忍者ブログ

「達人への道」「掲示板」「旅日記」は、こちらのブログにデータをまとめましたのでご利用下さい。

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第1部
あらすじ

水戸藩家老藤井紋太夫が柳沢と手を組んだ。水戸藩乗っ取りを阻止するため、江戸へ向かう光圀主従。信じていた紋太夫に裏切られ、苦悩の光圀。 事件解決後、水戸へ帰る予定だったが、讃岐高松二代目藩主であり、光圀の子頼常の密使が光圀の元へ。どうやら、讃岐藩で三代目藩主擁立を巡って内紛が起こっているらしい。その内紛とは...頼常の世子にあたる六歳の軽丸をたてようとする城代家老と、頼常のいとこにあたる頼豊をたてようとする家老との葛藤であった。頼常は、光圀の兄、讃岐藩組・頼重の三男にあたる頼豊こそが三代目に相応しいと考えていた。讃岐藩は頼重が礎を築き上げた、その子どもが世継ぎになるのは当然という。内紛解決のため、讃岐へ向かう光圀主従。柳沢の刺客が付け狙う。
ご存知水戸黄門が、時の老中、柳沢吉保の批判勢力として、絶えず柳沢の刺客に命を狙われながらも、世直し旅を続けていく。
おなじみの道中記を三十二回にわたり展開する。


レギュラー

水戸光圀 (東野英治郎)
佐々木助三郎 (杉良太郎)
渥美格之進 (横内正)
風車の弥七 (中谷一郎)

古川兵庫 (露口茂)
お蝶 (弓恵子)



全話紹介

俺は助さん、お前は格さん (第一話:昭和44年8月4日放送) ★★★★☆
音楽:木下忠司
主題歌「あゝ人生に涙あり」
作詞:山下路夫
作曲:木下忠司
ナレーター:芥川隆行
題字:朝比奈宗源
脚本:宮川一郎/監督:山内鉄也

藤井紋太夫(佐藤慶)/中山備前(永田靖)/深雪(岩井友見)/桂昌院(月丘夢路)/伍兵ヱ(唐沢民賢)/喜助(藤川弘)/お千代(岡美芸子)/柳沢吉保(山形勲)他

老中柳沢吉保と対立する光圀を柳沢がつけ狙う。
柳沢と手を結んだ水戸藩家老藤井紋太夫の陰謀から始まる。

シリーズ一話目炎上伝説はこの時から始まった。



人生に涙あり (第二話:昭和44年8月11日放送) ★★★☆☆

脚本:宮川一郎/監督:山内鉄也

藤井紋太夫(佐藤慶)/深雪(岩井友見)/桂昌院(月丘夢路)/玄庵(芦屋雁之助)/徳川綱吉(武内亨)/吉孚(加賀爪清和)/吉野屋(西山嘉孝)/寺の和尚(永田光男)/能面師(村居京之輔)/柳沢吉保(山形勲)他

吉保にかぶれて権力欲につかれた紋太夫一派の陰謀をつかんだ光圀は自ら紋太夫を成敗。黄門様に斬りかかるふりをして、わざと斬られる紋太夫。

「わしの負けじゃ・・・」黄門さま、最初で最後の(?)敗北宣言。



小田原喧嘩駕籠 (第三話:昭和44年8月18日放送) ★★★☆☆

脚本:宮川一郎/監督:山内鉄也

お小夜(香山美子)/深雪(岩井友見)/軍十郎(大木実)/甚兵ヱ(中村是好)/綿貫源十郎(村井国夫)/西沢郡兵ヱ(壬生司郎)/政吉(小林勝彦)/喜太八(西田良)/丑之助(佐々五郎)/清水屋伊兵ヱ(戸上減太郎)/芳三(国一太郎)/甚兵ヱの女房(丸平峰子)/宿の主人(飯田覚三)/宿場の役人(丘路干)/亀井吉三郎(波多野孝)/刺客(笹大俊夫)/寅(志賀勝)/源(賀川泰三)他

光圀の子、讃岐藩主の使い綿貫の行方を探す助、格。駕籠屋のボス大口屋に正義の剣。   

日の当たらぬ所へ日をあて、歪んだ所を直していくことに余生を捧げようと心に決めたのはこの時!すなわち、世直し旅はここから始まった。まだ三話なのに弥七登場せず。この頃はまだ助さんと格さんも容赦なく悪人を斬り捨てている。



消えた花嫁・三島宿 (第四話:昭和44年8月25日放送) ★★★☆☆

脚本:窪田篤人/監督:内出好吉

照姫(鮎川いづみ)/陣野嘉門(十朱久雄)/楓(円山栄子)/医者(野村鬼笑)/おとし(池田幸路)/女中(上岡紀美子)他

佐竹藩照姫が女中と衣装を取り替え、夜の町へ。祭りの夜を助さんと楽しむ。照姫を奪おうとする兵庫らが迫る。兵庫の策略で、照姫誘拐の濡れ衣を着せられ、捕らえられる助格。

助さん、初キスシーン!ホッペタですが…。



血槍の弥平・江尻宿 (第五話:昭和44年9月1日放送) ★★★☆☆

脚本:三好伍郎/監督:内出好吉

弥平(ハナ肇)/静(馬淵晴子)/黒田重蔵(名和宏)/棚橋作左ヱ門(高村俊郎)/伊織(伊村賢一郎)/柳小太夫(北原将光)/茶屋の亭主(矢奈木邦三郎)/駕籠かき(汐路章)他

今をときめく犬医者の法庵が仇と知った病身の静母子と忠僕を助ける。 

助格の駕籠持ち&弥七の侍姿が見所!? いいところもある、刺客・古川兵庫。



暁を駆ける・藤枝宿 (第六話:昭和44年9月8日放送) ★★★★☆

脚本:三好伍郎/監督:山内鉄也

榊原信助(竹脇無我)/加代(松岡きっこ)/横手右京介(神田隆)/榊原義助(明石潮)/亥作(楠義孝)/子助(山村弘三)/辰吉(山本一郎)/卯平(有馬宏治)/市兵ヱ(能谷武)/次作(小田真士)/参七(浪花五郎)/つる(荒木雅子)他

悪代官に悩む農民は暴動寸前、元庄屋の子信助は一揆の扇動者とされる。旧友格さんが決死の友情を見せる。

格さんと旧友役の竹脇さんが腕相撲をするシーンのバックミュージックが歌詞付なのにはびっくりしました。江戸時代版‘走れメロス’。格さんピンチなのに弥七出てこず。代官かなり嫌な奴です。信助との約束破って格さんを処刑しようとするわ、黄門様は偽者扱いするわの醜態ぶり。最期は「自害しろ」と言われ、逆上して斬りかかって来たところを助さんがバッサリ斬り捨てる。



雨あがる・大井川 (第七話:昭和44年9月15日放送) ★★★☆☆

脚本:窪田篤人/監督:内出好吉

妙(稲垣美穂子)/お雪(松本留美)/広太郎(三上真一郎)/井沢新二郎(成瀬昌彦)/お美代(西岡江里子)/源い(中村錦司)/冬樹主膳(小田部通麿)/松岡頼母(堀正夫)/大野木(鈴木金哉)/今井(小山田良樹)/番頭(小田真二)/女中(星野美恵子)/木村(古関達則)/田島(池田謙信)他

川止めで相宿の黄門一行。掛川藩後継ぎ紛争で、格さんが藩主の落とし子にされ狙われる。

横内正さん二役。二役目が悪者っていうのも、今となっては珍しいパターン。前回に続き、格さん今回も踏んだり蹴ったり。



まぼろしの剣・浜松宿 (第八話:昭和44年9月22日放送) ★★★☆☆

脚本:三好伍郎/監督:山内鉄也

笠寺総十郎(北大路欣也)/おかつ(岩本多代)/熱田兵馬(石山律)/世津(知影京子)/古渡源左ヱ門(関根永二郎)/茨剣鬼(川辺久造)/田川織部(江見俊太郎)/万場将監(原健策)/万場市之丞(水木達夫)/角屋の小女(毛利亜紀)/以庵(田畑実行)他

不治の眼病から師範代を捨てた総十郎。家老と結ぶ町道場主。試合の悪計を知る老公。

悲劇仕立て。惚れた女の膝枕で死ねりゃ、男冥利につきるもの?
弥七登場せず、最近刺客も出てきません。


黄金の谷・御油宿 (第九話:昭和44年9月29日放送) ★★★★☆

脚本:窪田篤人/監督:内出好吉

由紀(榊浩子)/多吉(河原崎建三)/堀内源太夫(植村謙二郎)/多佐ヱ門(香川良介)/(藤岡重慶) 他

一足先に御油宿に入った助さんが行方不明に・・・。幕府金山を廃坑と偽り、独占しようとする代官堀内源太夫の悪事を暴く。

始まりがなんとも劇的/弥七とおせんの絡みがおもしろい/風車はメモ帳代わりにもなる/格さん、初めて素直に弥七に礼を言う。皆、今日ほど弥七のことをありがたいと思ったことはない・・・というような感じでした。



母恋い馬子唄・松坂宿 (第十話:昭和44年10月6日放送) ★★★★★

脚本:鈴木則文/監督:船床定男

幸太(雷門ケン坊:子役)/おちか(尾崎奈々)/浪乃(千之赫子)/(松本朝夫)他

馬子の幸太が今は武士の妻の母と巡り会い、母の情けの金で姉と慕う娘を救うが、母は苦境に立たされる。

子役がいい、最高です!! 感動して泣ける話でした。弥七登場せず。
EDナレーションがカットされず、ちゃんと流れたのがよかったです。



二人の黄門さま・伊賀 (第十一話:昭和44年10月13日放送) ★★★★☆

脚本:窪田篤人/監督:船床定男

源吉(桜井センリ)/助八(石橋エータロー)/綾姫(服部妙子)/(林真一郎)/(戸浦六宏)他

もめる伊賀家の後継ぎ騒動にニセ黄門主従を利用しながら事件の真相を暴く本物の黄門様。

メガネをかけたニセ助さん。エンディングは旅立ちではなく、お祭りのシーンでした。
弥七ってまだ、泥棒稼業やってるの!? 結局、千両を手に入れたのでしょうか...



娘の命一千両・堺 (第十二話:昭和44年10月20日放送) ★★★★☆

脚本:宮川一郎/監督:山内鉄也

おみち(梓英子)/丑之助(田中邦衛)/お新(木村俊恵)/(富田浩太郎)他

黄門一行が雨宿りした堺の豪商の家に破獄三人組が侵入。娘を人質にゆするが格さん大活躍。

最初の頃は水戸黄門と名乗らないこともしばしば。ナレーションが良かった...“それでいいのさ忍びの旅は、そっと陰から人助け” 。弥七出てこず。田中さんの狂犬じみた演技がすごいです。



追いつめられて・堺港 (第十三話:昭和44年10月27日放送) ★★★★☆

脚本:宮川一郎/監督:内出好吉

軍太夫(稲吉靖)/堺町奉行(河村弘二)/橘一馬(滝恵一)他

光圀失脚を狙う柳沢の刺客、兵庫は、光圀の高松渡航を阻止すべく堺で船止めを強行。

兵庫、お蝶久々の登場、でもこれが最後。
弥七とお蝶のラブロマンス。兵庫、足を斬られる。その後どうなったかは不明。


叛逆者の群れ・讃岐 (第十四話:昭和44年11月3日放送) ★★★☆☆

脚本:宮川一郎/監督:山内鉄也

松平頼豊(勝呂誉)/千加(磯村みどり)/松平頼常(細川俊夫)他

遂に讃岐入りした光圀。三代目讃岐藩主を巡って、城代家老庄司派と家老稲葉派とのの争いが激化。

初!? 印籠お目見え。弥七登場せず。



わしは天下の風呂番だ・今治 (第十五話:昭和44年11月10日放送) ★★★★☆

脚本:飛鳥ひろし/監督:山内鉄也

お糸(岩井友見)/彦造(長谷川哲夫)/虎之助(上田吉二郎)/松平駿河守(近藤洋介)/(桜京美)/(松本克平)他

胴巻を失い、宿屋で働くことになった光圀主従は、今治藩の不穏な動きに気づく。

勘違いばかりで、結局悪者はいなかったという・・・、平和な今治藩でした。弥七登場せず。



命かけるとき・松江 (第十六話:昭和44年11月17日放送) ★★★★☆

脚本:三好伍郎/監督:山内鉄也

氷川隼人(加藤剛)/柳田修理(清水元)/雪(赤座美代子)/林田新一郎(中野誠也)他

後味が悪い話でしたが、旅立ちのシーンでは初めて4人揃いました。



人情喧嘩そば・岡山 (第十七話:昭和44年11月24日放送) ★★★☆☆

脚本:加藤泰/監督:内出好吉

長次(砂塚秀夫)/源兵ヱ(松村達雄)/お辻(武原英子)/死神の五郎蔵(阿波地大輔)/ゴロツキ(賀川泰三)/黒川善十郎(高村俊郎)/呉服屋(夢路いとし)/法印(喜味こいし)/備前少将綱政(那須仲太朗)他

光圀は胴巻を狙った長次から泥棒の大親分にされ、長次に親への土産の百両を作ってやる。

一部は、いい人が死ぬパターンが多いです。



じゃじゃ馬ならし・津山 (第十八話:昭和44年12月1日放送) ★★★☆☆

脚本:鈴木則文/監督:内出好吉

琴姫(高田美和)/弦太郎(浜畑賢吉)/おかね(笠置シズ子)/千代(岩村百合子)/高政(徳大寺伸)/山中修理(野々村潔)/上田大膳(武藤英司)/黒部刑部(楠木健二)/八重(沢淑子)/土井(林浩久)/梅之助(南州太郎)他

男装で武芸に励む琴姫の本心は、領民の為の婿探し。家老の陰謀暴き、光圀が良縁を世話。

格さん、琴姫の心をときほぐしていく・・・。今は「格さん=女に弱い」という感じになってますが、昔は違った!弥七出てこず。



どっこい生きてた湊川・兵庫 (第十九話:昭和44年12月8日放送) ★★★☆☆

脚本:吉田哲郎 梅谷卓司/監督:山内鉄也

吉五郎(大辻伺郎)/おせい(桜町弘子)/辰蔵(月形竜之介)/三助(二宮博児)/金駒の丈八(吉田義夫)/鬼若の勘次(月形哲之介)/玄庵(海老江寛)/小幡弥十郎(上杉高也)/甚八(佐藤蛾次郎)他

いい腕を持ちながら、古傷のためやけになる石工吉五郎を再起させ、楠木正成の石碑を立てる。

光圀が楠木正成、正行父子の墓を湊川に建立した史実をもとに。弥七登場せず。



父を訪ねて・鯖江 (第二十話:昭和44年12月15日放送) ★★★☆☆

脚本:浅井昭三郎/監督:田坂勝彦

篠塚仙之助(大友柳太郎)/お京(河村有紀)/丹波(永井智雄)/次郎吉(杉山直太)/田黒一平(山下麟一)/茂十(王生司郎)/太市(野々村圭)/旅籠の亭主(有馬宏治)/女中(矢野和代)/木撫猪之松(疋田泰盛)/宿場役人(森源太郎)他

悪郡代の用心棒に成り下がった父を、立派な武士と信じて探しに来た少年、郡代に捕われ・・・。

弥七登場せず。



子の刻登城・高遠 (第二十一話:昭和44年12月22日放送) ★★★☆☆

脚本:浅井昭三郎/監督:内出好吉

鎌田新左ヱ門(中村竹弥)/早苗(亀井光代)/小太郎(大川淳)/笠井市之助(坂口徹)/保坂哲次郎(中村孝雄)/谷口甚内(山村弘三)/相沢幸十郎(波田久夫)/小山(蓑和田良太)/古川(有島淳平)/番頭(泉好太郎)/内藤駿河守(中原弘三)他

毎年十二月最後の子の日に、藩士達が鎧に身を固めて深夜子の刻に登城する。

やっぱりいい人死んじゃうんですね・・・さみしい・・・。殿様に何度も「御老公」と呼ばれているのに、それを否定する黄門様が妙でした。弥七、今回も登場せず。



決闘・砂塵の宿・金津 (第二十二話:昭和44年12月29日放送) ★★★☆☆

脚本:津田幸夫/監督:山内鉄也

生方源十郎(田村高広)/おせい(北林早苗)/赤沢大助(草野大悟)/生方庄太(藤田和久)/おみよ(志乃原良子)/吉田屋清兵ヱ(永野達雄)/越前屋左兵ヱ(北原将光)/七左ヱ門(矢奈木邦二郎)/弥吉(河上一夫)/仁助(瀬良明)/作造(北見唯一)/辰造(田畑猛雄)/安松(田村保)/松田伝内(五味龍太郎)/磯見新兵ヱ(山岡徹也)他

手配中の土蔵荒しの浪人が人質を取り、町中を脅迫。

一部は、いい子役が多い。感動の父子愛。前話に続き、黄門様の妙なな言動あり。今回は、弥七出てきてもよかったんじゃないかな?



初春役者騒動記・高山 (第二十三話:昭和45年1月5日放送) ★★★☆☆

脚本:宮川一郎/監督:内出好吉

お静(島かおり)/歌三郎(平凡太郎)/銀之助(中村竜三郎)/お光(井上清子)/すずめ(西岡慶子)/牧右ヱ門(桑山正一)/甚兵ヱ(人見きよし)/久七(柴田侊彦)/五味竜造(丘路千)/鬼瓦(遠藤辰雄)/松(関敬六)/竹(海野かつお)/梅(畑中伶一)/喜助(千代田進一)/善太(丸凡太)/戸部伯龍(谷幹一)/金森丹波守(南廣)他

ヤクザを抱え込んだ南座が朝日座の役者を襲う。光圀主従が代役、舞台に立つ。

「ロミオとジュリエット」に、芝居で漫遊記、2つのパターンが楽しめる話でした。高山の殿様は血気盛んですね。それにしても弥七はいつになったら出てくるんでしょう?



謎の死紋・亀田 (第二十四話:昭和45年1月12日放送) ★★★☆☆

脚本:津田幸夫/監督:田坂勝彦

寺崎弥太郎(本郷功次郎)/縫(珠めぐみ)/太兵ヱ(森健二)/お京(左時枝)/松島右近(須藤健)/峰十太夫(山下清)/片貝大八(守田学)/浪人(宮城幸生)他

家老右近のため死罪になった重兵衛の藩政改革を継ぐ弥太郎兄妹の活躍。

題が渋すぎ・・・。サスペンス劇場でも始まりそうな勢い。イカサマで助格をはめる黄門様。弥七登場せず。



旅烏の子守唄・庄内 (第二十五話:昭和45年1月19日放送) ★★★★☆

脚本:津田幸夫/監督:山内鉄也

弥之吉(渡哲也)/庄左ヱ門(菅井一郎)/おかよ(加賀ちか子)/勘太(下沢寛之)/おきぬ(岡田千代)/与作(壬生司郎)/おたえ(時美妙)/天狗の伝吉(松原光二)/ひょっとこの松(金光満樹)/河童の竹(島田景一郎)/鬼塚の熊吉(藤尾純)/神山新吾(町田澄彦)/喜兵ヱ(有馬宏治)/番頭(有島淳平)/船頭(大城泰)/医者(藤川弘)他
渡哲也、菅井一郎、松原光二 他

祖父のもとへ少年を送る威勢のいい渡世人弥之吉。惚れこむ光圀。

やっぱり子役がいいです/演出がおもしろい。黄門さまの独り言?というか回想シーン?にウルウル・・・。弥七登場せず。



越後騒動・高田 (第二十六話:昭和45年1月26日放送)

脚本:中島貞夫/監督:内出好吉

市川紺太夫(藤田佳子)/おみつ(磯野洋子)/新之助(伊吹吾郎)/服部十左ヱ門(中村錦司)/お蓮(円阿弥谷津子)/お千代(河井美千子)/光長(村居京之輔)/とよ(三島ゆり子)/永見大蔵(高野真二)/主水(高田次郎)/役人(村田五郎)/お万(利根はる恵)/お市(上岡紀美子)/阿部豊後守(永田光男)他

高田藩政治を私する二人の悪臣。死をかけ光圀に訴える奥方侍女。

黄門さまの初恋の人登場!!その名は・・・“お連”。新旧格さん共演。かなりハードな話でしたが、弥七が出てこなかったのが残念。



暗闇の長者・白河 (第二十七話:昭和45年2月2日放送) ★★★☆☆

脚本:伊上勝/監督:内出好吉

妙(山本陽子)/別所縫之助(新田昌玄)/稲葉主膳(南原宏治)/方庵(山口幸生)/虚無僧(鈴木晴雄)/名主(田中圭介)他

新代官以来、暴動が消えた白河天領を視察。虚無僧に襲われ、そしてナゾの‘暗闇の長者’なる人物とは・・・。

弥七久々です、冒頭から大活躍。名台詞も飛び出します。 “だいたい名前が気にくわねぇ。暗闇の長者。闇に悪事はつきもんだ。そのてん、あっしのかざぐるまなんてのはいい名だ。かざぐるまはお天道様の真下でカラカラ回るもんでぃ” 。悲劇仕立て。



隠密無情・磐城 (第二十八話:昭和45年2月9日放送) ★★★☆☆

脚本:津田幸夫/監督:山内鉄也

志乃(岩崎加根子)/菊原平太(東千代之介)/堀江外記(杉山昌三九)/五味庄内(三島耕)/山形屋重兵衛(堀正夫)/木塚甚八(浜崎満)/薬売り(諸口旭)/飴屋(加川泰三)/乞食(宍戸大全)他

平藩家老堀江と山形屋の禁制品密輸。それを探る隠密。

隠密が出てくる話はたいてい悲劇ですね。弥七登場せず。



ならず者・桐生 (第二十九話:昭和45年2月16日放送) ★★★☆☆

脚本:鈴木生朗/監督:内出好吉

相良重蔵(内田良平)/おいね(青柳美枝子)/久作(中村是好)/辰吉(宮下堤)/鉄五郎(滝恵一)/お松(永野裕紀子)/善兵衛(石浜祐次郎)/忠助(入江慎也)/平右衛門(岩田直二)/脇田半太夫(夏目俊二)/千鶴(弥永和子)/子分(藤本秀夫)/役人(小峰一男)/村人(和田昌也)他

村人に裏切られ、ならず者の頭となった重蔵は水戸藩の脱藩者で格さんの友人でもあった。

弥七のもみ上げが前々回より長くなったような・・・。



上州からっ風・前橋 (第三十話:昭和45年2月23日放送) ★★★☆☆

脚本:田坂勝彦 鎌田房夫/監督:田坂勝彦

政吉(山田吾一)/お絹(高森和子)/林外記(永井秀明)/秀五郎(沼田曜一)/徳松(小林重四郎)/常七(田中直行)/万作(徳田実)/卯平(北野拓也)/平助(木谷邦臣)/作兵衛(飯田覚之)/与助(南勝)/陣太(大月正太郎)/辰三(野口貴史)他

八木節の歌い比べの前、村の歌い手政吉が、郡代によって仏像盗難を理由に歌を禁じられる。

今回は弥七が「こちらのお方は~」をやります。



乱斗鷹ノ巣峠・忍 (第三十一話:昭和45年3月2日放送) ★★★☆☆

脚本:津田幸夫/監督:内出好吉

お竜(佐藤友美)/脇坂民部(市川男女之助)/堀田大膳(竜崎一郎)/榊原十太夫(天津敏)/お蘭の方(万里昌代)他

忍藩を預かる家老が病気、代った次席家老の不正の証拠を握るが妻娘を人質にとられる。

弥七、ラス立ちは珍しく刀で戦っていました。



水戸の白梅・水戸 (第三十二話:昭和45年3月9日放送) ★★★☆☆

脚本:宮川一郎/監督:内出好吉

深雪(岩井友見)/冴(姿美千子)/森田図書(水島道太郎)/沼沢(原田清人)/中山備前(永田靖)他

旅を終え、水戸へ帰ってきた光圀主従。引け時を失い焦る城代家老に引退の花道を作ってやる光圀。

格さんもいよいよ深雪さんと結婚。最終回なのに弥七登場せず。

達人への道第1部作成にあたり、ノリPさんより多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました。


PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
すごいですね。
風車道(ふうしゃどう)とは初代風車の弥七が日本人の記憶から薄れるのを防ぐと同時に、世の中の弱い者いじめが好きな野郎たちに対して使える風車の術を教えるサイトです。世界中に発信するために英語を使用したりします。http://thewayofthepinwheel.blogspot.jp/

このサイトも水戸黄門のファンサイトとしてはとてもレベルの高い、歴史のあるサイトに感じられます。弥七親分とか、弥七が出演することに注目したりしているのがすばらしいです。
No Title
とても楽しく拝読させていただきました。
旅烏の子守唄・庄内、旅烏の若い役者が粋でカッコよくて
後味も良かった。最後に旅烏を追う人相の悪い二人組も
実は味方だとわかりますし。
子供心にべらぼうに面白かったと思っていたのですが、後に
その役者さんが渡哲也さんだと知りビックリ。
更に!あの子役が後の真田広之さんだったんで、尚ビックリです。
  • けろよん さん |
  • 2014/02/17 (22:46) |
  • Edit |
  • 返信
ブログ内検索
カウンター
Copyright ©  -- あぁ水戸黄門  --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]