れ札を巡っての勘定奉行らの悪企みもからんできて…。

黄門さまの決め台詞をお銀が。飛猿もあきれ顔。


娘涙の仇討悲願・津山 (第十七話:H6.11.28放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

八重(千野弘美)/おきく(尾羽智加子)/鳥沢清兵衛(庄司永建)/横森久次郎(遠藤征慈)/河内大膳(近藤洋介)/吉野屋(奥野匡)/茶店の主人(疋田泰盛)/白川弥一郎(谷口高史)/旅の侍(帯谷孝史)/旅の侍(辻本茂雄)/旅の侍(内場勝則) 他

津山城下を目指す一行は、途中で美作温泉に立ち寄るが、そこでかすりを売る娘おきくと出会う。おきくは仕えていた家の奥方と共に仇を狙っていた。津山18万6千石、主席家老と次席家老との争いの中での仇討ち。


闇夜に咲いた女義賊・米子 (第十八話:H6.12.5放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

春日あやめ(高島礼子)/おさわ(彩木優花)/升吉(谷幹一)/千蔵屋(内藤武敏)/串木田陣内(青木義朗)/般若の若蔵(今井健二)/松葉屋(田口計)/八十吉(小林尚臣)/与市(赤城太郎)/伝六(大島宇三郎)/荒尾但馬(波田久夫)/おかめ(紅萬子)/馬三(功刀明)/宿直侍(柴田善行)/警護侍(西山清孝)他

茶店でのまんじゅう食べ比べが縁で、手品師の春日あやめ、升吉と知り合った一行。だがその正体は、義賊「紅夜叉」だった。付け火の罪で潰された千歳屋の仇をとるため、14歳で家を飛び出した娘が紅夜叉となって戻ってきたのであった。

飛猿ファンは必見。かなりお茶目な飛猿が見られます。


悲願叶えた高麗人参・松江 (第十九話:H6.12.12放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

佐伯市之進(荒木しげる)/綾(伊藤美由紀)/秀(東恵美子)/坂上武太夫(小林勝彦)/成瀬十内(宮内洋)/井筒屋(梅澤龍峰)/坂上多三郎(松原一馬)/男(笹木俊志)/男(矢部義章)他

病んでいる人の力になりたいと、心血を注ぎ高麗人参を育て研究している市之進。それを金儲けの道具に使おうと物産問屋が勘定奉行と組んで悪企み。姑と若い夫婦の絆も深める黄門さま。


悪を糺した神楽面・浜田 (第二十話:H6.12.19放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:井上泰治

おりん(北原佐和子)/新吉(安藤一夫)/和助(西川忠志)/おたね(八木昌子)/岩淵伝九郎(黒部進)/横川屋(久保晶)/砂川(中村孝雄)/松平康官(西園寺章雄)他

石州和紙で知られる浜田の城下へ入った一行。和紙づくりに励む兄と、その和紙を使い従来の面とは違った神楽面をつくろうとする弟。兄弟の努力の結晶を食いものにしようとする悪党一味を、黄門さまらが石見神楽の神々さながら退治する。

普段無口な飛猿とはうってかわって、今回はよく喋ります。


津和野銘菓は恋の味・津和野 (第二十一話:H6.12.26放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:井上泰治

重吉(土屋嘉男)/久兵衛(小林昭二)/佐助(佐藤佑介)/おしの(吉野真弓)/黒川将監(外山高士)/唐沢但馬(中田博久)/鳴神大五郎(福山象三)/三笹屋(九遠利三)/亀井茲親(伊庭剛)/同心(峰蘭太郎)/茶店の女(香住美弥子)他

四万三千石、山陰の小京都とよばれる津和野へ入った一行。津和野の銘菓源氏巻を食べようとするが、源氏巻の永楽堂が本家と元祖に分かれていがみ合い。しかも本家と元祖の娘と息子が互いに想い会う仲。水戸黄門版、ロミオとジュリエット。

格さんは娘の婿に、お銀は息子の嫁にとお互いに見初められ…。


白いお髭の意地比べ・萩 (第二十二話:H7.1.9放送) ★★★★☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

おしげ(舟倉由佑子)/周防屋(頭師孝雄)/植村多聞(船戸順)/都筑九十郎(高野真二)/石州屋(石山律雄)/婆さん(川上夏代)/藤吉(岡野進一郎)/黄不動の沖蔵(田畑猛雄)/押尾喜太夫(鈴木ヒロミツ)/毛利吉就(竹脇無我)/毛利綱広(森繁久彌) 他

黄門さまは、旧友の毛利綱広との再会を楽しみに萩の城下へ入った。だが囲碁を勝負をしているうちに喧嘩へ。そのうち、海産物問屋の利権を狙う家老らの陰謀を知り、若殿吉就公と共に悪退治に乗り込む。

なんともスゴイサービスシーンが。若いおなごの乳房がちらり。他にも、お銀の脚線美にも注目!!


命の恩人は大嘘つき・下関 (第二十三話:H7.1.16放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

文吉(渋谷哲平)/利三郎(江藤潤)/お時(長内美那子)/お佳代(吉井丈絵)/小月屋(穂高稔)/猪塚武太夫(原口剛)/鳴海屋(歌澤寅右衛門)/牛神の滝蔵(上野山功一)/権六(岡部征純)/仙太(井上茂)/望月多聞(市川青虎)/忠七(青井敏之)/お梅(繭乃芙代)/おむら(小野朝美)/茶店の婆さん(新海なつ)他

茶店で一行に勘定を押し付けようとした男文吉。下関にいる母を訪ねるという。だが母の命の恩人利三郎先生は、文吉の人助けの手柄を横取りした男だった。赤間が関の海産物を牛耳ろうと、藩御用達小月屋を狙う鳴海屋と牛神一家、その後ろ盾には勘定奉行が。利権目当ての不正をただし、放蕩息子の性根も直す。


お銀に惚れた人形師・福岡 (第二十四話:H7.1.23放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:佐藤五月/監督:山内鉄也

お玉(上村香子)/与平(頭師佳孝)/小ぼん(石倭裕子)/おくみ(稲村友紀)/那珂屋(新井量大)/八田典膳(睦五朗)/稲葉屋(森幹太)/五郎蔵(森章二)/お常(日高澄子)/岩松(伊藤高)/吉田織部(西山辰夫)/黒田綱政(水上保広) 他

献上博多人形作りに精魂傾ける人形師の与平がやくざに絡まれているところを助けた一行。その与平はお銀に一目ぼれ。お銀をモデルに、献上人形の母子像を作らせて欲しいと頼み込む。勘定奉行と組んだ稲葉屋が、目の上のたんこぶである那珂屋を取り潰すため二度にわたる卑劣な付け火。博多人形の利権を巡る陰謀を暴く。


怨念!化け猫騒動・佐賀 (第二十五話:H7.1.30放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:佐藤五月/監督:山内鉄也

志乃(大沢逸美)/小城屋芳兵衛(武内亨)/佐吉(加藤純平)/中野将監(南原宏治)/六角屋(金井大)/坂田伝蔵(伊吹聡太朗)/近藤左内(望月太郎)/甚六(牧冬吉)/青山頼母(高桐真)/藤堂(有川正治)/お菊(一条かおり)他

日も落ちた頃、佐賀の城下に着いた一行。だが三十五万石の城下町にしては、食い物屋も旅籠もすでに閉め切って、町は真っ暗だった。一行は城下で化け猫騒ぎが起きていることを知る。化け猫騒動は、一年前に主席家老が心臓発作で死に、飼い猫の黒猫も斬られて死んでおり、更には猫の世話役の腰元が物取りに斬られて死んだことから始まるという。だがその一連の事件には、主席家老に悪事の証拠を握られた次席家老らによる陰謀があった。化け猫姿に身をやつし、恩人の仇討ちを誓う元剣術指南役の娘を助け、城下の悪を一掃する黄門さま。


悪が群がる山鹿灯籠・山鹿 (第二十六話:H7.2.6放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

おぬい(山本みどり)/孝助(井上純一)/文吉(河原崎建三)/北島帯刀(久富惟晴)/蛇の留五郎(今井健二)/広喜屋(早川保)/弦八(南祐輔)/市之助(竜川剛)/鉄次(石倉英彦)他

山鹿灯篭が見たい黄門さま、山鹿に寄ることに。そこで山鹿灯篭の名人の娘・おぬいとその弟・孝助と知り合う。名人である父が二年前に死に、孝助は父の名に恥じない灯篭を作りたいと思うが、それもできず、灯篭作りに身が入らないでいた。また一番弟子の文吉も孝助のために、あれこれ思索するが、思いが届かない。その隙に付け込み、献上灯篭を我が物にし、紙を一手に扱おうとする紙問屋とその後ろ盾の郡代が悪企み。悪人らを一掃し、灯篭祭りで、文吉と孝助の見事な灯篭に目を細める黄門さま。


酔いどれ男の恩返し・人吉 (第二十七話:H7.2.13放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

又平(坂上二郎)/しのぶ(本阿弥周子)/谷村小一郎(石田信之)/人吉屋喜左衛門(佐竹明夫)/谷村小三郎(三品守)/大木田伝九郎(川辺久造)/杉屋松蔵(早川雄三)/梵天の熊五郎(石橋雅史)/権三(堀田真三)/五三平(野口貴史)/寅吉(池田謙治)/居酒屋の親爺(阿木五郎)他

人吉で元藩勘定方の中間だった又平と知り合った一行。又平は、亡くなった主人の妻と息子のために大いに尽くしており、その姿に黄門さまは心を打たれた。人吉では、酒造りの杉屋が藩勘定方の大木田と手を組み、杉屋で作ったまずい焼酎を飲み屋に押し付けるなど、悪事のし放題。黄門さまが、焼酎の里の悪党らを退治する。


美人かあちゃん子沢山・延岡 (第二十八話:H7.2.20放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お豊(西川峰子)/日向屋喜兵衛(中島久之)/山辺主膳(山下洵一郎)/灘屋(田口計)/赤不動の岩五郎(山本昌平)/多吉(赤城太郎)/惣助(結城一朗)/豊後屋(芝本正)/一助(谷口公洋)/おはな(西村香織)/次郎(藤森周一郎)/三太(山下慎司)/お光(前野有香)他

五人の子供たちと共に懸命に働く母親と知り合った一行。大恩ある物産問屋・日向屋の若旦那の借金返済を助けるために、一生懸命働いていたのだった。日向屋の藩御用達の看板を取り上げようと、灘屋が岩五郎親分と郡奉行の山辺と組んで悪企み。更にお豊に横恋慕する郡奉行。悪党一味を退治する黄門さま。

23部は仁義をきるお銀の姿が多い気がします。今回の話で何度目だろう。


葵の印籠が盗まれた!?・宇和島 (第二十九話:H7.2.27放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

お咲(羽田恵理香)/伊三吉(長江健次)/九郎兵衛(沢竜二)/雷神の万蔵(上田忠好)/郷原惣十郎(中村竜三朗)/粂次(中田博久)/おきた(野口ふみえ)/仙次郎(大木聡)/おはる(寺田千恵)/五平(日高久)/伊達宗贇(伊庭剛)他

浜で難儀している男女二人組みを助けた一行だが、実は胡麻の灰。葵の印籠もろとも一切盗まれてしまった。宇和島では、東の浜の利権を独占しようと、西の浜の網元がやくざの親分と郡奉行と組んでの悪行三昧。胡麻の灰・伊三吉の父親が東の浜網元の後ろ盾をしているのを邪魔に思い、酒の席を使って溺れ死にさせる。宇和島の悪を一掃する黄門さま、牢の中から世直し指南。

またしてもお銀が仁義をきります。今回は飛猿も一緒に。それにしても弥七親分、なっかなか出てきません(・_・、)。。。


世直し剣が悪を斬る・今治 (第三十話:H7.3.6放送) ★★★★☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

杉山作右衛門(高城淳一)/県一刀(亀石征一郎)/おかね(正司照枝)/由以(岩本千春)/島屋(幸田宗丸)/有沢丈之介(松本朝生)/かすみ(南條玲子)/崎山源左衛門(小沢象)/荒磯の音造(長谷川弘)/村越(伊集院八朗)/津田(高橋弘志)/加賀見主水之丞(溝田繁)/片貝権兵衛(北大路欣也) 他

助さん、八と喧嘩別れした黄門さま。野宿のための船小屋で人のいい浪人と知り合った。世直し様と皆に慕われているが、なにかいわくありげな様子。実は、今治藩の隣、大洲藩の殿様の弟であった。

北大路さんの見事な立ち回りに注目です!!


格さんは夫の敵・丸亀 (第三十一話:H7.3.13放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:高倉祐二

佐吉(伊吹吾朗)/お幸(川中美幸)/半助(赤塚真人)/おなみ(福家美峰)/黒沢喜太夫(北原義郎)/湊屋弥五郎(内田勝正)/寅吉(秋山武史)/七造(井上茂)/仁蔵(石倉英彦)他

丸亀に入った一行。一行から一足遅れて丸亀に入った格さん、突然女に刀を突きつけられ、夫の仇呼ばわり。事情を聞くと、仇は格さんそっくりの佐吉という男で、かつては結婚の約束までしていたという。一方佐吉も、殺しの下手人に仕立て上げられているという噂を聞きつけ、丸亀入りしていた。誤解の糸をほどき、真の悪党を退治する黄門さま。


酒にのまれて人殺し・兵庫 (第三十二話:H7.3.20放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

宇佐次(山口弘和)/亀吉(竹田高利/喜久助(永井秀和)/おきみ(森恵)/川浪丹波(石濱朗)/赤摩屋(高野真二)/住吉屋(玉川伊佐男)/おかん(神津はづき)/梵天丸の久六(三角八朗)/馬五郎(草薙良一)/勝田忠左衛門(田畑猛雄)/山城屋(田中弘史)/六兵衛(牧冬吉)/屋台のおやじ(浜田雄史)/役人(出水憲)他

酒どころ灘に着いた一行。もっと酒を飲みたいと旅籠を飛び出した八兵衛は、灘の銘酒に酔いつぶれ、気がつけば血のついた短刀を握っていて住吉屋殺しの下手人に。真犯人を目撃したのが駕籠屋の宇佐次と亀吉だが、仕返しを恐れて名乗り出ない。殺しの背後には、灘の造酒屋を一まとめにして、利益を得ようとする赤摩屋の企みと、その後ろ盾をする次席家老・川浪丹波がいた。全ての証拠を掴んだ黄門さまは、八兵衛の無実を晴らすため、そして灘の銘酒を守るため、白洲へ乗り込む。


京の都の恋友禅・京 (第三十三話:H7.3.27放送) ★★★★☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お美津(北原佐和子)/尾州屋信兵衛(小林昭二)/新太郎(佐野圭亮)/坊門從三位惟光(鹿内孝)/日吉屋(草薙幸二郎)/婆裟羅の馬五郎(石山律雄)/梅小路大納言(武内亨)/おせい(宮田圭子)/紋次(桐山浩一)/熊吉(野々村仁)/杉山(五十嵐義弘)他

京に入った一行。友禅絵師のお美津と知り合った一行は、裏御用達の友禅問屋・尾州屋に世話になることに。京では、御用達の看板を狙う日吉屋が、悪公家・坊門從三位惟光と手を組んでの悪巧み。婆裟羅の馬五郎を使って、尾州屋に火をつけ、出火の罪を着せて看板の取り上げを企む。京の都の鬼退治をし、お美津と尾州屋の息子新太郎の恋も助ける黄門さま。

出ました、悪徳三位。悪公家の出る話は結構好きです。殺陣のシーンも、公家版お侍のような人たちがワラワラと出てきて、なんだか華やかでした。そして、今日の銀奴は黒い着物。お銀さんは、黒い着物を着たときが一番映える気がします。


狸がくれた赤ん坊・信楽 (第三十四話:H7.4.3放送) ★★★★☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

おせき(吉野真弓)/白石左近(大橋吾郎)/お幸の方(東千晃)/鳥居忠英(南條豊)/伊賀山大膳(宮口二郎)/鳥居大学(妹尾洸)/馬場玄太夫(近藤洋介)/安左衛門(国田栄弥)/おとね(山口朱美)/窯元の親父(玉生司朗)/鶴千代(高橋将也)他

水口藩鳥居家二万石の世継ぎ争い。狸の置物で有名な信楽にやって来た一行は、置物のそばで泣く赤ん坊を拾う。この赤ん坊が、実は水口藩の若君・鶴千代。藩主の弟を世継ぎにと推す城代家老・馬場玄太夫らの企みにより、刺客に狙われていた。世継ぎ騒動を解決するため、赤ん坊と共に総登城のかかった水口城へ乗り込む黄門さま。

テンポがよくなかなか面白いお話でした。しかも、23部初の弥七親分登場!! あまりの久々ぶりに助さん格さんもびっくり、「弥七、達者だったのか!!」。そして、3度も、ここぞという時に親分の赤い風車。アクションは少ないけど、かなりの大活躍でした。そして、お銀の生娘発言にビックリでしたf(^_^;


悪を狙う謎の虚無僧・彦根 (第三十五話:H7.4.10放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

日下部左近(本郷功次郎)/環(山本みどり)/伊吹屋(梅野泰靖)/桑原勘解由(睦五郎)/番場屋(加藤和夫)/黒川(若林哲行)/治平(河合絃司)/太郎作(相馬剛三)/おりん(真継玉青)/竜神の権八(有川正治)/虎松(岩尾正隆)/おうめ(中塚和代)/茶店の爺さん(千葉保) 他

彦根に着いた一行は、目の不自由な武家の女・環と知り合う。環の夫・日下部左近は、一年前上布に関わる不正を部下と共に調べており、その報告を勘定奉行・桑原勘解由に報告しに行ったときに消えたという。事の真相は、番場屋を藩の御用達として利益を貪る勘定奉行一味が、悪事の露見を恐れ、部下殺しの罪を着せて日下部左近を斬ったのだった。谷底へ落ちた左近だが死体はあがっておらず、折りしも彦根に謎の虚無僧が出現する。夫婦を助け、彦根の悪を一掃する黄門さま。

今回も弥七親分登場。妻と夫の尺八と琴で奏であう「想夫恋」に、泣き虫黄門さま本領発揮!? 久々に佐野黄門さまの涙を見ました。


迷子になった黄門様・岐阜 (第三十六話:H7.4.17放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

三枝彦四郎(荻島真一)/菊乃(大塚良重)/理絵(坂上香織)/稲葉屋(滝田裕介)/岩瀬刑部(江見俊太郎)/八幡屋(歌澤寅右衛門)/岩瀬秀之丞(佐藤仁哉)/鬼夜叉の繁蔵(福山象三)/源六(時代吉二郎)/中川(石倉英彦)他

助さんと喧嘩した黄門さま、一行からこっそり離れて別行動。獣穴に落ちあわやのところを、加納藩士・三枝彦四郎に救われる。彦四郎は、加納傘の絵付けの工夫に情熱を燃やしていた。岐阜では加納傘の利権を一手に握ろうと企む八幡屋とその後ろ盾の国家老・岩瀬刑部が町の人を困らせていた。その国家老の息子が、彦四郎に想いを寄せる武家の未亡人・菊乃に横恋慕。加納傘を守るため、黄門さまが彦四郎と共に立ち上がる。

悪家老とかでお馴染みだった滝田さん、お年を召してからすっかり善玉役が多くなってきましたね。


育ての母は木曽節お仙・妻籠 (第三十七話:H7.4.24放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

お仲(三沢あけみ)/お糸(彩木優花)/喜太郎(和泉史郎)/丸田屋(新井量大)/佐久間軍太夫(小林勝彦)/戸隠屋六兵衛(北町嘉朗)/亥の子の亥兵衛(石橋雅史)/ムササビの権次郎(森章二)/伍平(伊藤高)/茂助(朝日完記)/元太(福本清三)/木曽屋の番頭(水上保広)他

妻籠で一行が知り合った旅籠・木曽屋の後家・お仲。実は十年前までは木曽節お仙と名の売れた錠前破り。今は足を洗い木曽屋の後家におさまり、先妻の娘のお糸に店を継がせようと頑張っている。だが、昔の仲間が現れ、お糸を人質に盗みを手伝えと脅迫する。「西山の光右衛門」という大泥棒一味に姿を変えた黄門さま、盗賊らを一網打尽、妻籠の悪も一掃する。


悪が群がる御用金・甲府 (第三十八話:H7.5.1放送) ★★★☆☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

白坂祐之進(中条きよし)/小松原金吾(伊吹剛)/八重(上野めぐみ)/八木沢内蔵助(高城淳一)/駒形屋(長谷川明男)/蒲生の幻堂(浜田晃)/板垣源十郎(伊吹聡太朗)/村岡又二郎(武正忠明)/内田(笹木俊志)/間柄(木下道博)他

甲府の城下へ入った一行は、御用金強奪の計画を知る。御用金の道中差配役の筆頭・白坂祐之進は、甲府藩の御用金責任者・小松原金吾とは親友同士。だがその親友の妹が盗賊一味に誘拐され、人質解放の条件として御用金運搬の道筋を明かせという。盗賊の黒幕は甲府藩国家老・八木沢内蔵助。いずれ藩主が六代目将軍となった暁に、一藩の家老職のみに留まらず天下を動かす役職につきたいとの野望を持つが故の強奪計画。そして親友は図らずも国家老の手先となっていた。

水戸黄門では、いい人なのに死んでしまう、という役柄が多いような気がする伊吹剛さん。嫌な予感はしてましたが、やはりそうでした…。今回は飛猿がピンチに。飛猿の危機に弥七親分登場。


白いお髭のお婿殿・府中 (第三十九話:H7.5.8放送) ★★★☆☆
原作:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

おかつ(春川ますみ)/竹内数馬(藤田哲也)/おくみ(岩崎ひろみ)/尾形升三郎(外山高士)/河鹿屋(小沢象)/深見陣之助(中田博久)/土蜘蛛の寅五郎(江藤漢)/勘六(伊東達広)/元作(はせさん治)/三蔵(牧冬吉)/富次(当銀長太郎)/武蔵屋(芝本正)他

府中で月見屋という寂れた旅籠に泊まった一行。その未亡人の女将・おかつに言い寄るのが、河鹿屋という府中の旅籠を一手に握ろうと企む悪党男。黄門さまが河鹿屋を自分の許嫁だと言って追い返す。折りしも、父の仇を探す若者・竹内数馬が月見屋に飛び込んで来た。数馬はおかつが昔奉公した恩ある家の若様だった。二人の仇討ちを助け、府中にはびこる悪を一掃する黄門さま。

34話以来ずっと皆勤で出演の弥七親分。最後は久々に皆と一緒の旅立ちで、お新に会えるのをからかわれていました。


闇を切り裂く白頭巾・江戸 (第四十話:H7.5.15放送) ★★★★☆
原作・脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お新(宮園純子)/歌川扇之助(杜けあき)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/堀田備前守(永井秀明)/矢部悠斉(南原宏治)/お濃の方(辻沢杏子)/仁兵衛(福田豊土)/平戸屋(高野真二)/藤兵衛(浜田東一郎)/沖山采女(波田久夫)/作平(阿木五郎)/海渡屋(山本弘)/人足頭(有川正治)他

江戸を目前に、旅回り一座と知り合った一行。だが太夫の歌川扇之助は、何か曰くありげな様子。折りしも江戸では白頭巾が、悪徳商人・海渡屋を斬り殺す事件が。その白頭巾の正体は太夫。八年前、海渡屋は長崎奉行だった矢部悠斉、平戸屋と組んで抜け荷を行い私腹を肥やし、その罪を太夫の父になすりつけ付け火をした。復讐を秘めて舞台に立つ太夫。悪を懲らしめ、矢部悠斉の後ろにいた堀田備前にもお灸をすえる黄門さま、穏やかな気分で水戸へ戻る。

珍しくお銀も、飛猿と一緒に故郷に帰ります。理由は、近頃夢に祖父の無門がよく出てくるから...。お銀の帰りを待たずして、無門は、かげろう忍法帖にて瀕死の状態になるのですが、この頃から既に忍法帖の構想が出来ていたのですね。
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