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第12部
あらすじ

黄門さまは体力作りと慰安を兼ね、現代のフルマラソンとも言える十里遠足(とおあし)を企画。自らも張り切って参加したものの、夏風邪でダウン。そんな黄門さまの耳に入ってきた噂があった。実子、高松藩主松平頼常が次期将軍の座を狙っているという。

次期将軍を思いのままに操ろうと画策するのは、本庄宗然。将軍綱吉の生母、桂昌院は、元は京の八百屋の娘でお玉、大奥に入るのに八百屋の娘ではまずいということで、仮親に立てたのが公卿侍の本庄宗正、その一族に名を連ねるのが、本庄宗然ということらしい。戸隠流の忍び加賀谷徹心を使い、老公一行の高松入りを阻止しようとする。刺客から逃れ、高松を目指す一行。

今回は、水戸から大阪へ、さらに四国をまわり水戸へ帰るまでを描く。高松での事件解決後は、母親を探す娘千鶴と共に旅をする。全二十七回。


レギュラー

水戸光圀 (東野英治郎)
佐々木助三郎 (里見浩太朗)
渥美格之進 (大和田伸也)
うっかり八兵衛 (高橋元太郎)
風車の弥七 (中谷一郎)
志乃 (山口いづみ)

千鶴 (伊藤和恵)


全話紹介

讃岐への旅立ち・水戸・江戸 (第一話:S56.8.31放送) ★★★★☆

 


音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
唄:里見浩太朗・大和田伸也
ナレーター:芥川隆行
題字:朝比奈宗源
原案・脚本:葉村彰子/監督:居川靖彦

霞のお新(宮園純子)/本庄宗然(安部徹)/西尾勘兵衛(戸浦六宏)/三木弥兵衛(小栗一也)/太崎余太夫(川辺久造)/三宅弥右衛門(幸田宗丸)/加賀谷徹心(山本昌平)/小笠原伊織(北村総一朗)/水戸綱条(坂口徹郎)/山野辺兵庫(大友柳太朗) 他

光圀の実子、高松藩主松平頼常が将軍の座を狙っているという噂を聞き、讃岐へ旅立つ一行。

弥七の子どもお梅も成長/シリーズ一話目炎上伝説は続く・・・。




頑固くらべで悪退治・八王子 (第二話:S56.9.7放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子・大久保昌一良/監督:岡本静夫

おみね(三條美紀)/おたえ(三浦リカ)/金井屋権兵衛(嵯峨善兵)/戸田和泉守(名和宏)/服部平四郎(川合伸旺)/彦造(天草四郎)/福兵衛(堺左千夫)/客引き女(尾崎弥枝)/三次(福本清三)/役人(木谷邦臣)/伝八(秋山勝俊)/芸奴(中塚和代)/芸奴(藤洋子)/客引き女(上村明子) 他

道中、黄門さま・志乃と助さんが意地の張り合い、へその曲げあい。二組に分裂。

頑固な黄門さまも弥七の言うことなら素直に聞きます/志乃さん入浴シーンが色っぽい…。




黄門様の盗っ人仁義・府中 (第三話:S56.9.14放送) ★★★☆☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:岡本静夫

お美代(芦川よしみ)/おとよ(露原千草)/甲州屋弥右衛門(神田隆)/殿村外記(北原義郎)/高山甚左衛門(加賀邦男)/六蔵(福山象三)/新助(志垣太郎)/飯屋の亭主(堀内一市)/源八(石倉英彦)/ふじやの女中(司みのり) 他

綱吉の甥にあたる徳川綱豊二十五万石の城下町に入った一行。水晶細工屋の跡取息子だった新助と知り合うが新助は盗人に身をくずしていた。

黄門さま、今回は盗っ人に。その名も「太田の光右衛門」。




兄と呼ばれた格之進・諏訪 (第四話:S56.9.21放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:津田幸於/監督:居川靖彦

柏木市之介(大和田伸也)/柏木綾(石川さゆり)/新兵衛(浜田寅彦)/朝倉大膳(永井秀明)/吉岡伊十郎(亀石征一郎)/妙心尼(谷口香)/山崎伝内(中山昭二)/木鼡の久蔵(牧冬吉)/伊那の左源太(宮口二朗)/大島屋辰蔵(永野辰弥)/石井帯刀(江並隆)/旅籠の亭主(北村光生)/大島屋番頭(重久剛) 他

諏訪湖畔の干拓工事に絡んで。御用金横領の不正事実を調べていた市之介が命を狙われ姿が消えた。兄は生きていると願う妹・綾の前に現れた格さんは、市之介に間違えられる。

大和田伸也さん二役。




名月木曽節仁義・木曽福島 (第五話:S56.9.28放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:廣澤榮/監督:居川靖彦

苫屋の又五郎(松山政路)/おりん(金沢明子)/大館雅重(飯沼慧)/駒ヶ根屋(野口元夫)/飯富の甚五郎(谷口完)/向山源八郎(有川正治)/三蔵(田中弘史)/久吉(山口幸生)/巳之吉(きくち英一)/庄吉(大木晤郎)/清助(佐野浅夫) 他

御止め山から不審な音が…。弥七が調べてみると代官と材木問屋がつるんでの木材伐採。人のよい職人清助が、仇と狙われる。彼はかつて渡世人だった。

佐野浅夫さん登場。若くて粋な役どころ。でもさすが涙もろさで有名な佐野黄門さま、泣かせます。木曾節は、ヒロインが歌い手サンだけあって、聞かせます。




助さんそっくり千両役者・郡上八幡 (第六話:S56.10.5放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子・大久保昌一良/監督:内出好吉

沢村菊次郎(里見浩太朗)/おとせ(荒木由美子)/佐藤将監(管貫太郎)/太郎兵衛(山岡徹也)/荘八(有馬昌彦)/常吉(中田博久)/勘進元(志摩靖彦)/善助(北見唯一)/お春(田中綾)/役人(壬生司朗)/露天の商人(笹吾朗)/瀬川桃之丞(武周暢) 他

郡上八幡の寿座と言えば由緒有る小屋。その小屋を乗っ取り、美濃界隈随一の勧進元になろうと企む春駒屋と町奉行ら一味を退治。助さんそっくり旅の人気役者菊次郎に代わって、助さんが芝居の舞台に立つ。

里見浩太朗さん二役。そして一行お得意の芝居「水戸黄門漫遊記」が出た!




お志乃に惚れた提灯作り・岐阜 (第七話:S56.10.12放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:津田幸於/監督:内出好吉

屋張屋幸兵衛(河津清三郎)/お絹(遠藤真理子)/大野屋甚助(武藤英司)/桂木伊十郎(早川雄三)/岩田の九蔵(伊達三郎)/お徳(鮎川十糸子)/伝六(大門正明) 他

献上提灯を作らねばならぬのに、伝六は飲んだくれて・・・。だが、志乃に叱られてからは態度が豹変。献上提灯の御用問屋元締め役をつとめる尾張屋を落とし入れようとする一味らも退治。

助さんはやはり独身の方がいいですね…。嫉妬にかられた助さん、うっぷん晴らしにガンガン敵を殴る!!




にせ黄門様の悪退治・米原 (第八話:S56.10.19放送)


原案:葉村彰子/脚本:大久保昌一良/監督:岡本静夫

大家因喬(西村晃)/市村格之丞(青空球児)/助三(青空好児)/おいね(相原友子)/(川合伸旺)/(小林重四郎) 他

倒産した田舎芝居の一座が黄門さまになりすまし、悪代官と船問屋を退治する。

西村晃さんが、偽黄門さま役で登場。本物の黄門さまになる日も近い!しかしこの作品は再放送ではお蔵入り…。残念。




闇に閃く白頭巾・膳所 (第九話:S56.10.26放送) ★★★★☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:居川靖彦

高島平四郎(有川博)/お美濃(鈴鹿景子)/檜垣弥太夫(外山高士)/原帯刀(遠藤太津朗)/檜垣弥十郎(亀石征一郎)/守山修理(加賀邦男)/佐橋小三郎(加藤大樹)/近江屋善兵衛(山口幸生)/松枝(近江輝子)/安川文五郎(橋幸夫) 他

本田家七万石の城下膳所に出現する白頭巾。

伊賀の抜け忍弥七と甲賀の抜け忍白頭巾が協力しあう。




殴られた黄門様・伏見 (第十話:S56.11.2放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子・大久保昌一良/監督:居川靖彦

新吉(桜木健一)/お茂(小夜福子)/黒染の権六(井上昭文)/青山主膳(高野真二)/大家(山村弘三)/茶店の亭主(堀内一市)/文七(岩尾正隆)/世話役(溝田繁)/中盆(高並功)/商人(浜田雄史) 他

富くじに病み付きなる新吉。親孝行をしてお上から褒美をせしめようとも企む。

黄門さまの、満面に浮かべた笑みがステキでした。昔にも宝くじがあったのですね。一等、二百両。




献上塩昆布にかけた意地・大阪 (第十一話:S56.11.9放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:葉村彰子・大久保昌一良/監督:内出好吉

おたき(楠田薫)/おさよ(佐野アツ子)/嘉兵衛(藤村有弘)/工藤甚十郎(玉川伊佐男)/才田屋彦兵衛(須藤健)/商人(夢路いとし)/惣吉(小林芳宏)/質屋の番頭(佐々山洋一)/北野屋庄左衛門(西山辰夫)/吾兵衛(松田明)/剛蔵(石倉英彦)/お峰(山口朱美) 他

献上塩昆布をめぐる黒い動きが大阪に。嫁姑の仲も解決。

塩昆布がとってもおいしそうでした。




八兵衛身代り危機一髪・徳島 (第十二話:S56.11.16放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:大久保昌一良/監督:岡本静夫

芳太郎(高橋元太郎)/法敬(松本克平)/おとよ(幾野道子)/安川惣右衛門(北原義郎)/稲田屋庄兵衛(武藤英司)/利兵衛(長谷川弘)/京八(出光元)/権次(柳川清)/常吉(山本一郎)/奴楼の亭主(千葉保)/芸奴(池田幸路)/村娘(吉田哲子)/おきみ(大崎紀子) 他

藍玉問屋の息子と間違われた八。藍玉横流しの犯人にされる。

高橋元太郎さん二役。




ご老公を爆殺せよ!・高松 (第十三話:S56.11.23放送) ★★★★☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:居川靖彦

本荘宗然(安部徹)/西尾勘兵衛(戸浦六宏)/藤兵衛(織本順吉)/大久保主計(細川俊夫)/加賀谷徹心(山本昌平)/お咲(舟倉たまき)/松平頼常(山口崇)/早苗(原田英子)/名主(市川男女之助)/彦坂織部正(中村竹弥)/山野辺兵庫(大友柳太朗) 他

高松に入った一行。耳にするのは頼常乱心の噂ばかり。刺客の目を逃れ、何とか頼常に会おうとする光圀だが、志乃が敵の手に落ち、一行は道中最大の危機に陥る。

新旧頼常役顔合わせ。高松まで船でやってきた山野辺兵庫に連れられて、志乃さん水戸へ帰る。レギュラーから外れます。




金毘羅様の鬼退治・丸亀 (第十四話:S56.11.30放送) ★★★☆☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:内出好吉

飯山玄蕃(横森久)/千鶴(伊藤和恵)/琴平の五郎蔵(汐路章)/寅八(中田博久)/源五郎(松山照夫)/お信(かわいのどか)/長次(品川隆二)/与三松(山本一郎)/役人(丘路千)/おぬい(堂園千秋) 他

一行は、やくざに追われる父と娘らしい二人組を救う。裏にある人身売買組織を暴く。

天竺の言葉でワニを表すクンビーラが訛って金毘羅に。金毘羅ふねふね追い手に帆かけてシュラシュシュシュ~♪の歌がいいですね(^o^) そして可愛い娘、千鶴が一行の仲間入り。




娘意気地の生一本・柳井 (第十五話:S56.12.7放送) ★★★☆☆


原案:葉村彰子/脚本:津田幸於/監督:内出好吉

市右衛門(伊沢一郎)/佐兵衛(村田正雄)/お徳(桜むつ子)/峰山幸太夫(江見俊太郎)/小松屋増蔵(野口元夫)/源助(本郷淳)/利八(中村孝雄)/お袖(紀比呂子)/島吉(大門正明)/米吉(牧冬吉)/柏木又十郎(玉生司朗)/沖浦の万五郎(鈴木康弘) 他

柳井の銘酒、菊の露を巡り、酒造り菊乃屋と小松屋の争い。




瀬戸の夕映え花嫁・広島 (第十六話:S56.12.14放送) ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:廣澤榮/監督:居川靖彦

平吉(柴田侊彦)/おいち(大場久美子)/仁右衛門(浜村純)/金輪島の源八(待田京介)/堂脇正憲(田中明夫)/うつぼの仙太(吉田豊明)/蟹平(市村昌治)/舟問屋の主人(北原将光)/牡蠣商人(表淳夫)/牡蠣商人(須永克彦)/牡蠣商人(家野繁次)/舟頭(疋田泰盛)/おかみさん(山口真代) 他

助さんをカキづくりの娘おいちの婿に仕立てる黄門さま。カキ養殖法の推移もみせる。

慌てる黄門さまがかわいいです。悪人を自白させるなら弥七におまかせ、さすが親分お手の物です!!




備前緋襷兄弟茶碗・岡山(第十七話:S56.12.21放送)  ★★★★☆


原案:葉村彰子/脚本:津田幸於/監督:居川靖彦

お咲(三浦リカ)/庄左衛門(今福将雄)/お国(日高澄子)/福浜の鉄五郎(井上昭文)/森田屋伊兵衛(永井秀明)/石塚主膳(幸田宗丸)/五平(天草四郎)/勝次(高橋長英)/政吉(中野誠也) 他

備前焼の窯元庄左衛門を訪ねた一行。だが庄左衛門の息子はグレて酒と博打場通い。兄は数年前に勘当の身で家を飛び出していた。そこへ、備前焼の一手販売を企む森田屋が、家老を後ろ盾に悪企み。岡山へ戻ってきた兄の政吉と、勝次が力を合わせて殿様献上の茶碗を見事焼き上げる。

釜に入れた火が消えないよう悪戦苦闘するなど、茶碗作りの様がテンポよく描かれており、見ていてなかなか楽しかった。なにより、善玉役で登場の中野誠也さん、職人役もはまってますね!!




天下一品喧嘩そうめん・竜野 (第十八話:S56.12.28放送)  ★★★☆☆ 


原案:葉村彰子/脚本:廣澤榮/監督:居川靖彦

戒屋又蔵(嵯峨善兵)/亀屋彦太郎(浜田寅彦)/山脇景之進(江見俊太郎)/鵤の伝八(北村英三)/仙三(黒部進)/おとよ(京唄子)/才助(鳳啓助) 他

手延べそうめん作りを見物に来た一行。名人夫婦の喧嘩に巻き込まれる。竜野では、戒屋が悪奉行と結託、播州手延べそうめんを独占しようとしていた。夫婦を仲直りさせ、天下一品のそうめん造りを成功させる黄門さま。

今回は、おとよ・才助夫婦に名前を名乗らず旅立ちます。いや、梅里とは言ったけど、町人にはわからないですよね...




初春姫君替え玉騒動・姫路 (第十九話:S57.1.4放送)  ★★★★☆ 


原案・脚本:葉村彰子/監督:内出好吉

清次郎(山内賢)/木門外記(永井智雄)/石田孫太夫(小栗一也)/松橋(鳳八千代)/倉橋主水(高城淳一)/堺屋弥右衛門(須賀不二男)/播磨屋清兵衛(増田順司)/雅姫・お蝶(由美かおる) 他

播州姫路十五万石の城下へきた一行。姫路城の雅姫は家来の目をかすめ、正月で賑わう城下へ飛び出した。一方、八の懐から財布を掏った娘・お蝶。なんとそのお蝶と雅姫が瓜二つ。二人が入れ替わって、雅姫の名を語り私服を肥やす悪党退治に黄門さまが協力する。

由美かおるさん、お姫様とスリの二役。12部の助さんは、あまり軟派じゃないです。お蝶のナンパも八がやります。




悲願叶えた糸車・峰山(第二十話:S57.1.11放送)  ★★★☆☆ 


原案:葉村彰子/脚本:津田幸於/監督:居川靖彦

お房(秋月佐江子)/柏屋吉兵衛(稲葉義男)/戸崎民部(川辺久造)/梅次郎(大竹修造)/大野の松五郎(福山象三)/佐吉(森次晃嗣)/寺町の勝蔵(谷口完)/磯山大三郎(玉生司朗)/吉津屋甚助(鈴木康弘)/猪之吉(滝譲二)/伊八(表淳夫)/利助(重久剛) 他

丹後縮緬発祥の地、峰山の城下までやってきた一行。千鶴の腹痛が縁で知り合ったのが、機織り職人夫婦と、幼馴染の織元の息子。織物の利権をめぐって、丹波特産“精好織”の街で暗躍する悪を退治する黄門さま。

佐吉を助けるために飛び出した弥七、悪党らに「出る幕じゃねぇ」と言われ、「それなら自分で出る幕を作るまでだ!!」弥七って名言が多いです。




湯気に隠れた悪企み・山中(第二十一話:S57.1.18放送)  ★★★☆☆ 


原案:葉村彰子/脚本:飛鳥ひろし/監督:内出好吉

雄次(石田信之)/五十嵐修理(高野真二)/矢島監物(外山高士)/相馬屋金兵衛(永野辰弥)/お弘(御道由起子)/お澄(長谷直美)/お滝(風見章子)/商人(芦田鉄雄)/敬助(佐々山洋一)/嘉七(田中弘史)/岩蔵(下元年世)/菊池(筑波健)/水夫(野上哲也) 他

船乗りや人足達の格好の保養地である山中温泉に着いた一行。そこで知り合った、寂れた旅籠・つる屋のお澄。大聖寺藩の御用を務める相馬屋の北前船に乗っていたのだが、行方知れずになってしまった恋人の雄次を待つ身。大聖寺藩の国家老を色と欲とで腑抜けにさせて、抜け荷を働き悪事を行う船手奉行と相馬屋ら悪党一味を退治する黄門さま。

弥七が、湯女達三人をみぞおちを殴って気絶させる...そのあまりの素早さに唖然です。いつもは悪家老でお馴染みの外山さん、悪党らに酒と女で丸め込まれてましたが、根はいい人の、善玉でした。
大和田格さんの印籠は、ズズイッと迫ってくる感がありますね。。。




秘伝の薬で悪退治・富山(第二十二話:S57.1.25放送)  ★★★☆☆


原案・脚本:葉村彰子/監督:内出好吉

清吉(佐藤仁哉)/松倉屋徳蔵(神田隆)/島田玄蕃(北原義郎)/叶屋金兵衛(伊達三郎)/伊蔵(千葉敏郎)/見習医師(楠年明)/役人(出水憲司)/質屋の主人(中村錦司)/お志津(吉沢京子)/おせい(萬代峰子) 他

富山の城下で黄門さまが腹痛に。助けてくれたのは、薬種問屋・桝屋の嫁のお志津。富山では、妙薬「神仙丹」をめぐる陰謀が。町奉行を後ろ盾に、売薬仲間の肝いりになろうと画策する松倉屋が土地のやくざと組んで暗躍。桝屋の秘薬の製法を奪おうと、桝屋の清吉を人殺しの罠に嵌める。奉行所に乗り込み、悪党を退治する黄門さま。

助さん、今回は出番が少ないです...




弥七を騙った悪い奴・善光寺 (第二十三話:S57.2.1放送) ★★★★☆ 


原案:葉村彰子/脚本:大西信行/監督:内出好吉

お絹(叶和貴子)/おさらば唐次(藤村有弘)/近田主膳(滝田裕介)/扇屋金四郎(伊沢一郎)/黒牛の権造(梅津栄)/彦兵衛(堺左千夫)/多七(大木正司)/おかね(新井麗子)/お仲(桜京美) 他

善光寺についた一行。善光寺では、善光寺支配役人と土地のやくざが組み、門前町の宿屋に進上金を出させていた。一方弥七は、旅籠扇屋に何か思い出があるらしくなにやら感慨深げ。実は弥七、扇屋の幼い一人娘・お絹を助けたことがあったのだった。すると扇屋にもう一人弥七と名乗る男が現れた。果たしてその狙いは? 善光寺門前に巣喰うダ二の大掃除をする黄門さま。

弥七が主人公...泣かせます。なのに今回の格さん、セリフもくさいし、印籠の出し方もスゴイのが笑えます。
弥七を騙ったおさらば唐次をはじめ、町のヤクザ共、打ち首の代りに坊主に。珍しいパターンです。唐次は、お新のところに姐さん姐さんと甘えて小遣いせびりに来ており、その時弥七の恩人話を聞いたそうです。




白いお髯の大親分・追分 (第二十四話:S57.2.8放送) ★★★★★ 


原案:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:居川靖彦

おさよ(鮎川いづみ)/栗木主水之丞(遠藤太津朗)/磯吉(三上真一郎)/馬子(原田直之)/いかづち屋五郎兵衛(森幹太)/藤市(南祐輔)/時造(阿部希朗)/役人(出水憲司)/仔分(妹尾和夫)/権次(柳原久仁夫)/百姓(乃木年雄)/娘(淡城みゆき)/娘(橋本京子) 他

信州追分に着いた一行。信濃追分でも聞きながらゆっくり休みたいと思っていた黄門さまは、飯盛女の凄ましい客引き合戦に唖然。寂れた旅籠・つる屋に世話になることになった一行だが、つる屋を狙う土地のやくざ・いかづち屋の嫌がらせが。いかづち屋は代官を後ろ盾に、追分でやりたい放題。黄門さまが、泥棒の大親分になりすまし、いかづち屋に殴り込み!? 追分の悪を一掃し、穏やかな宿に戻す。

「悪はすれども非道はせず、越後生まれの弥彦の光右衛門」に成りきった今回の黄門さま、最高に面白かったです!!




嘘を承知で親孝行・富岡 (第二十五話:S57.2.15放送) ★★★☆☆ 


原案:葉村彰子/脚本:飛鳥ひろし/監督:内出好吉

お時(長内美那子)/(下元勉)/お雪(戸川京子)/花岡屋嘉三郎(加藤嘉) 他

千鶴が生糸問屋花岡屋の娘になりすまし病気の祖父を元気づけるが、悪人共が偽者と気付く。

上州富岡で曰くあり気な母娘を助けた水戸老公。一方千鶴は、幼い頃から行方不明の娘の身代りに、人助けのつもりで生糸問屋へ。が、勘定奉行と結託した悪徳問屋が生糸の利権独占を狙って身代乗っ取りを企み、千鶴の正体を暴く。実の娘のように尽す千鶴の真心と、母娘の哀惜も絡んで巻き起こる、人の欲と情の一騒動

今回は東野黄門さまの故郷、富岡が舞台。




謀叛からくり釣り天井・宇都宮 (第二十六話:S57.2.22放送) ★★★★★ 


原案:葉村彰子/脚本:櫻井康裕/監督:居川靖彦

上月和馬(和田浩治)/徳兵衛(大木実)/おきく(浅野真弓)/(安部徹) 他

宇都宮藩の跡目相続に巻き込まれた一行。釣天井のえじきに!?

物々しい警戒の中を宇都宮に着いた御老公一行の目の前で大工が殺された。世継ぎ問題で真っ二つに割れた藩の騒動に巻き込まれた名大工が造るからくりの謎に挑む一行に、立ち塞がる城代家老の黒い影。若い藩士を助けて陰謀を暴くべく城内に乗り込む一行に迫る釣り天井の恐怖。弥七の活躍が宇都宮藩の危機を救う。

あんな慌てた黄門さまは初めて見ました・・・/黄門さま、危機一髪!!やっぱり弥七は頼りになります。
 




瞼の母娘にめぐる春・江戸・水戸 (第二十七話:S57.2.22放送) ★★★☆☆ 


原案・脚本:葉村彰子/監督:居川靖彦

お鶴(小畠きぬ子)/浜田寅彦/大島内記(永井秀明)/岡崎二朗/稲葉景通(武内亨)/志乃(山口いづみ)/霞のお新(宮園純子)/山野辺兵庫(大友柳太朗) 他

稲葉家五万石で世継ぎ騒動。江戸へ向かう志乃が助けた娘は千鶴にそっくりだった・・・。

漸く江戸に戻った水戸老公に残された千鶴の母親探し。助さんを待ち切れずに江戸へ急ぐ志乃が助けたお姫様は、意外にも千鶴に瓜二つ。母恋しさに臼杵藩上屋敷を訪れた千鶴は、消えた姫の身代りに仕立てられ軟禁状態に。善玉悪玉しのぎをけずるお家騒動に巻き込まれた一行が、千鶴の為にひと肌もふた肌も脱ぐ大活躍。

伊藤和恵さん二役/弥七一家も西山荘へ。珍しいです。
 


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