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「達人への道」「掲示板」「旅日記」は、こちらのブログにデータをまとめましたのでご利用下さい。

   
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第19部
あらすじ

晴耕雨読の生活を送る,水戸西山荘の老公ら。アユ釣りに出かけたお銀と助さんは,棒術にたけた忍びに襲われたなにやら曰くありげな娘を助けた。大怪我を負ったその娘が所持していた書状は,なんと光圀宛の書状。そこには出羽庄内藩の危機を訴えた内容がしたためられており,その娘の正体は国家老の娘久美だと分かった。

一方,綱条に光圀が作った納豆を届けるため江戸へ出かけた格さんは,弥七とお新のいる田毎庵に寄る。そこへまたしても曰くありげな娘二人。修験者崩れの怪しげな一行に教われた娘らを助けた格さんと弥七は,彼女らが出羽庄内藩の危機を命がけで光圀に訴えにきた雪姫と腰元の千鶴と知り,二人を水戸西山荘へ届ける。雪姫の話によると,庄内藩では次席家老一味が力をもち、藩主が病床にあるのをいいことに、側室の子を世継ぎにと,お家乗っ取りを企んでいるという。そのために,奥州出羽三山の修験者鬼巌坊を城に呼び,病魔退散の祈祷水と偽り毒の入った水を飲ませていた。庄内米の一手引き受けを企み,庄内十四万石を乗っ取ろうと画策する次席家老ら。

庄内藩のお家騒動を鎮めるべく、西山荘を後にした光圀。最強の供を引きつれ、十九回目の世直し旅が始まる…。


レギュラー

水戸光圀 (西村晃)
佐々木助三郎 (あおい輝彦)
渥美格之進 (伊吹吾朗)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
かげろうのお銀 (由美かおる)
柘植の飛猿 (野村将希)
風車の弥七 (中谷一郎)

雪姫 (吉野真弓)
千鶴 (安永亜衣)
鬼巌坊 (山本昌平)
鳥海坊 (佐藤京一)
丁字坊 (志賀勝)


全話紹介

(第一話:H元.9.25放送) ★★★★☆

 


音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:あおい輝彦・伊吹吾朗
題字:朝比奈宗源
ナレーター:芥川隆行
原案・脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

霞のお新(宮園純子)/雪姫(吉野真弓)/千鶴(安永亜衣)/山野辺兵庫(高松英郎)/黒崎主膳(大木実)/久美(丸山秀美)/徳川綱条(坂口徹郎)/室川屋(管貫太郎)/お八重の方(朝比奈順子)/坂戸左衛門(高野真二)/鬼巌坊(山本昌平)/鳥海坊(佐藤京一)/丁字坊(志賀勝)他

庄内藩の雪姫と国家老の娘を助けた一行。出羽庄内藩酒井家の危機!! お家騒動を鎮めるため旅立つ。修験者崩れの忍びらが一行の命を付け狙う。

お馴染みの1話炎上シーンあり,掲示板でも問合せの多いお銀拷問シーンもありの第1話です。お新と弥七の絡みもいいし,助さんとお銀の関係もまだまだ初々しくていいですね! やはり面白い第19部,今回はお銀以外のお供に若い娘さん二人も連れて,一行の旅が始まりました。




老公狙う大爆発・岩城(第二話:H元.10.2放送) ★★★☆☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

波路(山本みどり)/平井甚左衛門(庄司永建)/松賀典膳(名和宏)/三陸屋久兵衛(管野菜保之)/内藤義孝(青山裕一)/笹井敬之介(西郷輝彦) 他

江戸の剣術道場で竜虎の仲だった笹井敬之助に会いに行った格さん。だが様子がおかしい。暗雲立ち込める岩城平藩。城下の物産問屋をとりこみ財政を牛耳る次席家老と,地位に固執する城代家老とで,藩を二分する力争いが起こっていた。次席家老は光圀の命を狙う鬼巌坊一味らと手を組んだ。岩城平藩の行方は?そして光圀らの身に大爆発の危機が迫る…。

又してもお銀さん捕らわれの身に。あおい助さん,黄門さまに扮装し,助けにいきます。たまには格さん扮装しないのかな…? 2話目でも炎上シーンあり。




鬼と呼ばれて恩返し・棚倉(第三話:H元.10.9放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

お浦(加茂さくら)/芳野屋芳之助(荒木しげる)/お光(佐藤由紀絵)/太助(森本貴)/お春(中村奈々)/次郎吉(浅尾和憲)/お末(落合歩)/栗木大膳(小沢象)/鮫寅の寅五郎(藤岡重慶)/斑屋喜兵衛(久保晶)/伝次(大木正司)/喜次郎(松原一馬)/おかみ(島村晶子)他

岩城平藩の内紛を解決した一行は,棚倉五万石の城下へ入ってきた。城下で出会ったのは働き者の子ども達と厳しいその母親。煙草収納の鑑札を取り上げようと,斑屋が勘定奉行と組んでの悪企み。大恩ある芳野屋の若旦那のために,一家で身を粉にして借金返済の手助け。心を打たれた黄門さまが立ちあがる。

今回は刺客でてこず。安心して悪者退治。




大望隠した離縁状・三春(第四話:H元.10.16放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:矢田清巳

向坂保馬(中村橋之助)/常(萬代峰子)/お由(丸山真穂)/相良準之助(夏夕介)/三春屋忠造(福田豊土)/高瀬刑部(南原宏治)/井筒屋呉平(金井大)/脇田左内(原口剛) 他

三春の城下で一行が出会ったのは,離別された武家の妻女お由。寝耳に水の離縁状。そこには向坂保馬とその母常の,秘めたる大望があった。勘定奉行と材木問屋が組んで,お止め山の材木の横流し。そのことに気づいた向坂は,藩侯に直訴するため江戸に向かう。公金横領と見せかけての脱藩。悪人共らを退治し,離縁された妻と母子との絆を取り戻す黄門さま。




謎の剣士!烏天狗・中村(第五話:H元.10.23放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:田口耕三/監督:高倉祐二

樋口新之介(沖田浩之)/お志乃(三沢あけみ)/田島伝蔵(江見俊太郎)/猪塚長十郎(北原義郎)/藤兵衛(村田正雄)/加兵衛(立原博)/与市(吉田次昭)/おきぬ(樋口しげり)/松沢(辻萬長)/時造(岩尾正隆)/岩吉(瀬川新蔵)他

相馬藩へ入った一行。相馬藩の領民たちは重い年貢に苦しんでいた。横暴な役人の前に現れ,領民を救ったのは面を被った烏天狗。一方団子の食べすぎで腹を壊した八兵衛は,女馬子お志乃に助けられる。女馬子の家には,亡き藩御用人の息子新之介が居候。だが日々釣り三昧で過ごす毎日。ごうを煮やした志乃は,直訴を決意し訴え出るが捕まってしまい,磔の危機に。

烏天狗の白い衣裳に身を包む,助格,お銀。鬼巌坊配下の白装束軍団と見間違えてまぎらわしかったです。




因業爺は瓜二つ・仙台(第六話:H元.10.30放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

広瀬屋宗雪(西村晃)/宗兵衛(宗方勝巳)/おとく(長内美那子)/宗七(ひかる一平)/お糸(福家美峰)/青葉屋勘兵衛(早川雄三)/塩釜の玄八(井上昭文)/堀田主殿(外山高士)/堀田右一郎(佐藤仁哉)/おたね(泉敦子)/お絹(八神康子)他

仙台へ入った一行だが,なんとなく様子がおかしい。どうやら黄門さまが,誰だかに間違えられているようだ。なんと城下の呉服問屋の大旦那が黄門さまと瓜二つ。しかも因業爺との評判に,顔をしかめる黄門さま。孫を政略結婚させるため,孫が江戸から連れて帰った女房と赤子を亡き者にしようとまでする。孫夫婦のため,黄門さまが大旦那に化けて一芝居。

今回は西村さんが主役!! 二役を演じます。雷を背景に,迫力のあるシーンを熱演!? 刺客出ず。




人買い光右衛門・尾花沢(第七話:H元.11.6放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:土橋成男/監督:矢田清巳

仙太(佐藤佑介)/お妙(伊藤美由紀)/お信(川口敦子)/お絹(高都幸子)/兵頭玄蕃(小林勝彦)/五斗屋源兵衛(歌澤寅右衛門)/重蔵(中田博久)/市兵衛(江幡高志)/半次(伊東達広)他

尾花沢に入った一行。天領である銀山を預かる代官が,悪庄屋らと組んで悪行三昧。公儀銀山の銀を着服,前の庄屋を亡き者にし,娘達は年貢のかたに人買いに買われていた。黄門さまも人買いに間違われる始末…。銀山を視察に来た公儀改め役までもが,鉄砲で打たれた。無法地帯と化した尾花沢を立てなおすため,黄門さまが人買いに化ける。

売られた娘を演じる雪姫らも悪事の証拠を掴むため奮闘!! 旅に娘三人だとかなり賑やか,お風呂シーンも華やかです。




過去を背負った男・新庄(第八話:H元.11.13放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

最上屋仙右衛門(土屋嘉男)/お春(永光基乃)/権蔵(上田忠好)/三橋丹後(川辺久造)/北乃屋角兵衛(小瀬格)/最上屋(松本朝夫)/喜次郎(草木宏之)他

一行が新庄で出会った造り酒屋の主人・仙右衛門。実は入墨者で、仙右衛門を追って江戸から目明しがやってきた。酒屋の利権を手に入れ、私腹を肥やそうと企む北乃屋と町奉行・三橋が、仙右衛門の過去を知って悪巧み。目明しを殺害し、仙右衛門に罪をなすりつける。新庄の悪を一掃し、父娘の絆を取り戻す黄門さま。




野望を砕く薪能・鶴岡(第九話:H元.11.20放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:山内鉄也

黒崎主膳(大木実)/笹谷孫右衛門(大山克巳)/室川屋藤兵衛(菅貫太郎)/お八重の方(朝比奈順子)/久美(丸山秀美)/真木新之介(藤堂新二)/酒井忠義(大竹修造)/梶野統五郎(小美野欽士)/辰平(河合紘司)他

厳しい監視の目をくぐり抜け,遂に庄内藩に乗りこんだ一行。雪姫は城内入りを果たす。一方,国家老の娘久美が,一行を追って庄内入りした。だが,久美を人質に取られ,黄門さまらは爆破の危機に陥るが…。藩主の病気回復の薪能の舞台で,次席家老一味らと最後との対決を迎える黄門さま。

いよいよ第19部の目的地,庄内藩へ。刺客とも最終対決ですが,結構あっけなく終わってしまいました。




助さんの代理亭主・本庄(第十話:H元.11.27放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:田口耕三/監督:山内鉄也

おせい(白木万理)/お加代(神保美喜)/おれん(三浦真弓)/打木屋徳右衛門(有馬昌彦)/臼倉主膳(滝田裕介)/板鼻の運造(田中浩)/佐平(頭師孝雄)/丑寅(片岡五郎)他

本庄で一行が出会った御殿まり作りの老舗の女主人・おせい。しばらくやっかいになることになったが、そこへ家出した娘・お加代が子どもと旦那を連れて帰ってくる。だが、旦那の顔を見た一行はびっくり。なんと助さんだった。本庄の物産の一手取扱を企む、物産問屋打木屋の後添えと町奉行・臼倉が、二足の草鞋の親分・運造と組んでの悪巧み。老舗の暖簾を守り、母娘の縁も取り持つ黄門さま。




黄門様の泥棒指南・盛岡(第十一話:H元.12.4放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:高倉祐二

文吉(樋浦勉)/おけい(山本ゆか里)/南部屋忠兵衛(伊沢一郎)/清次(草川祐馬)/尾島屋源右衛門(田中明夫)/佐野三十郎(中村竜三朗)/村田の徳造(長谷川弘)/利助(楠年明) 他

南部藩十万石の城下盛岡へ向かう黄門さまに格さん、八。途中山道で、落石の危機から救った老人は鉄器問屋南部屋の主人だった。一方、本庄での事件の後始末をし、遅れて黄門さまを追う助さんとお銀は、島帰りの若い大工・文吉と知り合う。助さん、お銀を泥棒だと勘違いした文吉は、親分に引き合わせ、仲間にしてくれと懇願。盛岡では、南部鉄器を意のままに操ろうと企む尾島屋が、奉行の佐野と組んでの悪巧み。南部屋が手入れのために預かっている、殿様愛用の茶釜“涼風”を盗み出す。泥棒一味に扮し、涼風を盗み返す黄門さま。

今回は、大泥棒“梅の光三”に扮する黄門さま。色んなバージョンがあっておもしろいですね。




仇討ち悲願の名人芸・一関(第十二話:H元.12.11放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:土橋成男/監督:高倉祐二

おしの(比企理恵)/為吉(小鹿番)/清吉(筒井巧)/木暮武太夫(青木義朗)/最上屋藤兵衛(永井秀明)/市村重蔵(松本朝夫)/樋口屋徳右衛門(西山辰夫)/佐兵衛(芦田伸介) 他

一関三万石の城下町へ着いた一行。黄門さまは、彫金師・佐兵衛の造る雲竜と呼ばれる刀の鍔を買うのを楽しみにしていた。だが、佐兵衛は、黄門さまに負けず劣らずの頑固者、もう鍔は造らないという。事情を探ると、3年前に息子を無礼討ちにされて以来、鍔造りをやめて鍛冶屋になったという。どうやら仇を討つ機会をじっと待っている様子。ようやく突き止めた息子の仇は藩御用人。北上川の水運を一手に握ろうとする最上屋と手を組んでいる、代官と用人を退治し、佐兵衛と許婚の娘おしのの無念を晴らす黄門さま。




待ったなし人間将棋・天童(第十三話:H元.12.18放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:石川孝人/監督:高倉祐二

お民(南條玲子)/最上屋仁兵衛(生井健夫)/佐久間伊十郎(戸浦六宏)/海老屋加兵衛(加藤和夫)/宗桂(原田清人)/鬼あざみの伝蔵(伊達三郎)/巳之吉(金子研二) 他

最上川下りを楽しみながら天童を目指す一行。天童一の湯口をもつ湯宿に泊まることになったが、そこの主人・仁兵衛が大の賭け将棋好きで、娘のお民はその尻拭いばかり。湯口の権利を狙う紅花問屋の海老屋と代官・佐久間の策にはまり、賭け将棋で百五十両もの借金を負ってしまった仁兵衛。賭け将棋の負けは将棋で返すと、黄門さまが乗り出して、待ったなしの人間将棋で勝負をつける。

八兵衛の変身願望が強い今回のお話。一国一城の主から、天下一の武芸者まで、妄想は膨らみます。結局縮緬問屋の若旦那に落ち着くことに。それに付き合って、爺や役の黄門さまと女中役のお銀も衣装を変えます。妄想の中の助格も含めて、一行の色んな姿が見られます。それにしても、弥七親分はホント顔が広い。海老屋にいた将棋師・宗桂は、「振飛車殺しの宗桂(ふりびしゃごろしのそううん??)」という悪どい賭け師で、江戸を所払いされたという。昔恩を受けた弥七の説得に応じ、改心。人間将棋の勝負に一役買います。さすが親分!!




恩讐越えた一刀彫・米沢(第十四話:H元.12.25放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:松尾正武

甲田玄一郎(御木本伸介)/弥生(橋本実加子)/仙波兵馬(川野太郎)/六左衛門(真弓田一夫)/松田監物(外山高士)/氷室の源造(井上昭文)/音造(阿木五郎) 他

黄門さまが湯宿で目にした一刀彫。なぜか殺気が感じられ、気になり作り手を訪ねる。作り手は侍の甲田玄一郎で、娘の弥生と暮らしていたが、なにか曰くありげ。一方、為替待ちで、黄門さまらとは別行動をしていた助さんとお銀は、越後村上藩からきた仙波という若い侍と知り合う。父の仇を討つため、はるばる米沢までやってきたらしい。年貢の帳簿書き換えや、一刀彫の利権独り占めなど、悪どい郡奉行ら一味を退治し、全て丸く収める黄門さま。

今回は珍しい飛猿の入浴シーンです。筋肉ムキムキ!! 前回の話もそうでしたが、早回しが目に付いた回でした。ちょっと不自然というか…。今回で、格さん「女嫌いの朴念仁」の汚名を返上!?




陰謀暴く天狗面・新発田(第十五話:H2.1.8放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:矢田清巳

溝口重元(伊吹吾朗)/長瀬丹波(根上淳)/お葉の方(中島ゆたか)/美鈴(千野弘美)/桑島兵部(亀石征一郎)/佐山十内(内田勝正)/清兵衛(新井量大)/おその(宮本佳代)/溝口重雄(江波隆) 他

新発田藩五万石の城下町を目指す一行。町外れで出会った、天狗の面をつけ乱暴狼藉を働く若者は、なんと新発田藩の若君の重元。しかも格さんと瓜二つ。藩内では、病弱な殿様の世継ぎに側室お葉の方の子を据えようと、次席家老とお葉の方の企みがあった。一年前に、世継ぎであった殿様の嫡男を事故に見せかけて殺し、医者を抱え込んで殿様の薬に毒を盛るなどしていた。事情を探るうちに、天狗馬鹿を装いながらも、藩内の悪を探ろうとしている重元の心情を知る黄門さま。次席家老らの策により崖から落ちた重元の代わりに、格さんが場内へ乗り込む。

今回は伊吹さん二役。伊吹格さんは、殿様との二役が多い気がします。八はあったけど、他の人の殿様との二役は見たことないような気も。格さん、今回殺陣は刀で闘います。「天狗の舞」だそうですf(^_^; なかなかカッコイイ!!




鬼が巣喰う金の山・佐渡(第十六話:H2.1.15放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

あかね(浜田朱里)/時田治三郎(伊吹剛)/羽木の権三(深江章喜)/平井玄蕃(早川雄三)/港屋源兵衛(陶隆司)/今橋(伊吹聡太朗)/鮫五郎(森章二)/松谷弘安(加賀邦男) 他

佐渡の金山では、鉱山掘りの人足や囚人達が、病死という名目で次々と死亡。死亡者の激増に不審を感じ、島に潜入する公儀隠密。その公儀隠密の兄を探す妹・あかねと知り合った一行。助さんは一足先に人足として鉱山に潜入したが、その仕打ちは過酷で、地獄さながら。黄門さまらも旅役者一座に化け、佐渡入りする。

迫力の爆破シーンが多数ありました。




輪島塗りに潜む罠・輪島(第十七話:H2.1.22放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:松尾正武

喜代作(佐野浅夫)/おつた(北原佐和子)/喜代太郎(吉田次昭)/小坂七左衛門(玉川伊佐男)/舳倉屋三造(金井大)/黒部剛右衛門(原口剛)/山内数馬(沖田さとし)/玄次(黒部進)/館甲四郎(伊吹徹) 他

輪島塗の名人喜代作に文箱を作ってもらおうと、輪島を訪れた黄門さま。だが、喜代作は息子喜代太郎が家を出て行って以来、酒浸りの生活を送っていた。奉行の失脚を企み、輪島塗を一手に握ろうとする、奉行所の与力・黒部と舳倉屋。実は喜代太郎は、他の塗り師らと共に、山中の仕事場に閉じ込められ、粗悪な輪島塗を作らされていた。職人らの救出に乗り込み、輪島塗の伝統をつくる黄門さま。

佐野浅夫さん、強情っぱりな輪島塗の名人として登場。黄門さまとの、強情っぱりvs頑固者の対決が見もの。黄門さまに塩までぶっかける、佐野さんが見ものです。今回は炎上シーンがあり。せっかく炎上させるだけあって、炎上シーンをバックにしての殺陣のシーンが長かったです。それぞれの闘いっぷりが見もの。前回は爆破で、今回は炎上。このシリーズのときは結構お金があったのカナ…。




盗まれた御印篭・大聖寺(第十八話:H2.1.29放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:矢田清巳

白狐のお鈴(柏原芳恵)/ふくろうの半助(赤塚真人)/藤乃屋万右衛門(佐竹明夫)/おとせ(小畠絹子)/迫田頼母(西沢年明)/九越屋(須藤健)/勢五郎(近藤宏)/藤造(西田良) 他

一行が知り合った男半助は、枕探し。一方、加賀藩への挨拶を済ました助さんが旅の途中知り合った娘・お鈴を皆が泊まる旅籠へ連れて行ったところ、実は半助の姉貴分。二人にまんまと荷物を盗られ、印籠まで持っていかれてしまった。一文無しの一行を助けてくれたのが、藩御用達の呉服問屋・藤乃屋。そこへ、藩御用達の看板を狙う九越屋ら一味に利用され、お鈴ら二人がやってきたが、お鈴が十八年前神隠しにあった藤乃屋の娘であることがわかる。悪を一掃し、親子の絆を取り戻す黄門さま。

助さん、女たらしの本領発揮!?




人情娘馬子唄・郡上八幡(第十九話:H2.2.5放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:矢田清巳

おいと(大西結花)/良英(森次晃嗣)/望月玄馬(戸浦六宏)/弥兵衛(塚本信夫)/彦六(歌澤寅右衛門)/多吉(石丸謙二郎)/弁天の三五郎(北村英三)/おそで(志乃原良子) 他

八と黄門さまが、餅の食べ比べでお腹を壊した。先代庄屋の娘・おいとと、その家に住む謎の医者・良英の世話になることになった一行。河川の権利書を狙う代官・望月と庄屋らが結託し、あの手この手で嫌がらせをしていることを知る。おいとと村人たちの生活のために、必死に権利書を守る良英。黄門さまらも一肌脱ぐ。

飛猿ファンには必見の回かもしれませんねf(^_^;




姫が暴いた悪企み・高山(第二十話:H2.2.12放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:土橋成男/監督:高倉祐二

照姫(西村知美)/内藤平八郎(金田賢一)/お縫(三浦リカ)/田島弾上(青木義朗)/篠山頼母(北原義郎)/賀川(高野真二)/松倉屋五郎蔵(穂積隆信)/軍蔵(長谷川弘)/郷田(五味龍太郎)/河辺(下元年世) 他

助さんが、高山の城下で出会ったおきゃんな娘・お照。実は、飛騨高山の照姫だった。家老の悪事を暴くため、また家老がすすめる縁談を断るために、お城を抜け出したという。縁談の相手は高遠藩の若君・内藤平八郎、山歩きが好きな変わり者だという噂。飛猿が山中で助けた平さんという若い男、山を歩いて木々を見、山が泣いていると嘆く。高山藩を憂う様子に黄門さま、平さんこそが、高遠藩の若君であることに気づく。材木問屋・松倉屋と結託し、私腹を肥やす高山・高遠、両藩の家老ら一味を退治し、若い二人を結ぶ黄門さま。




烏に狙われた女・富山(第二十一話:H2.2.19放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:高倉祐二

お美代(三林京子)/熊野監物(南原宏治)/黒松屋(永井秀明)/磯崎主計(勝部演之)/手首の権蔵(田口計)/戸倉屋(近藤準)/黒部の烏(辻萬長) 他

道中、腹を空かした八兵衛に、おにぎりを分けてくれた薬売りの男。その薬売りが忍びに襲われ、現場に居合わせた飛猿が下手人に間違われる。薬売りが死に際に飛猿に託したかんざしを、薬問屋の女主人・お美代に届ける黄門さま。かんざしの箱は二重底になっており、藩買い上げの薬の横流しを企む次席家老らの悪事の証拠が入っていた。富山の城代家老に忍びとして代々仕える女主人を助け、その証拠を盾に陰謀を暴く黄門さま。

忍び・黒部の烏と飛猿の忍び対決も見ものです。




悪事隠す謎の切腹・高田(第二十二話:H2.2.26放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:芦沢俊郎/監督:高倉祐二

あや(大塚良重)/おてる(貴倉良子)/小谷多三郎(横光克彦)/一之進(古原鉄平)/長瀬十内(川辺久造)/山木屋藤兵衛(小松方正)/仁平(河合絋司)/田坂要介(佐々木勝彦) 他

一行が高田の城下で知り合った、活きのいい椎茸売りの娘・おてる。助さんに一目ぼれし、一行はおてるの家にやっかいになることに。一方、為替両替のため一行とは遅れて高田へ向かう格さんは、道中、小谷多三郎という侍と知り合う。大仕事を終え、妻と子どもの待つ高田へ向かう多三郎に好感を持つ格さん。だが、その多三郎が藩金使い込みがばれて切腹したという知らせが、妻子の元へ。夫の無実を信じる妻と、世話になった多三郎一家に恩を返そうとするおてるらを助け、堤防復旧普請に関わる口入れ屋・山木屋と郡奉行・長瀬の黒い企みを暴く黄門さま。

食い気より色気に路線を変えた八っつあん、こっぴどくふられてしまいます。やっぱり、八っつあんは食い気だねっ!!




謎の用心棒・飯山(第二十三話:H2.3.5放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:高倉祐二

木島屋権六(藤岡重慶)/黒姫屋五郎蔵(石橋雅史)/角屋勘左衛門(江見俊太郎)/半次(中田博久)/竹造(早崎文司)/仙八(河原さぶ)//井上準之助(竹脇無我) 他

野沢温泉に到着した一行。だが街は、赤鬼こと木島屋と青鬼こと黒姫屋の二派のやくざの為に、荒れた温泉場になっていた。まだ15歳という年若い殿様をいいことに、家老の角屋勘左衛門がやりたい放題。青鬼と赤鬼をいいように操り、私腹を肥やしていた。だが、その若殿が密偵を送り込んだとの噂が。赤鬼の用心棒になった格さん、青鬼の用心棒になった助さんは密偵を探すが、反対に格さんが密偵として追われるはめに。三日月京之介と名乗る、赤鬼側の謎の用心棒。彼を密偵だと見破った黄門さまは、京之介を助けて野沢温泉の大掃除。

殺陣のシーンでは、魅せてましたね。竹脇さんの殺陣シーンもさすがに決まってました。




縁結び頑固比べ・善光寺(第二十四話:H2.3.12放送)


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:山内鉄也

幸右ヱ門(長門勇)/幸助(桜木健一)/おゆき(高倉美貴)

善光寺でそば屋の娘と、薬味に使う唐辛子屋の息子が、それぞれの親に仲を裂かれて駆け落ち騒ぎ。勘当されたそば屋の息子と出会った老公は、妹を思う心に打たれ、勘当息子の手助け。地元のやくざが、掃除代を払わない両家に数々のいやがらせ。裏では、悪代官が糸を引く。善光寺に巣喰う悪を暴き、両家の仲をとりもつ老公の活躍。




大工修行で悪退治・松本(第二十五話:H2.3.19放送)


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:江崎実生

甚五郎(仲本工事)/政五郎(山田吾一)/熊(山口弘和)/虎吉(竹田高利)

松本城下で、寺の普請で請け負う大工同士の争い。助三郎と格之進とけんか別れした老公が出会ったのは、若き左甚五郎。貧しいながらも正直な棟梁一家を助けて大工見習いを始める老公。普請を取り戻そうと、あの手この手の商売敵。つけ火の危機を助、格等に救われた老公は、商売敵相手に国定忠治さながらの喧嘩支度で対決する。




仇討ち小諸馬子唄・小諸(第二十六話:H2.3.26放送)


原案:葉村彰子/脚本:石川孝人/監督:江崎実生

真介(荒木しげる)/お初(甲斐智枝美)/弥生(日下由美)

信州小諸で荷駄を扱う問屋の争い。主人の娘を助ける帳付けの男。その娘と利権を狙う悪徳問屋。お銀と飛猿が侍に追われる娘を助けるが、その娘の捜し人は帳付けの男で実は許嫁。藩の不祥事の為に逐電した男と、真実を知った兄を殺された娘の持つ念書を狙う高遠藩の上役。馬子唄流れる追分に、悪を暴く老公の名裁き。




邪念払った鬼瓦・深谷(第二十七話:H2.4.2放送)


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:山内鉄也

宅次(ハナ肇)/お英(舟倉由佑子)/治武田治武衛門(遠藤太津朗)

武州深谷で、好色代官が将軍献上の大鬼瓦を作らせる為、職人が惚れた美人後家に無理難題。代官の失脚を願い、頑として応じない職人と陰で支える美人後家。痺れをきらした代官は、土地のやくざを使い領民を襲わせる。乱暴に耐えかねた領民の訴えに、自ら代官に差し出そうとする美人後家を助けて、悪者一味を手玉に取る老公の活躍。




占い名人梅里先生・川越(第二十八話:H2.4.9放送)


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:矢田清巳

むさし屋嘉兵衛(福田豊土)/白竜(日向明子)/お千代(福家美峰)

川越で藩から江戸通いの舟の桟橋お許しを受けている旅篭の主人が、占いに凝り、妖艶な女占い師の言いなりに。舟便御用の桟橋と、旅篭の一人娘を狙う商売敵が女占い師と組んで悪企み。企みを見抜いた老公は、ソロバン占い師に扮して、女占い師の化けの皮を剥がす。旅篭に平穏を取り戻し、良縁をもたらす老公の占い騒動。




天下御免の大芝居・江戸(第二十九話:H2.4.16放送)


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子/監督:矢田清巳

霞のお新(宮園純子)/徳川綱吉(長谷川哲夫)/伊勢屋喜左衛門(佐藤英夫)/お絹(徳巻駒子)/山野辺兵庫(高松英郎) 他

久し振りに江戸に戻った一行は、旗本に言い寄られる手代を助け、弥七は身投げ寸前の男を救う。この二人実は、一月前に火事で店を失った呉服問屋で、どうやら付け火の疑いが。その裏では、商売敵の呉服問屋が養女に出した娘を大奥にあげ、将軍の寵愛をいいことに好き放題。老公が将軍お微行の芝居小屋で悪を暴く勧善懲悪の大熱演!


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